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2018/11/30

佐々淳行さんの「後藤田正晴と十二人の総理たち」を読みました。

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『後藤田正晴と十二人の総理たち -もう鳴らない“ゴット・フォン”-/佐々淳行(文春文庫)』を読みました。

この文庫本には新たに帯が巻かれ、『追悼 佐々淳行 ミスター「危機管理」』と記されています。
亡くなった後藤田さんとの様々な仕事、思い出などを綴ったこの本の著者、佐々淳行(さっさ・あつゆき)さんも亡くなってしまいました。
テレビなどでもよくお見かけしました。歯に衣着せぬズバッとした物言いには、テレビでここまで言って大丈夫?などとも思いましたが、この本を読んで、幾多の修羅場を乗り越えてきた佐々さんだからこそなのだと感じました。
それほど佐々さんが後藤田さんからの“理不尽”?とも言える指令に全てをかけて応える姿は“壮絶”と言ってもよいものでした。

この本でも書かれているように、国家地方警察本部、警視庁(この間、東大安田講堂事件、連合赤軍あさま山荘事件において危機管理に携わる)、三重県警、防衛庁官房長、防衛施設庁長官、初代内閣安全保障室長を務め、昭和天皇大喪の礼警備にも携わり、まさに危機管理の最前線にいた人であったのです。

退官後には天下りせずに、“浪人”としてシンクタンクを創設しつつ、政府が他国と暗礁に乗り上げてしまった案件について、後藤田正晴さんからの電話“ゴット・フォン”を受け、厳しい言葉での指令・命令にもかかわらず、自費でアメリカに飛び、ワシントン(ホワイトハウスなど)でアメリカ政府の要人と談判して「落としどころ」を探り出して、見事解決策を日本に持ち帰るところなどは手に汗握るものでしたが、佐々さんの文章表現はとても“きびきび”として気っぷがよく、「読ませる」文章で、ドキュメンタリーとしても息詰まる素晴らしさがありました。
読物としても圧巻と呼べるものでした。

後藤田さんの怖いんだか、優しいんだか、厳しいんたが、愛あふれているのか、・・全部かも・・、佐々さんに対する働きかけは、それはそれは見事なものだと思いました。

後藤田さんと関わった十二人の総理達と、後藤田さんの指令で様々な進言をするくだりもリアルで、そのときの総理の態度や発言も、今読ませてもらうと、とても興味深いものがありました。
「あのとき、こんなことが官邸で話されていたのだ」と、胸に迫ってくるのです。

後藤田さんの国の危機管理に対する思いや、人柄、そしてそれを叱られながらうれしそうに拝受し、行動に移す佐々さんの様子が描かれているこの本、460頁もありましたが、ぐいぐい読み進める良い本でしたd(^_^o)

2018/11/27

テレビの録画で再確認した月組「カンパニー」と「BADDY」

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宝塚歌劇・月組が今年の4月に東京で公演した「カンパニー -努力、情熱、そして仲間たち-」と「BADDY -悪党は月からやって来る-」のミュージカル、ショーの二本立て、NHKで放映されたものを録画しておいて、同じ月組の「エリザベート」公演が終了した今、あらためて見てみました。

娘役トップの愛希れいか(まなき・れいか)さんも今回のエリザベート公演をもって卒業となり、そんな今、見てみるとどんなふうに見えるのか、ちょっとたのしみでした。

ミュージカルの「カンパニー」は、トップの珠城りょう(たまき・りょう)さんの真面目で真っ直ぐな感じがよく出ていましたね、東京宝塚劇場で見たときには、ストーリーを追ったり、登場人物の確認をしたりしながらだったので、こんなに心落ち着けて見ることができませんでした。

珠城さんの愚直なくらいのサラリーマンが、ほぼ左遷的な異動でバレエ団の名目プロデューサーになり、そこでの努力の物語でしたが、美弥るりか(みや・るりか)さんのプリンシパルのプライド高く、孤高な様子と対比的に存在している様子があんなにくっきりと描かれていたのかと、再確認いたしました。

妻を亡くした珠城さんの健気な仕事ぶりとその様子、そしてその珠城さんに恋してしまう愛希さんのちょっと“ベタ”な恋愛模様もすんなりと心の中に入ってきました。

海乃美月(うみの・みつき)さんの必死なトレーナー業の様子や、月城かなと(つきしろ・かなと)さんのアイドルがバレエに挑戦する情熱などもいいエピソードとなり、この物語、今見るとなかなかいいじゃありませんか(*^_^*)


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見ていて何度か涙が出てしまいました。
このブログでも何度か書きましたが、宝塚は「書き下ろし」が大きな魅力だと、長いこと宝塚を見てきましたが、「そうだよ、そうだよ、ちょっと忘れてた」と思い直しました'(*゚▽゚*)'

続いてのショー「バッディー」も、宝塚としては例外というか、規定外というか、反則というか、ここまでやってもいいのか、というか(^_^;)あのときはたしかに劇場で驚いたり、ちょっと怒りめいたものまで感じましたが、あの“怒りのロケット”含め、今なら楽しく見ることができたのに自分でも驚きました。

月城さんがロブスターみたいになったり、瞳花ゆりの(とうか・ゆりの)組長の頭に地球儀が乗っていても、今なら大丈夫(#^.^#)
サングラスで大階段をトップスターが降りてきても(ちょっとヤバい感じもするが)、シャンシャンがタバコから“煙もくもく”でも、どんと来いだっ!(^^;)

こんだけやれるのは、宝塚の“強み”だ!
なんでもやってしまうのが宝塚の武器だ。今までもいろいろあったぞ!それらを思い出せd(^_^o)

というわけで、長女とショーについては爆笑で見てしまいました。
そしてこのショーでも美弥さんは強烈かっこよかったヽ(=´▽`=)ノ

なんだかんだいって、宝塚は相変わらず最高で、最強で、いちばん楽しいのだ。
最高のエンターテインメントになっておる、文句あっか!!

興奮したところで今回はおしまい! ジャンジャン・・。

2018/11/26

伐採した庭の木々の枝を粉砕機にかけた・・たいへんな作業だった

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以前、我が家周辺の変化に伴って庭の樹木の伐採を大掛かりに行ったことをこのブログに書きました。
それらの伐採された枝は、まとめて残されていたのですが、市で枝の粉砕機を貸してくれるサービスがあるということを知り、お借りしました。

ガソリンエンジン式と電動モーター式があり、エンジンの方をお願いしたのですが、持って来ていただくと、どうも調子が悪く、親切にも再度モーターの方を持って来てくださいました。ありがたい。

この連休の土日を使って妻、子供と共に作業をしたのですが、いやもうたいへんなことでした。
土曜日は、早朝、私がインフルエンザの予防注射をしたのち、朝食をとってから始めたのですが、2トントラック4台分はあったでしょうか、伐採した枝を粉砕機まで運び、粉砕機に入るくらいの大きさ、長さにノコギリでさらに切り、代わりばんこに粉砕機を担当してガリガリとやると、下からチップになって落ちてくるという寸法です。

親指より太いくらいの枝になるとブレーカーが働いて停止してしまい、復活に時間が掛かったり、出て来たチップは肥料にするために別の場所に運び、流れ作業というよりも、“滞り作業”といっていいくらいの難作業でした。

私はインフル予防注射のあと、「おとなしくしていてくださいよ」という先生の言葉を無視したせいか、午後も途中になると倒れてしまい、着替えて布団に・・(T_T)

あとは妻と長女がなんとか一日目は頑張りました。

二日目の日曜日は、私と妻で必死の作業。
なんとかトラック4台分のうち、3台分くらいは終えました。
最初に始めたときには、半分も終わらないだろうと思っていましたが、複数人で作業すると一人作業よりも何倍も捗るものです。

ある程度の目処がつき、日曜日の作業は終了。
自分と家族にご苦労様!です。


【Now Playing】 Rocky Raccoon / The Beatles ( Rock )

2018/11/25

万博を大阪でやるって決まって急によろこびだす人

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2025年国際博覧会の開催国に日本の大阪が選ばれたそうで、なんだかしらんが、よろこんでいる人がプラカードのようなものを掲げている場面が映し出されたり、政府、府、経済界の人もたいそうな喜びようです。

この瞬間から反対している人、していた人、決定に不満の記事は消えました。
東京オリンピック開催決定のときみたい。

政府はこの万博による経済効果を全国で約2兆円と試算しているそうで、東京オリンピック・パラリンピック後の景気浮揚策に位置付けています。
簡単にいうと、オリンピック後に経済的には大変なことになるから、これでまた繋げる・・ってことなんじゃないでしょうか。

大阪府と市は、会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)を万博後にカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目論んでいて、「ああそうかい」と思いました。
脳天気な人以外に誰が喜んでいるのか想像すると、この万博がどんなものかわかってきます。

会場建設費は約1250億円だそうです(T_T)
これを国、府・市、経済界が3分の1ずつ負担するんだそうで、またこんなことにお金を使うんかいっ!・・って思わない人もいっぱいいるんでしょうね。
このお金をどう捻出して、どう使うと、誰が儲かるのか・・って考えることも大切です。

世界のあちこちから来る人をおもてなすんだ、と張り切っている人もいるかと思いますが、これも東京オリンピックと同じく別に何か開催して来る人じゃなくても観光等で日本に来る外国の人達を皆でおもてなししてあげればいいんじゃないですか。
なぜ大金を掛けて度重なる災害に苦しむ人達を差し置いてでも大きな催しをしなければならないのか、今まで何度も書きましたが、私には理解不能です。

大阪万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」ということで、人工知能や仮想現実などを体験できる「最先端技術の実験場」にする・・となっていますが、これに即座に反応してわくわくするような人がいるのかなぁ。
人の感覚って鋭くて、様々な報道を見ていて私が感じるのは、「金」の大きな動きと、その裏で蠢く組織と人です。不思議とそういう感覚って侮れないのです。

1970年の大阪万博の「人類の進歩と調和」っていうテーマは、割と日本人にはわくわくするものだったのだと思います。そして、時代の空気、風が後押ししていたように思います。何かとんでもなく素晴らしい未来があるんじゃないか、見られるんじゃないか、などと多くの人が思っていたかもしれません。

でも、あの会場に今残っているのは、『太陽の塔』。
岡本太郎の、あの塔が表現していたものは、むしろそういう人類の進歩って、ここで描かれているものはそんなにいいものじゃないぞ、人類の進む道って別にあるんじゃないか、というものだったと思います。近年塔の内部展示も復活しましたが、それを見てますますそういうことが感じられ、今年、そんな内容の映画まで作られています。

皮肉なもので、人類にとって科学的な進歩が良いものだっていうことに対する一番のアンチテーゼとなった「太陽の塔」というシンボライズされたものだけがあの会場に残っている。誰も壊すことができなかった・・。
そんなことも、もう一度考えてみることが私達普通に生きている人にとって大切なことなんだとあらためて今回の報道を見て思ったのです。


【Now Playing】 浜美枝のいつかあなたと / ゲスト:阿古真理 作家・生活史研究科 ( 文化放送 )

2018/11/24

山口マオ版画クラブ作品展を見てきた。

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昨日、『山口マオ版画クラブ作品展』を千葉市中央区大巌寺町、淑徳大学前にある「自家焙煎珈琲豆屋・じゃくう鳥」にうかがい、見てまいりました。

写真をご覧になると山口マオさんの作品、どこかで出会っている人は多いのではないでしょうか。不思議で、愉快そうだが、ちょっと怖い感じも入っているマオさんのイラストなどをはじめとする数々の作品、私も他の美術館などで拝見したことがあります。
そのときは、マオさんご本人がいらっしゃたので、ポストカードにサインしていただいたこともあります。
とても若々しい印象の方でした。


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今回のじゃくう鳥での展示は、山口マオさんの木版画教室の方々の作品を含め、版画の展示でした。

マオさんの作品、版画という手法にとても馴染みます。
よりマオさんの世界観がくっきりとするように感じました。


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メルヘンチックなものがあるかと思うと、何やら独自の世界が展開されているものなど、楽しめました。
そして、じゃくう鳥の珈琲も相変わらず、うまいっ!

また「じゃくう鳥ブレンド」と「コスタリカ」、「ブルンジ・ブルボン」の豆を買い求めました。家族にも評判良しd(^_^o)


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いよいよ明日、11月25日(日)が、今回の作品展の最終日です。
まだじゃくう鳥にいらしたことのない方、ぜひ一度素敵な作品とおいしい珈琲を味わいに行ってみてください。


【Now Playing】 The Cat / Jimmy Smith ( Jazz )

2018/11/23

映画「バッド・ジーニアス -危険な天才たち-」を見てきました。

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映画『バッド・ジーニアス -危険な天才たち-( Bad Genius )/2017年・タイ 監督:ナタウット・プーンピリヤ 出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン (リン役)、チャーノン・サンティナトーンクン(バンク役)、ティーラドン・スパパンピンヨー(パット役)、イッサヤー・ホースワンタネート・ワラークンヌクロ(レース役)』を見てきました。

タイの映画ですが、中国で実際に起こったカンニング事件をもとに作られた映画です。
ほとんど全編、カンニングのシーン、あるいはカンニングを実現するための様々な行動のシーンで埋められている感じで、最初の方から最後まで、ハラハラのし通しだし、あまりのスリリングさに思わず声を上げてしまったところもありました。
一緒に見た妻は、それが怖くて見たあとにはぐったりしておりました。
私は、2時間10分という長丁場を、退屈なシーンなどひとつもなく、あっという間に見終えた感じでした。
いい映画だったと思います。


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小中学校を優秀な成績で過し、進学校に特待奨学生として転入してきたのが主人公の女生徒。
友達の女性をテストのときに助けてあげたのがきっかけとなり、その助けてあげた女性の彼氏から儲け話としてのカンニングを持ちかけられ、次第にカンニングの規模と、その報酬額が大きなものとなり・・やがては、『この天才少女を中心とした高校生チームが世界規模のプロジェクトに挑む』というスケールの大きな話になっていきます。


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アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」をカンニングで攻略というシーンがいちばんのスリリングな展開となるのですが、もう手に汗握るなんてものじゃなくて、心臓にわるいシーンがものすごい緊張感の中で繰り広げられました。


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結果がどうなるかは映画を見てのお楽しみとして、主人公の女性とその友人、またやがて主人公の計画に加担するやはり優秀な男子学生との人間関係や、それぞれのキャラクターが人生をどう生き抜いていくのか、ということまで問いかけてくる物語でした。
ラストシーンも、それらの未来がどうなるのか、見ている人の想像力に頼るようなものになっていました。

上映館も少ないかもしれませんが、見たらスリリングのジェットコースターに乗って、一気にラストシーンまで突っ走りますので、覚悟の上ご覧くださいd(^_^o)

2018/11/21

発売50周年を記念したザ・ビートルズの通称「ホワイト・アルバム」・・まだ手に入れていない・・・。

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ビートルズが1968年に出した二枚組のレコード。「The Beatles」、通称“White Album”。もう発売されましたが、まだ手にしておりません (・_・;

けっこうお金のかかる時期に入っております我が家ですが、そんな最中、ポール・マッカートニー来日もありましたねぇ(^_^;)行けるわけがない!

聞くところによると、ポールとウイングスの「ワイルド・ライフ」と「レッド・ローズ・スピードウェイ」もスペシャル・エディションが12月あたまに出るという。

そして、すでにジョンの「イマジン」のスペシャルなやつが出ておりまして・・もう完全に金銭的に手が回りません。

さらにローリング・ストーンズの「ベガーズ・バンケット」という私が一番好きなストーンズのアルバムまでもが50周年記念エディションを出すという。

どれもこれも買えやしないよ( ̄O ̄;)

先日のラジオ日本の番組「ビートルズ10」では、「ホワイト・アルバム」の特集があり、聞いたこともない録音が流れていました。
それがまたとても良いし、興味深い!
ホワイト・アルバムについては、何とか、どうにか、手に入れようと思っておりますよ。

デモ・バージョンやセッションでのテイクなども興味深いし、リミックスされたこのアルバムの音もぜひ聞いてみたい。
ホワイト・アルバムは、曲によってもかなりサウンドが異なりますが、でも私には全体的にギターの音、ドラムの音が“荒い”、“ザラッ”とした感覚があり、それがまたこのアルバムのひとつの魅力だなんて思っております。

それをいったい、ジャイルズ・マーティンがどう料理しているのか、めっちゃ興味あるんですよねぇ(*^_^*)

初めて聞いた頃から、このアルバムでのジョンの曲がどれもこれも“尖っている”ように感じ、好きな曲ばかりなのです。
ジョンの魅力も再発見できるかもしれないな・・などと思っています。

手に入れて、聞いてみたならば、このブログでもぜひいろいろと感想を書いてみたいと思っていますよ。

今週か、あるいは来週くらいには手に入れようと思っています。
それまでは、ドキドキしつつ私自身も楽しみに過したいと思います。
聞くまでの想像も楽しいものなんです、クルマが納車されるのを待つみたいにね(#^.^#)

2018/11/19

武田百合子さんの「日日雑記」を読んだ

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『日日雑記/武田百合子著(中公文庫)』という本を読みました。
本屋でたまたまこの本を発見するまで、著者の武田さんを知りませんでした。

故武田泰淳氏と結婚し、一女をもうけ、夫の手足となり、口述筆記をしたり、車の運転をして取材旅行に同行されていたとのこと。
夫の没後に、「富士日記」などで文学賞などを受賞され、平成5年に亡くなられています。

この本が目につき、ちらっと見た瞬間に、ただのエッセイではないものを感じました。
身辺の出来事、その折々の想いを綴ったものですが、その表現力、様々な事象に対する受けとめ方、感じたことを“まんま”書いているようで、ストレートに見えるが、微妙に手元で変化する球のような・・一筋縄ではいかないものを感じました。

はっきり言って、その表現に“虜”のようになってしまい、そして自分がこうしてブログ等でいろいろと書いている文にもたいへんな参考になりました。

「打て」と言って投げて、相手が打とうとすると、フッと打つ瞬間にボールが揺れるような感じ。
それが読んでいるこちらには、とても魅力的な文になっているのです。

逆に武田百合子さんを打者に例えると、来る球はなんでも打つ。
しかも右に左に、単打、長打、バントまで含めて変幻自在です。

テレビで見た人の発言についてああだこうだ、通信販売についても、猫の死とそれに伴う弔いの際に思ったことや、美空ひばりのドーム公演に行ったときに見たファンの異様とも言える様子と、ひばりの歌への感動について、などなど、どんな話題も武田さんが料理すると、誰にも考えもつかない文章になってしまう、というのが私の感想です。

例えば上記の美空ひばりさんの公演でのファンの様子について書いている部分では、読んでいるこちらが、がっかりするというか、残念に思ってしょぼんとしてしまうようなことを平気で書いていて、でもそれが武田さんの目を通した世間の様子として、とてもリアルに描かれているのです。
ひばりの歌とステージについては、そのまま武田さんが感じたことが直接的に書かれていて、こちらは別の面でその臨場感ある表現に唸ってしまうのでした。

その他、武田さんの周囲の人達とのやりとりや、出来事についても淡々と書かれているのに、毒があったり、よろこびがあったり、あきらめがあったり、感嘆があったりと、飽きることのない話題とエピソードに次々と頁をめくりました。

不思議で味わい深い武田百合子さんの文章。
いいものに出会いました。

2018/11/18

映画「あいあい傘」を見てきました。

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映画『あいあい傘/2018年・日本 監督:詫間孝行 出演:倉科カナ、市原隼人、原田知世、立川談春、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、入山杏奈、トミーズ雅、他』を見てきました。

監督がラジオ出演して、「いい話だから見てください」とおっしゃっていましたが、ほんとうに“いい話”でした。

主演の倉科カナさんは、25年間自分と母親を放っていた父を探しに父(立川談春さん)の住む町を訪ねて来ます。

父の談春さんは、25年前に、幸せな家庭を妻と娘の倉科カナさんと築いていたが、ある日会社の不祥事で、社長秘書をしていたため、全てを自分の責任として背負って遺書を書いて死んでくれと社長にひざまずいて頼まれ、「家族の面倒は会社がみるから」と、死なねばならない状況に追い込まれたのでした。

雨のそぼ降る神社わきの山林で死のうとしたところに傘をさしかけたのが原田知世さんでした。神社の近くで食堂を営んでいる女性でした。
命を助けられ、それから25年間、知世さんの娘を実の娘同様に可愛がり、育て、籍も入れぬまま談春さんは別れたきりになった妻と娘のことも思い、毎日神社でかつて住んでいた横浜の方向に祈って過してきたのでした。


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倉科さんは、父の周囲の人間から様子を探り始め、想像と異なり、静かに、そして平凡に、見た目は幸せに暮らしている父にやがて怒りを爆発させます。
そのときには、父以外の周囲の人達にも素性がバレてしまっているのですが、その際の演技は倉科さん、一世一代の迫真の演技を見せてくれました。素晴らしかった。

でも、どうみても内縁の妻である原田知世さんも、周囲の人達も皆いい人ばかり、逆に倉科さんのことをみんなで心配するという・・こういう物語としては意外な展開でした。

皆がみな、人生をつらくても精一杯生きて、そして家族や、周りの人達のことを考え、思い、やさしく生きて行く、その姿にもうこの時点で涙腺やばい状況です。

最後、25年ぶりの再会をお祭りの夜の幻想的な映像の中で果たす父と娘のあまりにもいい演技に、ついに私は嗚咽してしまいました。
はばかるところなく、もう泣きまくり、ハンカチは“ぐしょぐしょ”です。

今の世の中、殺伐としたテーマの映画、殴る蹴るの暴力、そして破壊、恨み辛み、怨念、邪悪な者を礼賛するかのような妙な話など、私の大嫌いなものが多いのですが、久しぶりに心が浄化されたようでした。

“いい人ばかり”が出てくるなんて・・という人もいるんじゃないかと思いますが、主人公の倉科さんの哀しみや、怒りがあふれてくる中、談春さんの住む町の人たちが、倉科さんをあたたかく迎え、心配する様子に胸がじんとなり、自分もささやかだが、静かに、そして力強く生きて行きたい、とあらためて思ったのでした。

2018/11/17

電池交換をして考えた

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時計の電池を交換しようとして、ちょっといろいろありました。
ある朝、腕時計の針が止っていたのに気づき、その時計はふだん使っていた時計が壊れ、少し長い修理期間中に代替としてひとつ買っておこうと思った安いものですが、電池も切れんと長いこと動き続けてくれました。

電池交換に当時買ったお店に行きましたが、その店はすでになく、同じフロアに“おしゃれな時計屋さん”があり、でも展示ケースにはあちこちベタベタと「当店でお買い上げになられた時計のみ電池交換します。その際は保証書の提示が無ければできません」と“つれない”お言葉が・・。
でも、何もこんな書き方しなくてもいいのに。と、思いましたよ。

というわけで、また別の日にネットで調べて「技術者がおりますので、遠慮無くお訪ねください」的なことが書かれていたショッピングモール内の時計屋さん(これも若い女性が店番をしている“おしゃれなお店”)に持っていきましたが、時計を見せ、電池交換を・・と口に出した瞬間に店員さんの表情が曇ったのを見逃しませんでした。

番号札をもらい、一時間ほどあちこちの店をひやかして、お店に戻ると、「これは錆びが回っていてここでは無理です。工場に運んで電池交換するので、その分料金も発生します」とのこと・・。
私は日々使い終わるときれいに拭いていたし、見てもどこにも錆びなんかないよ、と思いつつ、がっかりしながら「いいですよ、このまま持って帰ります」と言うと、やや安心したような表情でした。

なんてことで、今度は「町の時計屋さんにお願いしよう」と思いましたが、どこもかしこも探しても全然無いっ!!
みぃ~んな“おしゃれな時計屋さん”みたいなのがショッピングモール内にある、ということになっているのでした。

それでも意地で探すと、千葉の街中に二軒発見。

で、本日のお休みに出掛けましたが、一軒目はお休みなのか閉まっていた。

二軒目は・・やっていた'(*゚▽゚*)'

「こんにちは~っ」と声をかけると「はいよ~っ」と出て来た方が、「ああ、ちょっとそこに座って飴がテーブルにのってるから、それでも舐めててよ」との“打てば響く”返事(*^_^*)

作業机に向かうとカチャカチャと音がしてて、「ベルトの部品が一部壊れてるからそれも直しとくね」と。あっという間に電池交換も終えて作業は完了!

・・「なんだ、やっぱりこういうことじゃん!」と私は思いましたよ。

つまり技術のある、出来る人がいないんですよね。

これは時計屋さんに限ったことじゃないんじゃないか、とも思いました。
いろいろなところでこういうことが発生していて、それはたいした問題じゃないと思っていると、やがて大変なことになるっていう片鱗が見え隠れしているのだ・・これに気づくと様々な分野で今後の日本の働き方に対するヒントが出てくるんじゃないか、などと愚考いたしました。

ただの時計の電池交換でしたが、ちょっと立ち止まって考えると何かが見えてくる、っていうお話でしたd(^_^o)

2018/11/15

斎藤孝さんの「大人の対応力」を読んだ

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『大人の対応力/斎藤孝著(ワニブックス)』という本を読みました。
この本は、最初に本屋さんでチラ見したときに、もう驚いてしまったのですが、まさに現代の、現在の日本で起こっている事象に対して、どう大人は対応するのか、即読み、即実行出来るような事例がわんさと載っているのでした。

その事象というのは・・特にここで書かれていたのは仕事の場でのことにほとんど特化されていましたが・・。

嫌味を言ってくる

急にスケジュールを変更してくる

一方的に怒りをぶつけてきた

帰りたいのに、飲みに誘われる

業務連絡への返事が来ない

愚痴を聞かされる

打ち合わせが長引く

部下から強めに反論された

上司がミスを自分のせいにした

結婚しないのかと聞かれる

妊活問題に首を突っ込んでくる

・・ちょっと挙げただけでもこんなです。

で、それぞれに今いちばん難しいというか、センシティブというか、部下や女性に対する対応については、事細かに、問題に発展しないように、実に丁寧にその実際の方法について書かれていました。
これは現在の大人社会で生き抜いていくには“必須”の項目であり、作法であるな、と思いましたよ。

また、部下だけでなく、自分のミスではないのに、勘違いをして怒る上司への対応についても書かれていました。目下の者に対する扱い方だけでなく、社会人として生き残るためには、上司への対応も、これまた大変っ!ていうのが現在の大人な社会です。

上司へは、ぜったいに反論せず、タイミングを見計らっての、言い訳でない説明をするということが書かれていましたが、その方法も実にきめ細かくて、ここで書いてしまうと斎藤さんへの営業妨害になってしまうので書きませんが、私には今まで一度も出来なかった“ミラクル”な対応が書かれていました。

というわけで、この全方位注意しつつ生きていかねばならぬ世の中、この本も参考に、“しずしず”と、でもって“アクティブ”に生きていこうじゃないの!と、自分を鼓舞したのでした。


【Now Playing】 Dance Cadaverous / Wayne Shorter ( Jazz )

2018/11/14

月組 エリザベート観劇しました。

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宝塚歌劇・月組東京公演「エリザベート -愛と死の輪舞-」観劇してまいりました。
チケットも完売で、今回はあきらめようかと思っていたところ、マダムからあたたかい手を差し伸べていただき、無事観劇することができました。ほんとうにありがとうございました。

トートはもちろん珠城りょう(たまき・りょう)さん。
エリザベートは、今回の公演で退団される愛希れいか(まなき・れいか)さん。
フランツ・ヨーゼフは、美弥るりか(みや・るりか)さん。
ルキーニは、月城かなと(つきしろ・かなと)さん。
ルドルフは、今回役替わり公演ですが、私の見た回は、風間柚乃(かざま・ゆの)さん。

全体の印象は、私が今まで生で観劇したのは、水夏希(みず・なつき)さんの雪組、瀬奈じゅん(せな・じゅん)さんの月組、明日海りお(あすみ・りお)さんの花組公演でしたが、そのどれとも全く異なる印象でした。

すごく、はっきり・くっきりとした舞台で、水さんの氷のように冷たい感じとも、瀬奈さんのちょっと人間くささを感じさせるものとも、明日海さんの神がかり的なこの世のものとも思えない感じ、どれとも異なり、エリザベートという物語に真っ向から取り組み、小細工なしの全身で全力で珠城さん、愛希さんを中心に月組が力強く、そして煌びやかに演じていた感がありました。
こういうエリザベートもありだと思いました。そして珠城さんらしい真っ正面から作り上げてきたものでした。
そして、珠城トートの魅力も感じました。宝塚大劇場で演ってきて、手応えを感じていらしたのではないかと思いました。


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愛希さんも、正面からエリザベートという難役に挑んだ感じ。
演技の隅々まで、指先の動きひとつひとつまで、今までのトップ娘役の経験から得たものをいかして見事だったと思います。絶唱という感じで歌いきり、倒れるシーンなどは、見ていて涙が出て来ました。

美弥さんは、やはり彼女の持てるものをいかしきってフランツ・ヨーゼフを作り上げていました。大劇場では一度倒れられた・・??ともお聞きしましたが、ほんのちょっと不調を感じるところがありました。隠してはいましたが、いまひとつ本調子ではないように私には感じました。

月城さんも、変な作り方をしていないルキーニで、好感が持てました。
これも月城さんご本人の魅力がルキーニに“乗り移って”いたのかもしれません。さまざまなルキーニを舞台で、ビデオで見てきましたが、ワイルドな中にも“美しい”気品あるようなルキーニで、私は好きです!d(^_^o)

ルドルフは、風間さんの回でしたが、立ち姿も凜々しく、なかなかのいい男役だと思いました。
「闇が広がる」のあのシーンも見せどころとして、きちんと成立していました。好演です!

その他のメンバーも月組らしい個々が練り上げていくタイプの作り方で、それらが見事に合体・融合していて、組の持ち味がよく出た作品になっていたと思いました。

フレッシュでスター性を持った組子が多い月組、龍真咲(りゅう・まさき)さんがトップの頃からまた一段と進化し始めているのかもしれません。
次のトップ・コンビのプレお披露目公演も楽しみになってきました。

2018/11/13

銚子に行って来た、その2「GARE」と「犬吠埼灯台」

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前回、銚子市馬場町・圓福寺でのイベントにうかがったことについて書きました。
その後はせっかく銚子に来たのだから、と思い中央町にある「GARE」というライブハウスに出掛けました。

ここは、私の中学時代の担任の美術の先生から何度も話を聞いていたお店です。
ジャズのライブなども行われ、先生からお誘いもいただいたのですが、何せ遠いので、帰ってくることが大変、なかなか足を運ぶことができませんでした。

入ってみると、その先生の作品が壁面やその他あちこちに飾られていて、居心地がよく、あっという間に心ゆるしてしまいました(#^.^#)

マスターに声をかけると Facebook でも知り合っていたので、話は早い!d(^_^o)

せっかくなので、ランチを食べようと思いました。
マスターからガレ・ランチがおすすめということなので、それをお願いしましたが・・。


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写真を見てくださいな'(*゚▽゚*)'これで珈琲もついて千円なんですって、銚子漁港もすぐそこの新鮮なお刺身盛り合わせに、生姜焼き、その他写真のとおりですよ(*^_^*)
いいのかなぁ・・こんないい思いをしちゃって・・というわけで、完食でございます(^_^)


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オーディオからは、ジャズも流れていて、とんがらない素直な音が私好みでした。
今度は先生とライブを聞きに訪れたいものだと思いました。
マスター、ごちそうさまでした。

ガレをあとにして、今度は銚子と言えば「犬吠埼」だろうということで、犬吠埼灯台に向かいました。


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まだ子供が小さかった頃に泊まりがけで来た犬吠埼。
白亜の灯台は健在でした。
力強くも、気品があって、美しい灯台です。


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灯台のある高台から海に降りてみると、太平洋の荒波が・・。
しばし、海を見て過しました。
たまにはこんなのもいいです。

帰りには、“お約束”の「銚子電鉄・ぬれ煎餅」を買い求め、帰路に着きました。
朝から盛りだくさんでしたが、いい一日になりました。
銚子、いいところです。なんか空気がやさしいんだよね。

2018/11/12

銚子に行って来た

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休日に銚子に行って来ました。
もともとの目的は、銚子市馬場町にある「飯沼山 圓福寺」で行われる語り公演「犬吠の太郎」を見に行くことでした。


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チラシの写真を載せていますが、版画家・土屋金司氏の作品をバックに高村光太郎の詩のモデルとなった男「犬吠太郎」のお話を語るというものでした。


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併せて、圓福寺では、その土屋金司氏の版画展『仏と鬼と銚子の風景・土屋金司 版画と明かり展』も開催されていて、力強くも、情感あふれる土屋氏の版画も楽しめるものでした。

当日二回公演の一回目を見させてもらいましたが、以前の竹久夢二美術館での夢二の銚子での恋物語とはまたひと味ちがったおもしろさがありました。
また、関根真弓さんの語り口もいっそう余韻あるものになり、間の取り方も実に絶妙でした。
「銚子浪漫ぷろじぇくと」の皆さんの力を合わせた当日の公演、素晴らしい物でした。

公演後、土屋先生がマイクを持ち、ご自身が大病され、「もう版画家としての人生は終わった」と思っていたところに、このプロジェクトのスタッフから犬吠の太郎の作品を表装し直して、その前で公演する話が出て、先生、もう一度版画をやってみようと奮い立ったお話をされました。
観客からは大きな拍手が・・。

私はそのいい話を聞いて涙してしまい、こういうことを聞けてよかった、また、そのようなことができるような人間に自分もなりたい、などと思ったのです。


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圓福寺では、さらに「第九回・寺宝展」として、本堂で『嵯峨本 伊勢物語の世界』の展示がありました。
日本の印刷史上の記念碑的な存在である「嵯峨本 伊勢物語」の聖地である銚子の圓福寺での大公開でした。


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慶應義塾大学附属研究所・佐々木孝浩教授による解説(講演)もあり、この1600年代のお宝とも呼べる作品を間近に見ることが出来ました。


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銚子、あなどれないです。

このあと、また少し別のところも回ったので、それはまた次回以降にご紹介いたします。
銚子は気候もよく、いいところですd(^_^o)

2018/11/10

そもそもどういうことだろう、最後に誰が喜ぶのだろうと思うとわかってくるような気がする。

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出入国管理法の改正ってのがどうなるのか、ちょっと気になりました。
私のような政治などにあまり興味のない人間が気になるってことは、将来の私達の生活に、なんらかの影響が出てくるのではないかと、心の中で何かが囁くからです。

過去に小泉さんが首相のときに「労働者派遣法改正」があったかと思いますが、「構造改革」だなんて言って、竹中さんという大臣が強力に進めたこの法改正によって日本に、そして私達の生活に実際に起こったことと言えば、『貧困と格差』がそれこそ際限なく進行した・・ってことだったんじゃないでしょうか。

いつも思うのですが、自分が現行、正規社員であり、給与的にも立場的にも良いところにいる人は、うまく生きていて、深く考えない人がいるのだと思いますが、でも同じ人間で恋人や妻や、子供やその他家族がたくさんいて、毎日生活していて、今の格差がどう考えてもおかしいって感じなかったら、それは人としてどうなのかと思うのです。ようするに“人でなし”ってこと。

同じように働いているのに、ただ生活していくので手一杯!ましてや結婚して子供をもうけて、家族として生活していくことが二人で働いても苦しくてどうにもやっていけないという人が多くいるというのは、やはりおかしいことだと思います。

つまり、誰かがその「家族達」の幸せを搾取しているということです。
その誰かはごく少数な人達。
その少数な人達のために皆必死で働き、余裕なく生きて行く、そして死んでいく。

今回の出入国管理法の改正も、ああだこうだと理由をつけてはいますが、簡単にいうと、ただ「労働力」が欲しいだけだと思います。
改正でたしか外国から入ってくる労働者に二種類の区別をつけ(それをどう、だれが判断するのかもよくわからない)、そのひとつの種別では入国してくる外国の労働者は、一人働くことを求められ、家族は認めない、そして5年で帰れというものだったと思います。

入ってくる人を人として見ていないのではないかと感じました。家族もへったくれもありません、一通り働いたらとっとと帰れっ・・ってわけです。

きつい、きたないなど3Kなんて言われている仕事に日本人がなかなか就かなかったりするから、そして企業などから文句を言わない安い労働力をなんとかしてくれと言われているからそんな法律改正をしようっていうんじゃないのですか?!

つらくきつい仕事にもっと報酬を与えれば仕事をする日本人だってたくさんいるんじゃないのかな。劣悪な仕事環境と仕事量でうまいこと安く雇おうとするから人出が足りないなんてことになるんじゃないのかな。

これは、労働者派遣法改正の頃から脈々と続いている真面目にコツコツと働く人達をひどい目に遭わせている流れの一貫なんじゃないの・・などと思いました。

ひと言でいうと、「ほんの一握りの人間のために、多くの人がギリギリの状態で働く」社会を作ろうということだと思いました。
それが間違っているっていうんだったら、あなたは“一握り”の人の中に入っているんですよ。

東京でのオリンピックも誰のために何のために開かれるのだろう、と少しばかり考えてみた方がいいと思います。
今やアフリカよりも厳しいと言われている真夏の灼熱の東京で、人に厳しい環境で、さらに多額の予算を掛けて多くの物を破壊し、無用に巨大な施設を新たに作り、なぜオリンピックを東京で開催せねばならないのでしょうか。

私がいつもヒントとして考えるのは、誰がよろこんでいるのかを想像すると何かが見えてくるということです。
さあ、誰なんでしょう・・。考えてみよう・・・。

きょうはちょっと真面目になって書いてみました。

2018/11/08

メンタリスト Daigo の「メンタルハック大全」を読んだ

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『メンタルハック大全(MENTAL HACKS)/メンタリスト Daigo 著(セブン&アイ出版)』を読みました。

著者のダイゴさんは、テレビで見ていても超人的な洞察力や、確信を持った様々な行為、活動をされていて、私から見ていると、やや人間的なちょっと“おっちょこちょい”な部分や、情緒的なところがあまり感じられません。
・・不思議な人物です。

著書も、ものすごい数で出版されていますが、彼の日々の勉強や、完全に制御されたスケジュールからすると、それも可能なことなんだな、なんて感心というよりも、ただ茫然とするだけの私です。

この本では、人のどんな行動からどんなことが読めるのか・・とか、じゃあ自分はどうやって日々の生活を送っていけばいいのか、などの毎日のルーティーン的なことへのアドバイスや、失敗と成功の10のチェックリスト、仕事上の人とのつき合い方、自分を成功に導く様々なテクニックのようなことも書かれていました。

それらは、ほとんどが、アメリカなどの研究機関で実際に検証されたものからダイゴさんが導き出しているもので、参考にはなりましたが、それを覚えて実践するって大変なことだと感じました。

気になったのは、「情報を選んで、メンタルを守る」という項目。
私は、炎上系のニュースや悲しいニュース、不快感を覚える情報に接することがいやで、あえて避けている傾向があります。
それは、世の中で生きて行くためには、甘受しつつ接していかなければいけないんじゃないかと、悩み、迷うことが今まで多くありました。

でもね、ダイゴさんは「自分からわざわざネガティブなニュースに接していくのは、自分で自分の体を傷つけているのと同じ」と言っています。

ネガティブなニュースにふれていると、それに引っ張られてネガティブな人になる可能性があると説いていて、少しばかり安心したのです。
・・それでもいいんだ・・ってね。

またSNSでフォロワーを増やすのは、ポジティブな投稿であるとも言っています。
「良い投稿をする」が何よりのことだと。
これにも少し安心しました。
徹底的にネガティブにやっていて、得意げで肩で風切っているような人もいますが、私はそんな投稿には馴染めずにいました。
これまたこのダイゴさんの意見にやや安心(#^.^#)

この本は、アイデアや情報が多すぎて、私にはすべてを吸収しきれませんでしたが、ヒントはたくさんいただきましたよ。
少しずつ使わせていただきます。

2018/11/07

コロッケ大作戦

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青学の駅伝チームの監督がいつも「〇〇大作戦」と銘打って青学チームとして戦いに挑むことはすでに皆さん有名でご存知かと思います。

このあいだの全日本大学駅伝では、「メラメラ大作戦」で見事勝利を手にしました。

わが職場には、“うん十代”女子、常に腹ぺこを心配する方がいます(^^;)

私が「腹ペコ隊長」と命名しましたが、隊員はひとり、自分です (・_・;
つまり自分で自分に命令を出し、腹ペコの自分を鼓舞し、腹ペコ状態をしのいでいるわけです。

お昼休みは私と一緒の時間帯で、休憩室で食事中も、いつも「これだけでお腹空かないかしら?」と、いつも心配状態。

「そんなにデカいおにぎりと、野菜ごろごろのスープと、さらに煮物などを取って、それで十分でしょう」と私が思った端から、どこかからか“甘食”を取り出したり、その他いろいろなデザート関係、あるいは食ったあとなのに小腹が空く彼女は、何かいろいろ“ドラえもんのポケット”のように食べ物を取りだして「ひとくちだけ」などと、のたまいつつ、結局丸ごと食っちまうわけです( ̄O ̄;)

つい先日も、午前中に彼女の姿が一瞬見えなくなったことがありました。
窓口も混み混み状態だったので、ちょっと気になったくらいだったのですが、しばらくいなかったあと、いつの間にか登場!

そして、お昼。
休憩室で食事する彼女を見ると、ちょっと少ないかな、彼女としては・・、などと思ったのですが、食べ終わると「お腹いっぱい」と、満腹の様子。
おかしいな、これだけで我慢出来るはずがない、と思っていると、「実は午前中に腹ペコ状態になり、ちょっとコロッケを食べてました。」などと本人自ら語り出しました( ̄O ̄;)

そうか、それで、いつもちょっと腹ペコになると機嫌が悪くなったりしていたのに、なんか調子いいと思った。

まさに間隙を突いての『コロッケ大作戦!!』です(^_^)
誰にも気づかれずにコロッケを胃袋に入れるその技術、まさに“腹ペコ隊長”の面目躍如です'(*゚▽゚*)'

ありがとう、いつもおもしろい話題を!(#^.^#)
笑いすぎて、こっちの腹が減りました(^_^;)

お互いに、小腹が空いた状態でも、甘い物の取り過ぎには注意しましょうね。

2018/11/04

映画「嘘はフィクサーのはじまり」を見てきた

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映画『嘘はフィクサーのはじまり(Norman:The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer)/2016年 イスラエル・アメリカ 監督・脚本:ヨセフ・シダー 出演:リチャード・ギア、リオル・アシュケナージ、マイケル・シーン、スティーヴ・ブシェミ、シャルロット・ゲンズブール、ダン・スティーヴンス、ハンク・アザリア』を見ました。

ひと言でいって、面白かった(#^.^#)

リチャード・ギアもすっかりお歳を召されましたが、演技は円熟を超えて、むしろ爛熟しているかのような見事なものでした。
今回の“自称”フィクサーで、小さな嘘を積み重ねて人脈を拡げていく“怪しい”人物を巧みに、そして老獪に演じ、さらに観客にとって愉快に演じ、俳優としての風格も感じましたが、エンターテイナー的な部分も卓越している、と感じました。


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リチャード・ギア演ずるフィクサーのノーマンがイスラエルのカリスマ政治家に偶然を装って近づき、とても高価な靴をプレゼントする部分がこの物語のハイライトの始まりでした。
なんと、その3年後にその政治家はイスラエルの首相に就任!
そしてレセプションの場所で二人は再会、首相とすっかり仲良く見える光景が、首相のお墨付きを得たという“武器”となり、近づいてくるセレブや、大物、ちょっと怪しい人から、その他諸々まで・・厄介ごともろともやって来て、その後は嘘や駆け引きの連続、綱渡り的なシーンにこちらもドキドキ、リチャード・ギアの人物描写もここでますます冴えます。


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結末は、リチャード・ギア演ずるフィクサーのノーマンにとっても意外なものとなり、笑ったり、楽しんで見ていたこちらも、しんみりとしてしまうのですが、どうか映画館でその瞬間を味わってください。

千葉劇場には珍しい、メジャーな俳優の映画だけれども、でも“ワサビの効いた”いい作品でした。


【Now Playing】 シャドウ・オブ・ユア・スマイル / アール・クルー ( Jazz )

2018/11/03

庭の樹木、剪定・伐採に汗を流した

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もう今年も11月になりました。
いろいろと来年以降のことも考えつつ暮らしている日々ですが、今年は長年使っていた物置の解体があり、中の物はいったん預かってもらうことになり、家族全員で大移動を行いました。

来年には、その大移動させた物を、物置を庭に作って、また大移動の予定です。

そのためにまずは庭の空き地部分にある樹木の伐採と一部枝下ろしを行い、さらに全員参加のこの機会に妻が手を掛けている庭の部分の樹木もかなり高さがでてきて、今後の手入れが難しくなりそうなので、そちらも思い切って剪定しました。

枝については、市が貸し出してくれる粉砕機というか、枝をチップ状にしてくれる機械を今月末に借りて粉砕作業もすることになりました。
けっこう大掛かりです。

その粉砕前の事前作業も今日の午後に行い、下ろした枝をさらに小さく切り分けました。

途中、天気予報にもなかった雨が降り出し、寒くて厳しい状況になりましたが、なんとか乗り切ってひと仕事終えました(*^_^*)

丸一日の作業で疲れもピークを越えた感がありますが、まあなんとか、家族皆で協力し合ってやっていきます。生きて行くのは、生活するのは・・たいへんなことです。

2018/11/02

ダイゴとロスで買物したのは X-JAPANの・・

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※写真はうちの庭の花ですが、本編とは関係ありません。

先日の職場での会話。

女性職員(50代)が、「このあいだ、テレビで面白い番組を見たの。ダイゴともうひとり X-JAPANのメンバーのひとりがロスで買物をするっていうので」

「X-JAPANの誰だったの?」と聞くと・・。

「え~とね、う~んとね、き・よ・し だった!」

「えっ!? き・よ・し って、あの ずん・ずん・ずん・ズンドコ き・よ・し!! の??」

「ちがう、ちがう、き・き・き・・・いや、よ・し・き だっ!!'(*゚▽゚*)'」

( ̄O ̄;)・・・・・・・・・・・。

使ってる文字は同じでも、順番がちがうと・・(^^;)

終業間際の職場内爆笑でしたヽ(=´▽`=)ノ

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