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2018/11/12

銚子に行って来た

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休日に銚子に行って来ました。
もともとの目的は、銚子市馬場町にある「飯沼山 圓福寺」で行われる語り公演「犬吠の太郎」を見に行くことでした。


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チラシの写真を載せていますが、版画家・土屋金司氏の作品をバックに高村光太郎の詩のモデルとなった男「犬吠太郎」のお話を語るというものでした。


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併せて、圓福寺では、その土屋金司氏の版画展『仏と鬼と銚子の風景・土屋金司 版画と明かり展』も開催されていて、力強くも、情感あふれる土屋氏の版画も楽しめるものでした。

当日二回公演の一回目を見させてもらいましたが、以前の竹久夢二美術館での夢二の銚子での恋物語とはまたひと味ちがったおもしろさがありました。
また、関根真弓さんの語り口もいっそう余韻あるものになり、間の取り方も実に絶妙でした。
「銚子浪漫ぷろじぇくと」の皆さんの力を合わせた当日の公演、素晴らしい物でした。

公演後、土屋先生がマイクを持ち、ご自身が大病され、「もう版画家としての人生は終わった」と思っていたところに、このプロジェクトのスタッフから犬吠の太郎の作品を表装し直して、その前で公演する話が出て、先生、もう一度版画をやってみようと奮い立ったお話をされました。
観客からは大きな拍手が・・。

私はそのいい話を聞いて涙してしまい、こういうことを聞けてよかった、また、そのようなことができるような人間に自分もなりたい、などと思ったのです。


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圓福寺では、さらに「第九回・寺宝展」として、本堂で『嵯峨本 伊勢物語の世界』の展示がありました。
日本の印刷史上の記念碑的な存在である「嵯峨本 伊勢物語」の聖地である銚子の圓福寺での大公開でした。


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慶應義塾大学附属研究所・佐々木孝浩教授による解説(講演)もあり、この1600年代のお宝とも呼べる作品を間近に見ることが出来ました。


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銚子、あなどれないです。

このあと、また少し別のところも回ったので、それはまた次回以降にご紹介いたします。
銚子は気候もよく、いいところですd(^_^o)

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