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2018/12/02

感動と興奮の嵐だった「椎名豊 Special Trio & Big Band(富里高校 The Mad Hatters +High Notes Jazz Orchestra)」

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中学時代の担任の先生からお誘いがあり、表題のジャズ・コンサートに行って来ました。
今回のツアー・リーダー椎名豊さんは国内外で活躍されているジャズ・ピアノの第一人者。
今回のメンバーがすごいっ!!


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レジナルド・ヴィール(ベース)は、ウィントン・マルサリスや、ダイアン・リーブス、マーカス・ロバーツなどと共にプレイをしてきた世界の天才ベース・プレイヤー。

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ハーリン・ライリー(ドラム)は、これまたウィントン・マルサリス、ハリー・コニック・ジュニア、ジョージ・ベンソン、ダイアン・リーブスらとプレイをしてきた現在では世界ナンバー・ワンのドラマーと言っても過言ではない実力者です。


畑の中にある富里の公民館で、この面子でのコンサート、しかもこれがたった2000円とはなんたること!会場は2時間前から行列が出来、当日券は無く完売です!!そりゃそうだ。

さらに、県立高校でありながら、この田舎でありながら、富里高校のジャズオーケストラ部は、学生ジャズバンドのコンテストで全国一位の栄冠に輝いています。
それも今年だけでなく、何度もです。
モントレー・ジャズ・フェスティバルにも出演し、ミシガン州立大学とも共演しているという・・素晴らしい学生ビッグバンド・オーケストラが後半登場し、この夢のような世界のミュージシャンとステージで熱狂の演奏を繰り広げてくれました。

さらにさらに、この富里高校のOB、OGで編成したハイノート・ジャズ・オーケストラも参加して、椎名トリオだけでも圧巻の1時間半のコンサートであったにもかかわらず、休憩25分を挟んで、後半も1時間半以上の大熱演。

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これに、ウィントン・マルサリスに師事し、これまた素晴らしいトランペッターであり、富里高校のビッグバンドを育てている篠原正樹さんが加わって、もう私は後半、興奮と涙をこらえるのに必死でしたよ。

世界に君臨するベースとドラムのお二人は、富里高校のメンバーをあたたかく見守るように、でも演奏は圧倒的で、若い人達の情熱と、ベテランのプロの極致のような夢のコラボレーションとなりました。

会場は何かが沸騰するかのように熱くなり、こんなジャズ・コンサート、今までに一度たりとも見たことがありませんでした。
時間としては休憩入れて3時間半でしたが、全然長く感じませんでした。
篠原さんもバンドの指揮をしながら、中学時代に憧れていた人と自分の教え子と共にステージに立つ感動に打ち震えていました。

後半冒頭、市長さんも挨拶して「この公民館が満員になったのは初めて」なんておっしゃっていましたが、富里のジャズはこんなにも熱い!ということがようくわかりましたよヽ(=´▽`=)ノ

強烈な興奮状態のまま終演。
終わってもドキドキしながら会場を後にしたのでした。
全ての運営、会場のスタッフその他をハイノート・ジャズ・オーケストラと富里高校のメンバーが行っていて、演奏もしなければならないのに、初々しく一生懸命働き、帰りにも出口に並んでお礼を言っている姿はとても尊く、最後まで感動の渦でした。
こんなにお礼を言いたくなるコンサートは初めて、・・ありがとう。

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