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2018/12/24

The Beatles (White Album)記念盤、早速試聴。まずは「2018ミックス」前編!

20181224_white_album001

ザ・ビートルズの1968年の二枚組アルバム「The Beatles」。バンド名と同じタイトルで、ジャケットはエンボス加工された“The Beatles”の文字と、シリアル番号の印刷があるのみ、というシンプルなものでした。
その50周年記念アルバムとして、今回発表されたものです。
まずは、『2018ステレオ・ミックス』から聞いてみます。

今回は、当時のレコード盤で言えばA面とB面にあたる17曲を“初聴き”しているその状態で聴きながら書いてみます、ぶっつけ本番です。資料も何も見ていないよ!私の感じたままの新たなミックス音源についての感想です。


Back In The U.S.S.R.

ドラムの音に立体感が有ります。
ポールのボーカルも生っぽい。
ギターのカッティングについては、ピッキングする音も感じます。丁寧にミックスされているのがいきなりわかりました。
リードギターも一音一音が良く聞き取れます。
バックコーラスもくっきりしている。
効果音のジェット機の音もシャープに。


Dear Prudence

スリーフィンガーのギターがクリアに。
ジョンのボーカルも前に出て来ている。ダブルトラックも、より聞いていてはっきりしている。
ポールの弾むベースが芯のある音に。
スネアドラムの音がパシッとキレが良くなっている。
またドラム全体の音がクリアになりつつも“塊感”のあるサウンドになっている。


Glass Onion

バックのオーケストラの音がざわざわと前に出てくるのに「おおっ」と驚いた。
タンバリンの音も単純なタンバリン音ではなく、キャラクターが出ている。
ここでもスネアがより生で録ったときの感じを出している。


Ob-La-Di, Ob-La-Da

冒頭からピアノがシャープでクリアな音になっている。
バックのアコースティック・ギターもシャラシャラとしたカッティングが心地良い。
サウンド全体は“軽いノリ”方向になった気がする。
ポールのベースのフレーズも聞き取りやすい。歪み音の成分を減らした感じ。
ボーカルはオリジナルに近いミックスだと思う。


Wild Honey Pie

ビャンビャンいうギターの音がクリアになった。
打楽器の音も自然な感じに。


The Continuing Story Of Bangalow Bill

ジョンのボーカルが、やはり生音の成分重視になっている。
サウンド全体のイメージはあまり変更していない。
バックの弦楽器の音はオリジナルよりもよく聞こえるようにしている。
オマケのヨーコのボーカルも、よりリアルになっている。
バックの騒々しい声なども割と隅々まで聞こえている。


While My Guitar Gently Weeps

ポールのベースがオリジナルよりも、むしろ引っ込んだ感じがする。
ファズっぽい音の成分も減じられた印象。
リンゴのドラムもやや引っ込み加減。
ジョージのボーカルもやや柔らかめになり、曲全体の印象を大事にけっこうミックスは変更されていると感じた。
クラプトンのギターも“やり過ぎ”な感じがなく、曲にしっくりと馴染んだ感じ。
なおかつ、細かいギター・フレーズはよく聞こえてくる。ジョージのダブルで入っているバックのボーカルもよく聞こえている。


Happiness Is A Warm Gun

ただでさえ生音っぽかったジョンのボーカルがよりリアルな感じに。そしてさらに力強くなっている。
歪んだギターの音も芯のある太い音に。
リンゴのバスドラムがズシズシいってて、サウンドの低音部分が増強された感じ。ポールのベースとドラムが一体感を出している。


Martha My Dear

ピアノの音がちょっとやさしくなった感じ。
バックのオーケストラも比較的クリアになっている。
ポールのボーカルはそんなにいじっていないと思う。


I'm So Tired

静かなスタジオの空気を感じる冒頭の部分では、より雑音がなくなり、シンとした中で歌っている感じがでている。
ギターもベースもアンプから出ているままの音を感じる箇所がある。
ドラムの反響音もより、臨場感が出ている。


Blackbird

ポールの“ツー・フィンガー”?ギターはさらにきれいな音に。
ボーカルも生音感が増している。
ダブルになっているボーカルについても生音感が増強されている。


Piggies

冒頭からベースの音が大増強!
サウンドも全体によりクリアでシャープな感じに。
弓で弾いている低音の弦の音がゾリッゾリッとして、こりゃいい感じ!
ジョージのサビ部分のボーカルは力強くなった。


Rocky Raccoon

ポールのボーカルはここでも生音感が増している。オリジナルでオーバーロードしていたような雑音的な音はうまく消されていると感じた。
スネアドラムは、ヘッドのざわっとした表面の感じまで表現されている。
バックの鍵盤の音もクリアで美しくなったと思う。


Don't Pass Me By

オリジナルは、最初から最後まで“濁った”ような音が出ていたように私は感じていたが、個々の音が整理されて、聞き易くなったと思う。
リンゴのボーカルも発音がよくわかるようになり、これについても聞き易くなった。
最後に近いブレイクの部分で今まで聞こえなかった音も聞こえている。


Why Don't We Do It In The Road ?

もともとクリアでドッカンドッカンいってた曲だが、より押し出しが強くなり、ガンガンきている。
カレーで言えば、3辛が5辛になり、さらに“コク”が増した感じだ。
賛否両論別れるこの曲であるが、好きな人にはより“美味しく”なったこの曲、たっぷり味わって!d(^_^o)


I Will

素朴な感じをより表現しているミックスになったと思う。
ポールの素直なボーカルがよく生きている。ポールによるダブルのバックコーラスもやさしくはっきりと聞こえるようになっている。録音された音がより簡素に整理されている。


Julia

この曲も、ジョンのボーカルをより生かすため、妙に強調するような部分が無い。
I Will 同様やさしく素朴な感じに仕上がっている。
アコースティック・ギターもやわらかい音になっている。

とりあえず今日はここまで!(#^.^#)
次回はアナログ盤で言うC面とD面の13曲を聞いてみます。
では、次回を待てヽ(=´▽`=)ノ

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