石を送るひと
写真は、私のよく行く珈琲店「じゃくう鳥」のカウンター。
新年、じゃくう鳥開店の日に、このブログによく出てくる私の中学時代の担任の美術の先生を連れて、この珈琲店をたずねました。
先生は、このお店に、そしてマスターに、とても惹かれるものがあって、私もお連れして先生のよろこぶ様子を見てうれしい気持ちになったところでした。
そしたら、マスターが Instagram や、 Facebook に先生が伺ったときの様子を書いてくれて、それをまた私が先生に伝え、先生・・またまたよろこび倍増っ!ヽ(=´▽`=)ノ
先生からじゃくう鳥にお手紙(メールじゃないよ)、という具合にキャッチボールが行われ、私はボールの中継点的な(^_^;)役割をいたしまして、人と人のつながりというものは面白いものだとつくづく思った次第です。
そして今度は、先生からじゃくう鳥のマスターへの手紙ではなく、『石』が送られました。
マスターに聞いてみたら“ゆうパック”で、先生が銚子の海岸で拾ってきた石に、先生が想像した「じゃくう鳥」を描き、それらが送られてきたのだそうで、写真がそれです!
私はうれしくなって、そして笑ってしまい、こんなことってあるんだ、先生も私もすっかり“いい歳”になってしまいましたが、先生の発想は、まだまだあの私の中学時代のままです。
“誰が「石」をゆうパックで送るのでしょうか”'(*゚▽゚*)'
石に絵を描いて送っちゃう!
そしてそれを受け取ったマスターが珈琲を淹れているカウンターに並べている・・。
絵描きの先生と、美術に造詣の深いマスターの心のやりとりに、すっかり感心してしまいました。
私には、まだまだそんな“大人の枠を飛び越えた”ような、上記のようなことは出来ないな、と思いましたよ。
「石なんか送って、変な人って思われないかな?」なんて、自分のほんとうの感情を押し殺してしまい、うまく相手とのキャッチボールができなかったかもしれません。
いい歳になって、また先生に教わりました。
今年に入って、先生から「俺たちはもう、先生と生徒じゃない、歳の離れた友達だ!」というお言葉をいただいてうれしくなったところだったのですが、いやいやまだまだ“先生と生徒”なんだな、ってあらためて思い直しました。
これからも先生にいろいろ教えてもらおうっと!!(゚ー゚*)。oO
【Now Playing】 Eat At Home / Paul And Linda McCartney ( Rock )
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