宝塚・雪組が公演するブロードウェイ・ミュージカル「20世紀号に乗って」を観劇してきました!
宝塚歌劇・雪組・東急シアターオーブ公演「20世紀号に乗って(ブロードウェイ・ミュージカル)」を観劇してまいりましたので、その感想を。
ヒット作に恵まれず、借金を抱えた舞台演出家兼プロデューサーをトップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)さんが演じます。・・もう破産寸前の大ピンチ状態から始まりました(^^;)
そしてかつての恋人で、現在は人気映画女優となっているリリーを、真彩希帆(まあや・きほ)さんが演じます。
上記主演の二人がシカゴとニューヨークを結ぶ豪華客室を供えた高級列車「20世紀号」に乗っている間に起こるお話です。
望海さんは再起をかけて新作をかつての恋人リリーを主演にと目論みますが、リリーにはブルースという恋人(彩風咲奈/あやかぜ・さきな)がいて、その契約の妨害をします。
望海さんには、朝美絢(あさみ・じゅん)さんという部下がいるのですが、その朝美さんがプリムローズという京美沙(きょう・みさ)さん演ずる大金持ちが列車に乗り合わせていることを知り、望海さんの資金不足解消のために京さんに近づきます。
この列車内での恋愛模様と、リリーの奪い合い(恋と仕事と両面で)、謎の大金持ちプリムローズのあやしい様子(京美沙さん、大活躍で主演の一人と言いたいくらい)、ドタバタの中でストーリーは進み、随所にギャグが散りばめられ、客席は笑いに次ぐ笑いに包まれ、しかもタップを含むダンスシーンもふんだんで、見どころ満載の、素晴らしいミュージカルらしいミュージカルとなっておりました。
さらに、望海さんと真彩さんですから、歌のシーンは長尺で何度も有り、お二人の歌唱力で、ここはブロードウェイかと思うくらいの本格的なミュージカルの歌唱を聞くことができました。
もうファントムでよくわかっていたけど、あらためてお二人の歌は素晴らしい!!
また、望海さんのコメディエンヌとしての演技力にもあらためて驚きました。
シリアスそうな役なのに、突然ギアチェンジしたようにギャグを繰り出す、しかも早口、長ゼリフの連続で、トップスター望海さんの懐の深さに唸りました。
それは真彩さんも一緒。ファントムのクリスティーヌとは全く異なるキャラクターで、こちらも早口・長ゼリフ、長尺のシーン、圧倒的な歌唱、文句なしの素晴らしさでした。
むしろこのリリーのような“チャキチャキ”した娘役がぴったりなんじゃないかと思うくらいの“はまり具合”でした。
また、主演以外でも彩風さんが吉本でもここまでやるかという体当たりギャグを連発し、芸達者なところも見せてくれました。しかもカッコイイんだよねd(^_^o)最高っ!!
朝美さん他、雪組が一体となって全力で取り組んでいる様子、今や宝塚では花組と並んで実力を誇る組になっているように感じました。
ギャグ的要素の多いミュージカルで、それがこの演目の魅力だと思いますが、そのギャグに偏らずに、中身は堂々と正面切って正統的に演じている雪組、実力無かりせば成し得ない見事な公演だったと思います。
素晴らしかった。
« 年度末になり | トップページ | 「むははは日記」椎名誠著を読んだ »
「宝塚」カテゴリの記事
- 宝塚歌劇を長いこと見てきたという人に会った。(2024.08.14)
- 俳句を詠んでみる_0138《宝塚俳句[ミュージカル Me & My Girl に登場した弁護士役 未沙のえる さんの名演に捧げる]》【 お屋敷の弁護士 胸に薔薇ひとつ 】(2024.06.21)
- 俳句を詠んでみる_0132《宝塚俳句[※個人的な思いで創った句です。宝塚歌劇団、元花組娘役 青柳有紀さんに捧げる]》【 緑さす とどけ ナーヴの ボーイソプラノ 】(2024.06.15)
- 俳句を詠んでみる_0126《宝塚俳句[ミュージカル、「エリザベート」で宝塚歌劇に新たな一頁を加えた一路真輝さんを詠む]》【 一路真輝 蝦蛄葉仙人掌(しゃこばさぼてん) 黄泉(よみ)の国 】(2024.06.09)
- 俳句を詠んでみる_0120《宝塚俳句》【 大晦日(おおみそか) 幻のアーニーパイル 】(2024.06.03)
コメント