「うれしい悲鳴をあげてくれ/いしわたり淳治」を読んだ
『うれしい悲鳴をあげてくれ/いしわたり淳治著(ちくま文庫)』を読みました。
例によってブックオフで108円ですd(^_^o)
著者は、もとはロックバンドをやっていたり、作詞家であったり、音楽プロデューサーもされている方だそうです。
立ち読みしていたときには、表現も今まで私が好んで読んできた文章・文体と異なり、新鮮な感じがしました。
ちょっと驚きの展開があったり、一瞬目から鱗が落ちるような感覚になったりもしました。
でも、読んでいくうちに360頁もある本なのですが、120~130頁頃には飽きてしまいました。
もう先に読み進んで行くことにあまり意味が無いんじゃないか、とも思い始め、完読を断念いたしました。
着いて行けなくなりました。
笑いや、ちょっとした恐怖、センス・オブ・ワンダーみたいなものを感じはしたものの、私の感覚には合わなかったようです。
年代も私と違うし、そのあっさりとした感じにやや違和感も持ちました。
少し“寝かせて”おいてからまた読むかもしれません。
とりあえずの読後感でした。
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