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2019/06/16

「世界一よくわかる 幕末維新/山村竜也」を読みました。

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ブックオフにて安価で手に入れた『世界一よくわかる 幕末維新/山村竜也著(祥伝社 黄金文庫)』を読みました。
著者は歴史作家で時代考証家、NHKの大河ドラマや朝の連続小説などで時代考証をされている方だそうです。

著者も言っていますが、「幕末維新」は、日本史の中でも最も人気の高い時代だそうです。
たしかに歴史ドラマやその他私がよく観る宝塚歌劇などでもよく取り上げられる時代・題材です。

ですが、実際には幕末維新期は政治的に複雑で、時代の流れや背景を理解するのはとても厄介な印象があります。私にとっても・・。

で、この本はお店で手に取ったときにも、実際に購入して読み始めても、とてもわかりやすい!
日本史の教科書がこのくらいやさしくて平明に書かれていれば、もっと私も日本史が好きになっていたかも…σ(^_^;)と思いました。

人気がある時代、といってもその実態はほんとうに厭になるくらい人が死にます。
そして日本のため、世のためなのか、最終的には自分の藩のため、自己利益のためなのか、単に倒幕のみが目的なのか、天皇はただ都合良く利用するための存在なのか、いい人なんてひとりもいないんじゃないのか、というくらい殺気に充ちた人ばかりが幕末には登場します。

処刑された人や、暗殺された人、戦の果てに倒れた人、自ら命を絶った人達、それらの最後の様子も書かれていましたが、読むに堪えないくらいの悲劇、悲惨なものばかりでした。

気になる時代ではあるものの、この本を読んでみて、結局人は闘ったり、相手を謀略で陥れたり、裏切ったり、そんなことをする生き物なのだと、あらためてよくわかるのです。
私が大河ドラマをまったく見ないのもそんな理由から。
見たくないものばかりなのです。多くの人は見たくてしょうがないのでしょうけど。

現在もそれは続いているのだと思います。
小さくは隣近所から、そして会社などでの仕事上で。
そして大きくは政界でも。

選挙なんて、まさに“戦さ”なんでしょうね。
それであの人達は“血で血を洗うような選挙戦”によって得られる人間が持って生まれた満足感を持つのでしょう。
解散したときなどの雄叫びのようなものは「さあ戦さだっ!」と興奮しているのではないでしょうか。

というわけで、歴史上の時代のひとつを知ることと共に、人間の“業”を知ったのでありました。

 

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