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2019/07/28

映画「さらば愛しきアウトロー」

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映画『さらば愛しきアウトロー(The Old Man & the Gun)/2018年 アメリカ 監督:デビッド・ロウリー 出演:ロバート・レッド フォード→フォレスト・タッカー、ケイシー・アフレック→ジョン・ハント、シシー・スペイセク→ジュエル』を見たので感想を。

この映画、ロバート・レッドフォードの引退作品です。
物語は実在の犯罪者フォレスト・タッカーをロバート・レッドフォードが演じ、1980年代初頭からアメリカ各地で多発した銀行強盗事件を再現する形で撮られていました。

15歳で初めて投獄されたというこの犯人、逮捕、脱獄を繰り返すこと16回?だったかな、でも犯行は銃は持っているものの、発泡はいっさいせずに、しかも暴力も振るわない、風変わりというか、独自なスタイルです(^^;)

しかも犯罪に直面した銀行の人達は例外なく、礼儀正しい老人で、とてもやさしい人だったという印象を述べる・・。その風貌も人柄も出会う人達には何か魅力を感じさせるものであるというのがこの不思議な実在の犯罪者の実像だったようです。だから映画にしてみても面白くなったのでしょう。

 

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その犯人をロバート・レッドフォードが実に味わい深く魅力ある人間として演じていました。
絶対自分が逮捕すると入れ込む刑事ジョン・ハントをケイシー・アフレックが演じますが、その執念をからかうかのようにあるバーのトイレで目の前に現われるロバート・レッドフォード演じる犯人。また犯行現場に「グッド・ラック」と書かれた紙幣をその刑事宛に残したり、チャーミングなところも見せます。

この犯人と刑事のお茶目なやり取りもアメリカ映画らしく、ちょっと楽しい場面です。

 

 

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また逃走中の高速道路上で出会った女性ジュエル(シシー・スペイセク)との大人の関係といいましょうか、実に穏やかで温かみのあるつき合い方も、この物語に潤いを与えていました。

この映画の時代背景もかかわっているからかもしれませんが、昔の良き時代の映画を見ているようで、犯罪シーンはドキドキするものの、和んでしまうような作品でした。
今どきの破壊、暴力、陰謀、妬み、嫉みなどがメインの映画好きな方には向いていませんが、いい歳の取り方をした大人には味わい深く感じるのではないか、という映画でした。

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