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2019/07/18

「上野千鶴子のサバイバル語録」を読んだ

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『上野千鶴子のサバイバル語録/上野千鶴子著(文春文庫)』を読みました。
上野さんといえば、あの東大入学式での祝辞が話題になった方です。

読もうと思ったきっかけは、14日の日曜日、ラジオ・文化放送「浜美枝のいつかあなたと」というインタビュー番組に上野さんが出演されていて、そこでのお話が面白かったのと、この本の紹介もあったからです。

番組中でも上野さんは“飛ばしまくり”の状態で、新聞で身の上相談をやっていたときの印象に残るエピソードを聞かれ、「13歳の男の子から、自分は性欲が強く、そのことばかり考えています、どうしたらいいんでしょうか?と質問を受けたので、スポーツなどを思い切りやって解消しましょう、なんてインチキな回答は出来ない・・と、熟女の方に土下座してでもお願いしてみましょう( ̄O ̄;)と回答・・大手新聞での回答ですよ・・で、大炎上した」と大笑いしていました。・・さすがです!

さて、そんな上野さんの今までのいろいろな機会で発言されたものを語録として編集されたこの本、いろいろ書いてありました。
いくつかご紹介し、私のコメントも加えてみます。

〇友情にはメンテナンスが必要
 そう思います。ほったらかしの状態では友情は保たないし、信じているだけでは育たないとも思いました。

〇サヨナラを言うために書く
 書くという行為は、いつでも思想にかたちを与え、それにケリをつけるためにある。人はいわばサヨナラを言うためにそれについて書くのだ、とおっしゃっていて、私もブログで読後感や世の中で起こったこと、感激したこと、その他いろいろ書いていますが、やはり自分なりに“ケリ”をつけて次に進んで行こうとしているのだと思いました。

〇男がパワーゲームに夢中になる理由・・パワーゲームで争うのがひたすら楽しいからにちがいない
 完全に同意です。男は女に選ばれるより同性の男から「おぬし、できるな」と言われたがっている。それが最大の評価だと思っている。仕事に熱中するのは「妻子を養う」ためでも「会社以外に居場所がない」からでもない、パワーゲームに夢中だからだと思います。長年仕事して見てきた人は、70%以上がそうでした。そういう人に近づかないことが一番だというのが私の結論です。

〇よくわからないから不安になる
 おそれる対象がなにか、よくわからないから不安な感情になるというわけです。だから、ひとつひとつ不安の原因をとりのぞいていけば、あれもこれも自分で解決できる・・そういう自分のコントロールってけっこう難しいけど。

〇婚外恋愛とは、節度あるおとなの特権
 婚外恋愛・・誰にも言えない恋愛は孤独です。ひとりで抱え込むわけですから。その「孤独」淋しさに耐えられないなら婚外恋愛はできません。だから婚外恋愛とは、節度あるおとなだけの特権なのだ、というわけです。そういう経験がないと言えない言葉だと思いました。

わずか170頁に、140の言葉が収録されているこの本、けっこうガツンとくるものもありましたが、読んでいて特に男にはショッキングでハッとさせられます。
女性には納得の本かもしれないが、男も読んだ方がいいと思った。

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