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2019/07/19

「ビブリア古書堂の事件手帖<7>」を読みました。

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『ビブリア古書堂の事件手帖<7> ~栞子さんと果てない舞台~/三上延著(メディアワークス文庫)』を読みました。
とりあえず「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズのラストというか、ひと区切りになっています。
出た時にすぐ買ったのですが、これで終わりかと思うと、もったいないというか、読む勇気が出ないというか、2年以上もそのままにしてありました。

自宅療養のこの機会に手に取りました。
そしたらやはり面白いっ!'(*゚▽゚*)'

毎回テーマとなる古書が登場して、それをめぐる謎解きをしながら事件も解決していくという篠川栞子さんと相棒の五浦大輔中心の物語です。
シリーズラストは第7作目。

今回はシェイクスピアが1616年に死去してから七年後に出版されたというファースト・フォリオ(シェイクスピアの戯曲を集めた最初の作品集)が話のメインとなり、それをめぐるお話の時間的スパンも数十年に渡り、しかもこの物語の登場人物は婚姻関係以外にも複雑に絡み合っていて、それらも徐々に謎が解決されていくといった感じ。

物語中に出てくるエピソードも、シェイクスピアのいろいろな作品の中にヒントがあり、飛び出す台詞もシェイクスピア作品中の台詞になぞらえてあったりで、読書好きの人には(特にシェイクスピア作品好きの人)、そのひとつひとつが面白く感じられると思います。

今回最大の悪い登場人物・吉原喜市は、底知れぬ不気味さと悪辣さを身体から滲み出すようにしていて、しかもそのたたずまいを滅び行くリア王に最後までついていった道化にも例えられたりしていて、いろいろな側面を見せています。
このう~んと悪いヤツと栞子さん、大輔の手に汗握る対決、裏のかき合い、ディールが最大のドキドキ・シーンとなります。

さらにいつもどおり、栞子さんの謎だらけの母も絡んできて、いい人なのか悪い人なのかもわからず、しかも敵かもしれず、最後の最後までやきもきするのです、それがこのシリーズの良いところでもあるのですが(^_^;)

最後の最後まで謎の解明が続き、でもシリーズ・ラストなので最終的にはスッキリとする展開で、こちらもほっとしました。
「ビブリア古書堂事件手帖」シリーズ、最後まで全巻楽しめました。

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