東金 BIG BAND JAZZ コンサート に行ってきた。
東金文化会館で開かれた「東金文化会館四季彩コンサート-夏-」の企画のひとつ、表題の『東金 BIG BAND JAZZ コンサート』に出掛けました。
いつもの私の中学時代の担任の先生からのお誘いでした。
このコンサートのポスターやチラシも先生が「絵」を担当されています。
今回はアマチュアバンドで東金が本拠地の平均年齢60歳、教員、企業オーナー、医師、警察官、サラリーマンなど多種多彩な職業の方が集まった「イースト・ベル・ジャズ・オーケストラ」が口火を切りました。イースト・ベル=東金'(*゚▽゚*)'
スター・ダストなどの名曲を味わい深く演奏され、“ジャズ心”がウォームアップされました。
次は、8月頭に富里の公民館でのコンサートの素晴らしかったことをこのブログでご紹介した県立富里高校のジャズ・オーケストラ部「The Mad Hatters」が登場。
一曲目の「ハッピー・ゴー・ラッキー・ローカル(D.エリントン)」でいきなり打ちのめされました。
部活のディレクターを務めているトランペッターの篠原正樹さんも指揮をしていて、「いいでしょう?!私が特等席で聞いているんです」って言うくらい、もうアマチュアの演奏のレベルではなく、観客を安心して楽しませるような演奏なのです。
富里の公民館で聞かせてくれた「ライオット(H.ハンコック)」も、まだ一ヶ月も経っていないのに、あのときを70点としたら今や110点!くらいの出来でした。
あの8月頭のコンサートの後にあった高校生のコンテストでもぶっちぎりの一位で優勝してきたそうです。すごい高校生達です。
私の後ろの席で聞いていた方も、「すごいっ、素晴らしい!」と何度も感嘆の声をあげていました。それくらい良かった。
休憩後は、プロの椎名豊トリオ+篠原正樹の圧倒的な演奏で観客を圧倒!!
ジャズの魅力を堪能しました。
そして、「プロと同じ舞台を踏み、身近に素晴らしい演奏を聞き、一緒に演奏することでものすごく成長していく」という篠原さんの言葉どおり、ラストは椎名トリオと合体して「モーニン(B.ティモンズ)」を白熱の演奏。
次から次へと高校生達がソロをとり、うれしそうに、そして自信に満ちて演奏する姿に涙が出ました。
4月に初めて楽器を持った生徒もいるというのに・・。
ほんとうにいいもの見させて、聞かせてもらいました。
ジャズの良さを体中に感じて帰って来ました。
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