みうらじゅんさんの「ラブノーマル白書」を読んだ。
『ラブノーマル白書/みうらじゅん著(文春文庫)』を読みました。
このブログでも何度か、みうらさんの多岐に渡る趣味というか、生き方というか、様々な事象にディープに関わるご著書を紹介してまいりました。
今回の本、根底にあるのは“エロ”です。
しかも学生時代のあらゆることを“エロ”に結びつけ、ひとり妄想し、彼女ができれば“すること”ばかりを考え、やることなすことが“みっともない”、あきれるばかりの男の生態が描かれています・・これはオレだな・・と素直に思う人は正直だ。
バカにするようなヤツは本当のバカだ。
こんなに男の愚かさを赤裸々に書いてなお、堂々としていられるのは日本広しと言えどもみうらさんしかいないんじゃないか!
見栄だとかプライドが優先する一般人、そしていつもエラそうにしている男には一生わからないだろう、自己の“エロ”を最優先し、そこから先へは行ってはいけないところまで行ってしまい、何度失敗しても懲りずにまた失敗、失態を繰り返すのが“エロ道”まっしぐらの男である。
妄想に生き、そしてついに彼女ができたりしても、さらにみっともない発言をし、あきれる行為をする。
挙げ句にとんでもない女にひっかかり、しかもその女からも“フラれ“る。
自分が今まで生きてきた“エロみっともない”姿を再確認したい男は読むがいい!(^_^;)
そして数々の愚かな発言、行為を振り返り、赤面するがよい!
それが永遠に変わらぬ真の男の姿だ。忘れるな( ̄O ̄;)
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