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2019/11/16

池澤夏樹氏の「のりものづくし」を読んだ。

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『のりものづくし/池澤夏樹著(中公文庫)』という本を読みました。
著者池澤夏樹氏がこれまでの人生の中で、いろいろな乗り物に乗ってきた思い出や、乗り物に対する思い入れなどを語り尽くすような、そんな愉しくて、乗り物好きには興味深い本でした。

「のりものづくし」会員誌『Harmony』に連載したものを中心に、氏の乗り物に関するエッセーを集めた文庫オリジナル編集となっていました。

氏の若い頃の思い出、帯広から上野までの汽車の旅が、いかに長い旅だったか、とか、鉄道、ロンドンの地下鉄と東京の銀座線、タクシー、ダブルデッカー、レンタカー、エレベーター、フェリー、熱気球、スケート、飛行機、自転車、などなど、これが“乗り物”?!っていうものまで、とにかく人が乗るものについてのエッセーは限りなく止めどなく、溢れるように書き綴られています。

池澤さんは国内も海外もどんどん出掛けて行って、旅をし、あるときはそこに住んだり、人生の中で「旅」、「見知らぬ地を知る」ことについて、とても大事にされています。
そんな中、乗り物で移動していく時間も楽しんでおられるようで、私も電車の窓から見える光景や、自分で運転するクルマからの車窓風景を肌で感じることが大好きです。

この乗り物での移動って、面倒くさがりやには「一瞬で目的地に着けばいいのに」などと思うことがあるのかもしれませんが、まさに移動そのものが楽しみのひとつなんだと思います。

さらに、いろいろな“乗り物”そのものに対する興味も大事なんじゃないかと思います。
池澤さんが二十世紀の歴史を作ったと言われる飛行機の「ダグラスDC3」に乗りたくて、そのためだけに出かける話なども書かれていましたが、特に男はそういうものにこだわりますよね。
この本を読んでいて、池澤さんがマニュアル車を操るドライブの良さについて書かれていましたが、今、私もマニュアル車に乗りたいと思っているところなんです。

自分でクルマのギアを選択し、繋ぐ。そして自らの行きたいところに、自らの操作で行ってみる。道中さまざまな出会いがあり、その街の空気も感じる。
いいなぁ、・・今ねらっているクルマはスズキのジムニーです。もちろんマニュアルで。

そんな夢をふくらませつつ読みたい本でした。
面白かった。

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