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2019/11/05

宝塚歌劇・花組東京公演「A Fairy Tale -青い薔薇の精-/シャルム」を観劇してまりいました。

20191105_flower_troupe001

宝塚歌劇・花組東京公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-(Musical)/シャルム(レヴューロマン)』を観てまいりました。

この公演は花組トップスター、明日海りお(あすみ・りお)さんの退団公演です。
独自路線でもあり、王道路線でもあったような宝塚を代表するトップスターだった明日海さん、ある意味“孤高”の人とも感じることがありましたが、立派な大トップスターでした。

ミュージカル「青い薔薇の精」は、植田景子先生の作・演出。
誰が作ったのかと思っていたら、やはり植田先生でした。

悲恋ものとか、そういった宝塚的なものでなく、明日海さん演じるこの薔薇の精は“明日海さんそのもの”と感じました。月組で純粋培養されてきたように感じた明日海さん。でも、花組に来てからは、やはりファンだけでなく、花組の組子からも一挙手一投足が注目される中で二番手からトップスターになり、明日海さんの性格からいっても大変な苦労と孤独感があったのではないかとお察しします。

純粋に宝塚の世界が好きで、この世界で一番生き生きと輝き、極限まで突き詰めて、そして様々な時代の流れに巻き込まれながらも、自らが大切にしてきたものを最後まで守り抜く、そして時代の移ろいを感じながらこの世界を去って行く・・。
この話の薔薇の精そのものです。

植田先生は、明日海さんがいかに宝塚にとって“根源的”な存在であったか、そして明日海さんのふだんのちょっと“ほわっ”として“たよりない”ような様子から、ステージでは他の追随をゆるさない堂々の男役に切り替わるあの姿を薔薇の精に投影したのではないでしょうか。

明日海さんの今までの宝塚での姿がフラッシュバックするかのような、そして幻想的で、心に残る作品でした。

 

20191105_flower_troupe002

ショー「シャルム」は、明日海さん率いる花組らしい美しくも力強さを感じ、メリハリのきいたスピード感も感じさせるものでした。

少し思ったのは、明日海さんが抜け、すでに鳳月杏(ほうづき・あん)さんが抜けていますが、次の花組の体制が急に見劣りしてしまうのではないか、ということです。
たぶんそんなの“取り越し苦労”だと思うのですが、宝塚って不思議で、たった一人抜けただけで組の印象がまったく変わってしまうことが時々あります。
そんなことにならないように、などと老婆心だったのですが、ふと思ってしまったのです。

あとは、娘役トップの華優希(はな・ゆうき)さんが、明日海さんとは今回の公演一回きりのコンビで、トップコンビの結び付きや、見せ場などはほとんど無かったことがちょっと寂しかった。

やはり理想としては、長きに渡って組んだトップコンビの同時退団という感極まるようなものがあったらよかったのですが、ないものねだりですね。

明日海さん、長い間トップスターとしての輝きを失わず、公演毎にあらたな面を見せてくれました。
宝塚ファンとしては、明日海さんの時期に観劇できた幸せをかみしめつつ、ありがとうと言いたいです。

 

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