映画「だれもが愛しいチャンピオン」を見ました。
映画『だれもが愛しいチャンピオン(Campeones)/2018年 スペイン 監督:ハビエル・フェセル 脚本:ダビド・マルケス 出演:ハビエル・グ・ティエレス』を見ました。
ストーリーは誰にでもわかり、共感が得られるような単純なものなのですが、これが逆に見ているこちらを物語の中に没入させるのです。
プロ・バスケットボールリーグの元コーチ(不祥事を起こして解任された)が主人公。
判事から、社会奉仕活動をするよう命じられ、ハンディキャップチーム「アミーゴス」の面倒をみることになったのですが・・。
知的障害を持つチームのメンバーを指導しようとしても、あまりにも自由でハチャメチャで、パスをすることを教えるだけでも気の遠くなるようなコミュニケーションが必要。
でも、彼らのふだんの仕事ぶりや、興味を持っていること、個々の性格・生活を知るに連れ、自分の中に今まで無かったものが湧きあがって来るのでした。
チームの皆の純粋さ、情熱、ユーモア、そういうものにふれた主人公のコーチ、マルコはドタバタながらも全国大会に出場。
次第にチームとしてもまとまりはじめ、快進撃となります。
また、そのコーチ、マルコの奥さんとのすれ違い状況がチームの活躍と共に修復されていく様子もこの映画の見どころ、泣かせどころになっています。
ラストシーンは意外だが、あまりにも感動的で、不覚にも涙が頬をつたいました。
とてもいい映画、人間が好きになる映画でした。
新年早々、“おすすめ”作品です!
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