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2020/04/11

2020/04/11現在の状況を残しておきます。

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本日は、2020/04/11_SAT です。

新型コロナウイルスの感染拡大の状況を受け、東日本大震災のときにも書いたことがありますが、何か一大事が起こったときの記録って、公な発表やニュース記事、その他一般に流布されたような事象は記録に残りますが、実際の我々一般人の動態、街の様子などは後々に記録に残りづらいのではないかと思い、私の身近に起こっていることや、その様子などを書いておきたいと思います。

私は日本史や世界史などの歴史的記録についても、当時の一般庶民の様子がもっと残っていればと思うことがあり、書く人その者が少なかったり、戦や災害で消失・滅失してしまって、なかなか書物、文書として残っているものも少なかろうと感じていて、ネットやデジタルデータの保存が可能な今こそ、記録を残しておく機会であると思っているのです。

きょう、コンビニのレジでは、天井からビニールの垂れ幕のようなものがぶら下がっていました。
新型コロナウイルスの飛沫感染を防ごうというものだと思います。

店舗入り口での消毒液スプレーボトルを使って手の消毒をする人も増えてきました。

土曜の休日ですが、普段の休日からクルマの量が減ったとはあまり感じられませんでした。

マスク着用の人はかなり多く、9割以上は着けていたと感じました。

一般の人が、パニックに陥ったり、ヒステリックになったりしているのを見かけることはありませんでした。比較的冷静にこの事態に対応している様子がうかがえます。

時々ラジオをつけてみましたが、スタジオ内で二人以上になるときには、2対1で部屋を分けたり、いつもはスタジオにコメンテーターを呼んで番組を作っているようなものも、スカイプやその他の手段を使ってコメントをもらったりしていました。

また、スタジオ内でもそれぞれの人の前にアクリル板を設置して飛沫感染を防いでいるのだ、というアナウンスがありました。
人が複数人集まって製作される番組にも工夫が必要になってきたようです。

いつもは、リポーターが街に出て、人々の声を聞く番組もリポーターがスタジオから過去の総集編を放送したりもしていました。

コンビニの棚がガラガラになるようなことにはなっていませんでした。
数週間前のトイレットペーパー不足のような事態にはならず、これもまた冷静な対応だと思いました。

様々な場所で、皆がとても静かだな、というのはとても強く感じました。
何か「我慢」しているのがこちらに伝わってくるようでした。

これは私だけかもしれませんが、テレビ、ラジオ、その他新聞などでも新型ウイルスのニュースを見るのが苦痛になってきました。
毎日、感染者の数は増えるばかりで、何も明るいニュースが出て来ないからだと思います。

また、居酒屋など、今回大きな制限を受ける店舗の経営者からの悲鳴が大きく報道されています。いったいいつまで我慢すればいいのか、ニュースを聞いているこちらも胸が張り裂けそうです。

私の職場は勤務時間短縮などの一切の対応はなく、接客応対が主である業務を、繁忙期で来客も多い中、至近距離で行っていますが、全く援護のようなものはありません。
感染の恐怖を感じながらの厳しい状況です。
仕方なく、自腹でアクリルボードを購入し、設置するなどを所属長の許可を得て行いました。こんなこと、おかしい・・と思うのですが、健康・生命にはかえられません。

ちょっと思いついただけでもこんなところです。

またリポートします。
あの大震災のあとにも、そのとき書いたことが貴重な記録になっていました。

 

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