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2020/05/31

【南先生の玉手箱_0001_身の回りの緑や大きな樹について】

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あらたにこのブログに【南先生の玉手箱】というカテゴリーを設けました。

写真は、私の中学時代の担任の先生で美術の先生だった南隆一先生から送られてきた資料です。
内容は先生が現役時代にメモとして書き溜めたものや、先生同士の会合などで資料の他に先生が書いて付け加えて配ったものなどで、先生の手元に未だ残っていたものです。

それを私に一気に送って来てくれたわけですから、・・さあ大変!(^_^;)

以前、電話で先生と会話していたときに、そういうメモなどがけっこう残っているとお話を聞いたときに、「活字にすると再度生かされることになるのでは」と私が言ったことからこうなりました。

あまりにも膨大で、どこからどう手をつけていったら良いのかわかりませんが、とにかく少しずつ目を通しながら、あらためて活字にしてブログなどのネット上にアップしてみようと思っているところです。

で、今回は平成16年度と書かれているノートの中に書かれていた部分を抜き出してみます。
最近の電話で先生がよくおっしゃっている「世の異変は自然破壊が一因では?!」という話に結びついる・・と思ったので。


以下 先生のノートから

今にはじまったことではありませんが、じゃまになったかどうしたことか身のまわりの緑や大きな樹がなくなっていくのが残念。
人や物との関係はすべてこのじゃまと言う発想に大きな問題が含まれています。
こちら側からむこうをじゃま者と見るのは一方的、勝手な理屈であります。

緑もそうですが、水、空気、土、これみんな人間がつくれるものではないのだが、今の時代お金で買えるような考えちがいをしていませんか。
環境面に目をむけると暮らしの中にあまりにも、もどきが多すぎませんか。
今、日本はもちろんのこと、地球全体にこの水、空気、土が身のまわりで危機的な状況にあると思うのは私だけでしょうか。

ちょっと気に入っている着物など古くなったのでまた同じものを買いに行くと、ほとんど手に入らず、質もデザインも変わっている。
何とか同じものを見つけてくれませんかと話しても変な人と思われるくらいで対応してくれないどころか、そんなのはもうないですよ、毎年のように流行が変わるので探すほうが無理と言うものですとか、私が変なのかなあ。

このことは今の時代すべてのことにかかわっているようです。
私はこれが欲しい、こんなのが使いたい、でも流れの中からどんどん姿を消されていく物たち。
このことは人の心にも同じようなことが言えそうで、考えると恐ろしいです。
そんなこと言ったって無理とか、それはダメとか、個性重視をスローガンにしながら、その反対の動きの中で大変な時代に生きていると感じることが多い。
そしてその時代、社会構造をつくっている自分たち団塊の世代の責任を感じながら何もできないことばかり。
何とか次の世代に大切なことを引き継ぎたいものです。
暮らしの中の流れ、流行等について時に考えみましょう。

その昔20~30年前、よく映画を見に行ったものだが、このところテレビ、ビデオなどが多く映画館に足を運ばなくなった。
生活のリズムが変わったようにも思うが、そればかりではない。
テレビのコマーシャルや映像などをゆっくり見ること、味わうことができない。
早い流れについていけないのはある意味で年のせいでもあるが、見たり読んだりについて少し、ゆっくり、じっくり体感したいと思うのは誰もが同じであって人の心の中に大切な部分であります。
映像に限らず流れが早すぎると自分の気持ちの中でしっかりと読み取ったり感じたりすることができないので、私は個人的にはすべての面にスローダウンを期待するところであります。
今、時代は特にスピード、便利優先の流れです。立ち止まる、ゆっくりボーッとする時間や空間が大切です。
30年位前だったかストップ・ザ便利のタスキか何かかけて東海道とかどこでもいいけどわらじスタイルで歩いてみようかなんて友だちと話したものですが、まだやったことがない。30年前も同じことを感じていたので、今はとにかく猛スピードの時代ですね。


以上です。
ノートに細かく書かれて1ページでしたが、内容は“濃い”。
このノートのメモから15年以上経っていますが、付け加えることは何もないですね、先生。

 

2020/05/30

「ジャズ喫茶 ベイシー読本」読み切った。

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『ジャズ喫茶 ベイシー読本/別冊ステレオサウンド(株式会社ステレオサウンド)』を読みました。
発売日の5月28日に手に入れ、本日完読!あっという間に読み終えました。

ジャズ喫茶・ベイシーと言えばジャズ好きな人であれば知らない人はいない、岩手県一関市にあるレコード盤でジャズを掛ける、そして空前絶後の良い音で、しかも大音響でJBLのユニットをマスター作成のエンクロージャで固め、鳴らしているジャズ喫茶です。

そのベイシーが50周年を迎えるということで、ステレオサウンド社が一冊まるごとの大特集本です。
ベイシーの映画も完成されているとのことですが、この“コロナ感染騒ぎ”でまだ上映に至っておりません。

マスター・菅原さんの子供の頃から高校、大学、プロのドラマーとしての就職、そして病気のため一関に帰り、ジャズ喫茶を始めるところから現在に至るまで、マスターと音の格闘物語を中心に編集されていました。

そして野口久光氏はじめ、伊藤八十八氏、御大カウント・ベイシー、エルビン・ジョーンズ、タモリさん、村松友視氏、JBLのアメリカ本社の方々など、様々な人達との交流の様子も感動たっぷり、味わいたっぷり、洒落や冗談も交え、文章が掲載されています。

もう、全部が読みどころヽ(=´▽`=)ノ

何といっても、マスター菅原さんの音への探求心・追求心にこちらも心躍り、熱くて一本気な人生に“ジン”ときました。

私も一度だけベイシーを訪れたことがあります。二十数年前・・。
大音響なのに、ひそひそ声で注文を取りに来た女性の声もよく聞こえ、会話も小声でできる、ベイシーならではの良い音がそんな現象を生み出しているのだ、と驚嘆しました。

そのときマスターが掛けてくれたウエス・モンゴメリーのライブ盤では、ウエスのギター・アンプの“箱鳴り”の音が聞こえ、同じ音源を持っている私には今まで一度も聞こえたことのない音に驚きました。

さらにマイルスのライブ盤も掛かりましたが、トランペットを吹きながらソロの部分でセンターに歩いてくるマイルスの足音というか、ステージの軋み音が聞こえたときには震えが来ました。
すごいっ!凄すぎる!どういうことだ、自宅のオーディオでは同じレコードを掛けてもこんな音、影も形も無いっ!・・と、ベイシー・サウンドの素晴らしさにただただ心洗われるように音の滝壺の裏側に入ったような気分で、その貴重な時間を過したのでした。

最後にこの本の中で菅原さんが語っていたことで印象に残ったひと言を。

「有り難かったことが当たり前になっちゃうのは、ある意味不幸なんだよ。それに、どっかちょっと不便なほうが有り難いんだけどな・・。」・・・まったくもって同感でした。

 

2020/05/28

太田和彦さんの「BARへ行こう。」を読んだ。

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『BARへ行こう。/太田和彦著(ポプラ新書)』を読みました。

BARというのは私にとってほとんど馴染のないところです。
場所もよく知らないし、一人で入るっていうのはなかなかハードルが高く、踏み入ることに躊躇を感じる所です。

で、その世界を知るための“太田さん頼み”となった。

読み始めると、まずは簡単にBARに入ったときの心構えや、カクテルの大まかな種類などのレクチャーがあり(ほんとうに簡単でわかりやすかった)、さらに太田さんお勧めの全国のBARの紹介がありました。

で、さあ本編!

よく知っているカクテルから、初めて聞く名前のカクテルなどの紹介となるのですが、そのカクテルごとにそれぞれ物語仕立てになっていて、これが面白かった。

カクテルをからませた物語を作ると、自然に男と女のストーリーが多くなり、それがまたちょっとドキドキするような話で、これまた愉しく読みました(゚ー゚*)。oO

私がこの本に書かれているような本格的なBARに行ったことがあるのは、二十代の頃でした。
当時、年上の彼女が馴染のBARに連れて行ってくれて、手慣れた感じで自分と私が好きそうなカクテルを頼んでくれました。
バーテンダーの見事な手捌きに驚き、スイッとカウンター上に出来上がったカクテルを出されたときに「カッコイイ~」と素直に思いました。

この本に書かれていた、男が女性をBARに連れて行き、自分の飲み物と女性に合うカクテルをサッと頼む格好良さとは全く逆の私の若い頃の体験でした(^_^;)

あれから幾数十年・・BARにはいまだ行けていません。

コロナの騒ぎが収まってきたら、今度はBARを体験・開拓するのもいいかもしれない、と思いつつ読了。

少し未来に楽しみが出来ました。

 

2020/05/26

緊急事態が解除されて

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写真は現在の我が家の庭に咲く花々。
世の中の大変な状況とは打って変わってほのぼのとした気分にさせてくれます。
ありがたい。

緊急事態宣言の前から我が家は非常時警戒モードに入っておりました。
マスク装着や、手洗い励行などはもちろん、まだ警戒態勢に入っていなかった職場にも自費でアクリルボード等の材料を購入し、設置。何と言われようと感染対策を自ら行いました。
あのとき顔をしかめていた人も今では感謝してくれているようです。

 

 

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本屋にも行かなくなりました。
市内いろいろな本屋、ブックオフなども巡廻するようによく出掛けていたのに、今やまったく・・。

ジャズ喫茶などのジャズが流れている珈琲屋さんなどもお店自体が自粛していたりで行くこともなくなりました。
そこで友達や、よくこのブログに登場する中学時代の先生とも話に花が咲いていたのですが・・。

 

 

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映画にも行けなくなりました。
私の大好きな千葉劇場も感染対策で閉めていたためです。
他の映画館では上映されない“いい映画”がいつもかかっていたのです。これも残念。

そして何よりも宝塚歌劇が上演休止となり、人生の大事な部分にぽっかり穴があいたようです。
観劇後のヅカ友との飲み会も、もちろん無くなりました。
いやもう寂しい。

 

 

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早くもとのように、などと当初は思っていましたが、現在の状況をみると、なかなかそんなことにはならないようですね。
へたをすると、この緊急事態解除が“ゆるみ”の発端となって、再び緊急事態が訪れるかもしれません。
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とにかく油断せずに日々過していこうと思います。
なにか「光」が見えてくるような明るい話題がほしいですねぇ。

2020/05/24

「ブコウスキーの酔いどれ紀行」を読んだ。

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『ブコウスキーの酔いどれ紀行(SHAKESPEARE NVER DID THIS)/チャールズ・ブコウスキー著・マイケル・モンフォート写真・中川五郎訳(ちくま文庫)』を読みました。

著者のチャールズ・ブコウスキーは、ドイツ生まれで3歳のときにアメリカに移住。
カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪、その後郵便局に勤務しつつ創作活動をしたとのこと。
100冊に及ぶ著作が刊行されたのだそうです。

それらについては読んだことがないのですが、今回本屋で気になって手に取ったのが、この「酔いどれ紀行」です。

表紙のイラストは、本文中に出てくるブコウスキーの写真から描かれたものですが、そのハチャメチャで無頼な感じが面白そうで、思わず手にしたのです。

中をパラパラとめくってみると、ワインをボトルごと手にしてガブガブと飲み、好き勝手なことを喋りまくり、同行の女性とドイツ、フランスを訪れ、そこで出くわす様々な出来事に体当たりしたり、相手にしなかったり、自由奔放、我が道を行くブコウスキーのほとんどドキュメンタリー的な文になっていました。

ブコウスキーの著作を読んでもいないのに、この私にもその破天荒な著者の性格が面白く、あちこちで朗読会を開くと若者がたくさん集まったり、テレビへの出演でも泥酔してそのままスタジオを飛び出したりする奇行がかえって人々に“ウケたり”して、つまりはこの人の人間的な魅力に惹かれていく人が多かったのだな、と思いました。

ブコウスキーは、1920年生まれで、1994年に亡くなっています。
時代がその奇行、蛮行、暴言なども許すような時代だったのでしょうが、もう今の時代にこういう人が現われるのはなかなか難しいでしょう。

SNSやその他、人を取り巻く環境も変わりました。
今に生きていたら、“炎上”必至、“生真面目”な人達の砲火を浴びたことでしょう。

いい時代に自由奔放に生きた作家の豪快な旅の記録、楽しく読みました。

 

2020/05/23

コロナの騒ぎで見えてきたこと

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新型コロナウイルスの感染拡大も次第にその勢いが弱まってきたかのように感じる今日この頃。
いろいろなことに耐え、いろいろなことを諦めるうちに見えてきたことがありました。

国民一律に配られることになった10万円の給付金。
それが決まった矢先、役所の窓口には住民票を夫と妻で世帯分離しようとする奥さんが多数やって来た。

民法では夫婦は互いに協力し、扶助する義務があると定められ、同居は通常当然のこととして認識されていますが、「私たちは互いに独立し、個々にやっておりますから、世帯は別々です。だから世帯主は二人にして欲しい。」という「妻」の側の人が大勢やって来ました。
でも、それって夫婦なんだろうか?と思いました。

世帯主に申請書が送られ、世帯主が家族全員の給付申請をすることになると知り、だんなは自分で独り占めするんじゃないか、という疑念、心配がそうさせたのだな、と思いました。
もっとふだんから夫婦の関係を強いものに構築していくことが大事なのだ、と、結局わかりました。

さらにこの一律給付の申請でわかったこと。

国は「マイナンバーカードを使ってオンライン申請もできます」と、調子のいいことを言いましたが、実際にはマイナンバーカードには4種類ものパスワードがあり、今回の申請ではそのうちの二つ、しかもひとつは6ケタ以上で16ケタまでのアルファベット・数字混じりのパスワードが必要だという。

カード取得時にそれを決めたはずだからそれを使えと言われて使える人がそんなにいるのかどうか、ふつうの人間だったらわかりそうなものだが、そうしろと言う。

で、またまた役所は三密過密の大地獄になるのにも関わらず、パスワードの再設定を求めて、特にマイナンバーカードは高齢者が多く取得しているのでその人達が押すな押すなと押しかけてきた。

それでまた、マイナンバーカード・システムがあまりのアクセス数にダウンしてしまい、大混乱。それを受けて逆上する駆けつけた方々・・(T_T)

40年前のシステムかと思うほどシステムのお粗末な操作方法に苦しむ窓口の方々。
暗証番号再設定に時間はかかり、カードと操作だけで便利に済むのかと思っていると、お国が定めたどうでもいい書類を書かねばならず、しかも添付書類もあり、それにも時間がかかる。

運良くオンライン申請が出来たと思っている人達も、実は裏側では、出来たと思ったその入力をデータにして圧縮し、それを役所側でまた解凍し、さらにCSV化されたデータを一旦役所の書式のファイルに変換して、それをまた審査するのだということもわかりました。

そこで次々と見つかる入力不備・・。
決してオンライン申請は終わっていないのです。

必須の添付ファイルが無くともすり抜けて申請出来てしまうし、一人の人が何度でも申請出来ることもわかった・・・( ̄O ̄;)・・テレビでも何度も報道されている。

しかも、マイナンバーは法で個人しか認識することが許されず、オンライン申請した人の家族をまたまた役場の人達が住民基本台帳と照らし合わせて家族を調べるんだとわかり、・・(T_T)・・電子申請ではなく、自動販売機の中に人が入って品物を外にポトンと落としているような代物だということがわかりました。

いくつかの市町村では、「たのむからオンライン申請しないでくれ」とか、「オンライン申請受付はやめました」とアナウンスを始めました。

・・結論は、マイナンバーカードシステムは“ポンコツ・システム”だというシンプルなことでした。
盲目的にこういうシステムを信じる人たちがたくさんいることもわかりました。
私なんて全くこれっぱかしも信じておりません。
紙でやるのが一番!
だって、紙はすでに住民基本台帳などで確認済みの申請書でしょ、それに返事するだけでもらえるならそっちがいいに決まってるじゃない。

まだまだわかったことはたくさんありますが、また後日報告いたしましょう。

それじゃまた。皆様、良い休日を自宅でお過ごしください。

 

2020/05/20

猫にハンコ!

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このブログでご紹介しているご常連の私の中学時代の担任で美術の先生。

このあいだこのブログでもご紹介しましたが、先生に、私が自室でジャズを猫の「マロン」と聞いている話をしたら、『ジャズ・スポット』の看板を作って送ってくれました(※5/16のブログ参照)。

私が看板に電球を仕込み、部屋で使っている様子と、猫のマロンがジャズを聞いている写真を先生にお礼として送りました。

そしたら・・!!

先生から手紙の宛名に私の名前と共に「マロンさん」と書かれた手紙が届きました(#^.^#)

 

 

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そして・・・・・【まろん】と彫られたハンコが届きましたぁ~っ!!ヽ(=´▽`=)ノ

誰が押すんだ!

という疑問はさておいて、先生、ほんとにおもしろいっ(*゚▽゚)ノ

可愛い「まろん」のハンコ、使わせてもらいましょう(*^^*)

先生が担任になったのは中学二年の時、そのときからの長い付き合い、先生で良かった。生徒で良かった(^-^)/☆

 

2020/05/18

井上荒野さんの「森のなかのママ」を読んだ。

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『森のなかのママ/井上荒野著(集英社文庫)』を読みました。

この本の世界はなんとも小説ならでは、っていうか「ありえねぇだろ?!」っていうくらいの設定で進んで行きます。

画家だった父親の突然の死。

浮き世離れした主人公の母親(ママ)はその未亡人。
美術館に改装した家にその母娘が住みます。

無くなった画家のアトリエだった離れは、なんだか過去に上記のママと何かあったのかもしれない渋い老人が間借りする。
その老人に主人公の大学生の娘がいきなり告白するところから物語が始まる。

浮き世離れしたママにはその間借り老人のほか、妻と愛人がいてもなおママに憧れる男や、ママをなんとか口説こうとするもうひとりの男、さらに画商で、次々と無くなった画家の遺作で家に残されているものを買い取り、その間にやはりママに何か好意以上のものを秘めている男が登場。

先に書いた主人公の大学生の娘は、老人に告白しているのだが、同じ大学の友人である男性も主人公に好意を寄せている。

これだけの関係の中に、さらに無くなった画家は生前かなり“モテ”ており、宿で突然亡くなったときも女性と一緒だった。
で、その女性が途中から物語に参戦してくる!

けっこう“しっちゃかめっちゃか”なストーリー展開で、登場人物皆が騒々しいのに、“ママ”は呑気なんだか、無神経なんだか、のほほんとしていて、とらえどころがない。
でもって、かなりの美人ときている。

テレビドラマにでもしたら、これはもう面白くて、毎回毎回起こるハプニングがとてもドキドキかつ、愉快で、ミステリアスなものになって、こたえられんだろうと思いました。

とにかく奇想天外な展開が面白くて、あっという間に読み終えました。

それぞれのキャラクターの人間模様が絡み合い、絶妙のドラマとなっておりました。

ストーリーそのものを書くわけにはいきませんが、かなりのおすすめ本です。
たのしめますよぉ~(^-^)/☆

 

2020/05/16

先生から「看板」?いただいちゃいました。

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このブログによく登場する私の中学時代の担任で美術の先生。

私がいつも帰宅すると、我が家の猫・マロンが飛び出してきて、私の部屋に入り、オーディオの前に来て「ジャズを掛けてくれ」とねだります。
そしていい気持ちで私の膝の上や、椅子や、机上でうっとりと聞き込むのです。

そんな話を先生にしたところ、なんと『Jazz Spot』の丸い看板のようなものを作ってくれて、本日送られてまいりました( ̄O ̄;)・・びっくり。

なので、早速それを部屋の本棚前に設置。
ついでに百均で買って来た電球を仕込んで部屋の灯りをダウンライトにすると、たいへん“いい感じ”(#^.^#)
本日より『Jazz Spot』として私の部屋がデビューいたしました…σ(^_^;)

 

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マロンもたいそうよろこんで・・?!・・いるようです。

なにせ、このジャズ・スポット、お客は猫一匹なので、マロンは上得意様(*^_^*)です。

ついでに先生が物置で発見した1980年代のエルビン・ジョーンズのライブ・テープまで送ってくれたので、猫のお客さまと私、楽しんでいるところです。

ほんとに、先生ったら面白いことしてくれるんだから(゚ー゚*)。oO

 

 

2020/05/15

「文豪と酒 -酒をめぐる珠玉の作品集-」を読みました。

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『文豪と酒 -酒をめぐる珠玉の作品集-/長山靖生・編(中公文庫)』を読みました。

この本は、漱石、荷風、谷崎、太宰などの作家や詩人、歌人などが書いたウイスキー、ビール、ジン、紹興酒などに思いを託した作品を集めた作品集になっています。

鴎外の作品などは、今の時代の私からみると、かなり“文語調”に感じ、けっこう読むだけでも難儀しました。
「いま着きし汽車にて、ドレスデンより来にければ、茶店のさまの、かしことこことことなるに目を注ぎぬ。」なんて・・わかったようなわからないような・・。

でも、それぞれの文豪らの、酒を巧みに登場させ、演出する文を読んでいると、昨今の小説などに登場する「酒」には、これほどの意味合いや物語への影響は無いな、と思いました。
昔の文豪が書く「酒」は深くて味わいのあるものになっていて、登場人物の気持ちや、時間の経過、小説全体の雰囲気を絶妙に演出しています。

特に印象に残ったのは、岡本かの子の作品に、パリでの食事風景が描かれていて、アペリティフ(食前酒)が語られ、「ペルノーやベルモットなんてポピュラーな食前酒だ」、などと語られていますが、私はたぶん両方とも一度も飲んだことがないかもしれない。

荷風の「夜の汽車」では、女が手にしているのは古風な日本酒でも、汽車内にそぐわない瓶ビールでもなく、やさぐれた焼酎でもない、ウィスキーでした。
懐から取りだして飲むのがウィスキーだからこそしっくりくる、そんなシーンも味わうことが出来ました。

そんなわけで、飲んでもいないのに“ほろ酔い気分”で今回のブログはおしまいです(゚ー゚*)。oO

次は井上荒野さんの小説を読もうかと思っています。

 

2020/05/13

橋がそこにあるのに川を飛び越えて渡るのか・・・。

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タイトルどおりの話です。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う10万円の特別給付金の申請は、オンライン申請と郵送による申請があります。

郵送申請が橋を渡ってすんなり10万円を手早く受け取る方法。

オンライン申請は数々の苦難を乗り越え、川に落ちたり、溺れそうになったりして、運良く飛び越えるのに成功しても、実態は入力が誤りだらけで、内情は職員がその入力をアナログで住民基本台帳と突合しているので、あな悲しや、郵送の方が本当は早いのです。

オンラインの申請はマイナンバーカードを使い、四つある暗証番号のうち、6ケタ以上16ケタまでで決めたアルファベット入りのものが必要で、しかもパソコンとカードリーダーも必要、スマートフォンで行う場合でも機種が対応しているものが限られている。

で、アクセスが殺到し、うまく動かない。
なおかつ、前述のパスワードを覚えている人なんかほとんどいない。
さらに、マイナンバーカードを所有しているのは高齢者ばかり。

しかも、パスワード再設定の全国市町村窓口からの入力にシステムが耐えられない。
で、ダウン・・。

自分でやってみて、アクセス出来ない人はサーバー等システムが“駄目駄目”だからとは思わず、パスワードが問題なのかと、そして元々パスワードが何だかわからない人も役所に訪れて窓口は「三密地獄」となっています。
感染が拡大したから給付するんじゃないんですかね、それを感染拡大の巣窟を作り出そうとしている現状にはただただあきれるばかりです。

そんでもって、高齢者ばかりのマイナンバーカード保有者の方々。
運良く入力できた人は「どうだ」と言わんばかりの自慢や、わざわざ人にも勧めたり、「簡単だよ」などと吹聴する。

ちょうどそのくらいのお年頃の方々は「あいつに出来てオレに出来ないはずはない」などとくやしがる。

それがまた悪循環を生み、窓口はさらに「三密」の地獄絵図の完成です。

このあいだ一回言ったけど、また言っとく!

『人にすすめるな、人に自慢するな、人に吹聴するな』

『橋がそこにあるのに川を飛び越えるな』

郵送申請がいちばん安全で、いちばん早い!!!

再度、以上です!

 

2020/05/10

「昭和恋々」山本夏彦・久世輝彦共著を読んだ。

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『昭和恋々 -あのころ、こんな暮らしがあった-/山本夏彦・久世輝彦共著(文春文庫)』という本を読みました。

この本は写真がふんだんです。
それも昭和10年頃から20年代~30年代~40年代と、私には懐かしい時代もあるし、時々ニュース映像などで見かけたことのあるような昭和初期のものなども。

そして、山本夏彦、久世輝彦という“一筋縄”ではいかない両人の無駄のない文章がそれら写真の時代に思いを馳せ、ただ懐かしむというではなく、現代に無くなったそれらが何を意味していたのか、世間とは、家族とはどういうものだったのか、という部分にまでふれていきます。

かつてデパートなどにあった蛇腹式の折りたたみ扉と共に二重扉となっていた「OTIS(オーチス)」のエレベーターの写真・・たしか日比谷の三信ビルが取り壊される前にあったと思う・・、もちろん“デパートガール”も映り込んでいる、どこの家でもあった縁側の人達の風景、そしてなぜか縁側に置いてあることの多かった足踏みミシン、柱時計、床屋のサインポール、原っぱで遊ぶ子ども、物干し台、などの写真と共に両人が書いた文章はなかなか読ませます。そして私には経験のないものもあるのに何故か懐かしいのです。

その時代にあって今にないものって何だろう?
と、私も思いましたが、でも具体的に言おうと思ってもうまく言えません。

人と人のつながり、みたいなものでしょうか。
それに便利になるからといって使い出した様々な家電品を筆頭とする道具などが、果たして人の生活をほんとうに豊かにしたのか、なんてことも思いました。

携帯電話、スマートフォンなどで人と人が繋がった・・?!・・めでたいようだが、ほんとうの繋がりなんて実際にはなくて、個々はとても孤独で寂しいような気もします。

そんなことにも思いが至った本でした。

最後に山本夏彦氏の本は、もう新刊書店で見かけることはほとんど無くなりました。
今の時代、まったく売れない本となったのか、それとも著作権関係などの都合なのか、または時代柄、抹殺されたのか、理由はわかりませんが、今の時代にはまったく見ることのない文体、言葉、考え方がふんだんに書かれた偏屈王の翁の本を私も何冊か保有しておりますので、大事に読み返したいと思っています。

 

2020/05/09

給付金のことでSNSに気軽なコメントはさけてくれ。

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今回、国が全国民に一律10万円の給付をするということで、オンラインや郵送での申請ができるよ、とアナウンスしているところですが・・。

マイナンバーカードを使ってパソコンやスマートフォンから申請ができるってわけですが、パソコンを使うにはカードリーダーが必要だったり、スマートフォンでやるには対応機種もある。

さらにカードを作ったときに、暗証番号が4つあり、そのうちのひとつアルファベット入りで6ケタ以上16ケタまでのもの(※今回使う署名用電子証明用)で、当初忘れぬようにその番号の控えももらっているはずであるが、多くの人がそんなもの保管していない。

第一そんなケタ数の多い暗証番号があったこと自体も覚えていないし、なぜそんな番号を決めてくれと言われたかもわかっていないままだ・・。

マイナンバーカードの所有者の多くが高齢者で、写真入り身分証明として便利かと作ったり、「お国がすすめているのだから」という理由で作った人も多い。

・・だから、電子申請しようとしても、そんな人にはハードルはめっちゃ高いのです。
SNSで「私はやりましたよ」だとか、「スムース」に出来ましたと、うれしがっている人・・、あなたがそういうお年寄りなどを煽ってしまっているのです。

紙で出来るって言ってるのに、「私もやった方が早くもらえる」などという気持ちを持たせ、手続き自体に戸惑ったり、暗証番号でつまずいたり、暗証番号がたまたま合致していてもサーバーの不具合などでアクセス出来なかったり、そりゃいろいろなハードルではじかれちゃうんだよ、おじいちゃん、おばあちゃん(※特に昔は偉かったえばりん坊のおじいちゃん)達。

で、パスワードの再設定や、申請方法自体への苦情、また、今から申請しても2か月半かかると国がアナウンスしているのに、すぐにでもカードを作ろうとする人達で役所の窓口は大混雑、“三密”の三重苦状態ですよ!
もう大渋滞のぐちゃぐちゃなんだよ。

あんたが無事申請を終えることが出来たのは実におめでたかったが、コロナ対策での給付金の事務で、窓口をコロナ感染拡大の巣窟にするのはやめてくれっ!!
はっきり言っていい加減にしてほしい。

静かに行動していてくれれば、感染拡大の要因はひとつ減る。

やりたい人は電子申請すればいいが、人にすすめるな、人に自慢するな、人に吹聴するな、の三つを守っていただければ少しは収まってくる気配のある感染拡大の状態を保てるのだ。

以上です。

 

2020/05/06

心にゆとりを

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5月のゴールデンウィークを新型コロナウイルスの感染拡大の中、迎え、そしてその連休も終わろうとしています。

我が家に関してもそれぞれの出勤日以外は皆自宅におりました。
その間、草刈や、剪定後に保管してあった木々の枝類を環境事業所から事前に機械をお借りしておいて、チップにする作業などをしておりました。

なので、出勤日と食料の買い出し以外は外出しませんでした。

買い出し時に見た交通量もかなり減っていたと思います。
もうひと頑張りなんでしょうかね。

特に出勤したときに感じるのですが、突然不安になることがあります。
気のせいであるとは思うのですが、なんとなく呼吸が苦しくなったような気になったり、熱が上がったような気になったり、ひとりでパニックのようになってしまうのです。
聞くと、同じ職場の女性も「私も夜に、急に不安になり、症状が出始めたのではないかとパニックになります。」と言っていました。

こういうことってあるんです。

職場では私が作ったアクリルボードの遮蔽板の他、上層部がやっと用意してきたビニールの垂れ幕のようなものが設置されていますが、果たしてどのくらい効果があるのか、そういうアナウンスもメディアからは聞かないです。

職場には、「体温を毎日計れ」と上層部から組織宛メールで指示があり、記入用紙も配られましたが、実際に計っているのを皆に見せ、「〇.〇度です」と声に出し安心してもらおうとしているのは私だけです。
他の人達が体温を計っているのを見たこともないし、紙に記入しているのも、記入した紙を見たこともありません。
これじゃあ駄目だと感じる毎日でした。

 

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連休明け、また4月と同じような日々を送るのかと思うと暗澹たる思いになりますが、ここはひとつ、心にゆとりを持とうと、今思っているところです。

やれることをやり、自分でそれについて納得をしながら日々過していきたいと思います。
自分ができることをやるしかないのですから。

というわけで、明日からの出勤に備えます。
皆さんもお身体気をつけて。


【Now Playing】 voice of workers / 飯田浩司他 ( ニッポン放送-AMラジオ )

 

 

2020/05/05

「若山牧水随筆集」を読みました。

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『若山牧水随筆集/若山牧水著(講談社文芸文庫)』を読みました。
牧水の短歌には、過去ふれているようでふれてこなかったのですが、この随筆集の中でも多くの作品が紹介され、私にはとても“ふれてくる”というか、心にひびくものがありました。

そしてこの随筆がまた絶妙な素朴さと、人間の“性”というか、“業”というか、牧水そのものがよく描かれていて、とてもいい本に出会ったと思いました。

また、牧水は草鞋を履いてかなりの遠距離を旅します。
山野をめぐり、さまざまな村たずね、宿坊のようなところにも滞在したり、いろいろな人との出会いや、事件も起こります。
それらが随筆の中で実に自然体な文章で書かれていて、そのうまさには舌を巻きました。
特に自然の表現は卓越したものがあり、明治・大正の頃の風景などが目に浮かぶようでした。

とても気になった部分もありました。

自然に生えたままのとりどりの樹の立ち並んだ姿がありがたい。
理屈ではない、森が断ゆれば自ずと水が涸るるであろう。
水の無い自然、想うだにも耐え難いことだ。

水はまったくの自然の間に流るる血管である。
これあって初めて自然が活きて来る。山に野に魂が動いて来る。
想え、水の無い自然の如何ばかり露骨にして荒涼たるものであるかを。

明治・大正期に自然破壊に対する警告を発しています。
このあいだ、私が今回のウイルス感染拡大の一因は自然を破壊しつつ開発していく人間のせいではないかと書きましたが、上記牧水の文にもそのようなことが一部書かれているのではないかと感じたのです。

それから話題はお酒にうつります。
牧水はうかがい知ってはいたのですが、ものすごい“お酒好き”で、旅の朝にもお酒を朝食と共に所望しています。
酒なくして牧水の人生はありえない、自分でも書いていますが、酒を飲む牧水の風情もなかなかに愉しく面白いものでした。

牧水は、「生」の歓びを感ずる時は、つまり自己を感ずる時だとおもう、と言い。
自己にぴったりと逢着するか、或はしみじみと自己を噛み味っている時かだろうとおもう。
とも言っています。
歌の出来る時がそれに当たる様である。それもうまく出来て呉れる時である。
と・・。

私もこのブログで自己を感じ、書いているときがもっとも「生」を感じているときかもしれない、と思いました。
これからも丁寧に書いていきます。


【Now Playing】 DJ壇密のSM / 壇密、大江裕 ( NHK-AMラジオ )

 

2020/05/04

連休中日になって。

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きょう、5月4日(月)の千葉は朝から小雨が降っていました。
庭の草花も雨に煙っています。

天気がよければ草刈りをしようと思っていたのですが、明日に回すことにして、いまだアナログなおつき合いをしている中学時代の担任の先生に手紙を書いたり、本を読んだりしておりました。

新型コロナウイルスの感染についても、東京の様子をみていると、“一進一退”みたいな状況ですね。
緊急事態宣言もそのまま続くことが決まったようですし。

このブログで何回か前にも書いたのですが、過去のウイルス感染拡大が起こったときに社会の変革がなされているということが歴史的事実としてあり、今回も仕事の進め方が「テレワーク」などという割と近未来だろうな、と思われていたことが実際に行われることになりました。

物を売ったり、買ったりすることについても対面的なことが今後益々少なくなってくることも、たぶん間違いないのだろうと思います。

自宅で仕事をしたり、子供達が学校に行けない状況下で、家族それぞれのあり方もきっと各々の家庭で見直されていることが多いのではないでしょうか。

気になるのは、観光など、「行ってみなければわからない」というようなこと。
そして「現地で食べてみなければわからない」ことなど、実体験が人に大きな影響を与えるような事物がどうなっていくのかです。

画像や、動画で見ればいいんじゃね?!とか、お取り寄せがあるからいいじゃん!!
というようなことが一般的な意見になってくると、・・つまらない社会になってしまうのでは・・と、危惧するのです。

それは、コンサートや、演劇などの会場で見聞きするものについても言えると思います。
そういうものは、実際にその場で聞かなければ、見なければわからないものですが、安易にビデオなどで見れば同じ体験なのだ、なんてことになってしまうと、人としての喜びや感動という大切なものが稀薄になっていって、ますますつまらない世界が出来上がってしまうような気がします。

いつ頃さまざまな制限が解除されるのか、依然不透明ですが、上記のようなことも頭の中に残しておこうと思います。
人として大切なこと、ものを忘れないように。

 

【Now Playing】 I Want Yout(She's so Heavy) / The Beatles ( Rock )

 

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