【南先生の玉手箱_0006_子どもたちは(大人も同じ)】
今回の文は、平成16年2月5日の日付がありました。
学校に行きたくない、いやな科目があって行きたくない、行事がいや、などの子どもの気持ちについて先生がふれています。
〇休日の翌日 欠席者が多い
私ごとも含めて大人も同じことがありそう。
〇特定の教科のある日に欠席が多い
いやな時、かなりさぼったこともある。わからない、やらない、そのくりかえし、できない、嫌いにもなる。そんな体験、誰にでもあるのではないでしょうか。
〇学校や学級の行事がある日に欠席が多い
みんなと同じ行動がいやだったり、何か個人的にいやな思いをしたりないでしょうか。
誰もが同じような気持ちになるのでは、と思うのですが、そんな時、でも行こうかとか、やろうか、のきっかけがあるんだと思います。
暮らしていればいやなことがあるのがあたりまえなんですが、そのことに無理に自分で苦しまなくてもいい、学校や仕事は休めば、のん気でいい、でも何か不安があったり仲間にも出会いたかったり、ひとりが寂しくなったり、子どもの頃みんな複雑な体験をしながら今を生きている大人の自分、それぞれの生き方なんだけれども、多くの人とかかわって育つことは重要なことと思っている。
人間個室の中ではまともに育たないと言っていた人がいましたが、そのとおりかと思います。学校も人間関係の中で知識の他に育まれる部分が大きいのでしょう。
自分もそうであったように、子どもたちは日々嬉々として暮らしている中に、とても不安定な状況にあるものと考えます。
子どもたちの言動の中からいろんなサインを感じられるように感動を共にしながら素直にかかわっていたきたいと思うこの頃です。
学ぶ側の意欲や主体性は大切なことですが、それ以上に教える側の魅力や望ましい環境をつくっていく大人側の責任など、今、毎回流れてくるマスコミ報道の数々、教育をとりまく課題に対して何か小さいことでいいから具体的にかかわって実行していきたいものですね。
以上が先生の文です。
永遠の課題のような気もしますが、今年のコロナ渦で、自宅で過さねばならない生徒や、大人も同様なことになった人もいるかと思います。
今回のことで、子供も大人もまたいろいろと考えたことがあったと思います。
新しい、学校や職場での友達・同僚などとの関わり方が出てきたのではないでしょうか。
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