「語源500 -面白すぎる謎解き日本語-」を読みました。
『語源500 -面白すぎる謎解き日本語-/日本語倶楽部・編(KAWADE夢文庫)」という本を読みました。
さまざまな日本語の語源をたどる本なのですが、なにせ500もの語について書かれているわけですから、面白いけど読んでも読んでも終わらない( ̄O ̄;)・・350頁まるごと語源で息をもつかせぬ感じでした。
・・だから勝手に息をついて…σ(^_^;)休み休み読みました。
でも面白かった(゚ー゚*)。oO
「駄目押し」が囲碁の用語だということも知りませんでした。
勝ち負けにも関係なく、無駄で無益な着手点のことを「駄目」と呼んでいたのだそうで、その無駄なことをあえてやっておくこと、念には念を入れることを「駄目を押す」と言うようになった・・ほう・・そうだったんですか。という感じで読み進みましたd(^_^o)
「バドミントン」は、もともとインドのスポーツで、「プーナ」と呼ばれていた(インドの西部地方の都市“プーナ”で生まれたため)が、その植民地であるインドに赴いていたイギリスのボーフォート侯がその魅力にとりつかれ、別荘の庭にコートをつくり、楽しんだとのこと。
その別荘の名が『バドミントン荘』だったんだって!'(*゚▽゚*)'知らなんだぁ~。
サンドイッチがイギリスのサンドイッチ伯爵の名に由来しているこはけっこう有名だけど、博打の最中でも食べやすくハムや野菜をはさんで食べたのがことの始まりで、日本の「鉄火巻き」も賭場の別名である「鉄火場」で手にご飯粒がつかないように、マグロでべたつかないように、と考案したのが「鉄火巻き」だと知り、サンドイッチも鉄火巻きも同じような必要性から出来たのだと知りました。
こんなんが500件も掲載されているので、覚えたような気になりつつ読んでいても、「えっと、あの語源は何だったっけ?!」と、思わず読み返してしまうので、結局時間がずいぶんとかかってしまったのでした。
とても楽しく、興味深く読めました。
すこしばかり利口になったような気がする(^_^;)気のせいかもしれないけど。
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