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2020/08/25

「人間というもの/司馬遼太郎」を読みました。

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『人間というもの/司馬遼太郎著(PHP文庫)』を読みました。
これまた例によってブックオフにて格安購入d( ̄  ̄)

この本は、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」「坂の上の雲」など数ある名作・名随想の中から、現代社会を生きる上でのヒントとなるような珠玉の言葉をよりすぐって集めたものとなっているということです。

『言葉』ごとに末尾に典拠となる書名が記されていました。
司馬遼太郎が好きな人にはたまらないことでしょう。

実は私、司馬さんの書くような歴史上の人物、武将や、幕末の志士などにはあまり興味がないのです。
以前、このブログにも書いたことがありますが、「人殺しに好きな人はいない」っていうことなのです(^_^;)
どちらかというと、そんな人達が活躍していた頃に庶民は何をしていたのか、何を楽しみにしていたのか、そんな中から何か文化・芸術が発展してきたのではないか、ということに興味があるのです。

でも、そうはいってもブックオフで立ち読みするうちに気になって買ってみたわけです。

では、この本で紹介されている言葉と共に、少しばかり感想を。

〇もともと権力というものは、権力の維持のために、国家の名を藉りておこなう私的行為が多い。[翔ぶが如く 四]

・・・そう思いました。今現在のどっかの国のエライ人もそんな感じです (・_・;
そんなことをしている人は、自分で自分のしていることには恥じることがありません。
「自分のために人に悪いことして何が悪いっ!」そんな感じでしょうか、そんな人の顔を見たくないのでテレビはほとんど見ません。


〇政治がもし論理のみで動くものであるとすれば、人類の歴史ははるかにかがやけるものであったろうと思われる。
しかし政治においては論理という機械の作動する部分は不幸なことにわずかでしかない。
それよりも利害で動くということは大いにあるであろう。
しかし革命早々の日本国家の運営者たちは、政商の利益を代表していなかった。むしろ感情で動いた。
感情が政治を動かす部分は、論理や利益よりもはるかに大きいといえるかもしれない。 [翔ぶが如く 一]

・・・これは、私を含め、一般の人達が社会・会社などの一員として参加、勤めているときによく出くわすことではないでしょうか。
重要な決定事項などは多くが上司の“感情”に左右されている・・っていうのは、もう日常茶飯だ。


〇「わからぬ。なぜおれはこの虚弱な体をもかえりみずに働くのか。なぜ大汗をかいて合戦をし、調略をし、敵を追い、領土をひろげようとするのか自分でもわからぬ。いやいや、たれにもわかるまい。おそらく一生の最後のあたりになって、ふとなにやら、わかるような気がするのではないか」[夏草の賦 上]

・・・私はそれよりも早く気づいてしまったようです。
若い頃からずっと無理をしてきて、それがなんだったんだ・・って。
何でも無かった、多くは人のためにはあまり良くなかったと思う。上司の野望のためには良かったが。


三つばかり抜き出してみましたが、具体的に歴史上の人物の言葉などの項目を読んでいて、やはりほとんど共感できない私がいました。
そういうのに共感ばかりしていると、愚かな政治家になるんだろうな、と思いました。
皮肉を言って終わりってことでいいでしょうか…σ(^_^;)

 

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