いろんな人がいて、いろいろな特徴を見せ、また、いろんな言葉をつかう
過去、そして現在の職場などでいろいろな人に出会い、いろいろな目に遭ってきたが、そんな経験の中から「これはけっこう言えてるんじゃないか」とか、「なんだよ、その言葉」っていうようなことをあげてみたいと思います。
なんでそんなこと書こうとするのか、っていうと・・結構ストレス溜まっているからかもしれません…σ(^_^;)
無理に付き合わなくてもけっこうです。
気が向いた人だけ読んで!
かなりの確率で言えてるんじゃないかってことのひとつ目は・・
帽子を被って部屋に入ってくる人(キャップみたいなものでも、ニット帽でも、防犯パトロール中みたいなことが書いてある町内で配られた帽子でも)、一筋縄ではいかない、そして面倒くさい人が多いです。
いちいち人の言ったこと全てにチェックが入り、どうでもいいようなことでも理詰め(たいしたものではない、屁理屈言ってるだけのこと)で質問したり、確認したりする。
でもって、こちらの話は全く聞いていないし、自分の考えが正しいはずだとの主張ばかり。
だから話は一向に進まない。
しかもこちらの目を見ない。
帽子だけじゃない、“ヅラ”も被りモノのひとつだが、どっからどうみても“ヅラ”ってわかるのに、平然と被っているくらいだから、自分中心で自分勝手な人が多い。
これは窓口業務をやっている人はけっこう気づいていることじゃないでしょうか。
大きなリュックなどを背負って入ってくる人・・
心理学的には、その人の持っているカバンを見ると、その人がどんな人なのかわかる、っていうのを聞いたことがある。
とにかく、リュックに“パンパン”に入っているものはいったい何なのだろう。
どうしてあんなに大荷物を持って歩いているのだろう。
全部持ってかないと、外に出るのが不安なのだと思います。
だから、ひとつずつ不安を剥がしていくように丁寧に話していく必要がある人なんです。
これもまた難しいタイプの人なのです。
今度は服装や持ち物ではなく、言葉。
最近、「エビデンス」って言葉使うヤツがいやしませんか?!しかも語尾上がりで。
最初っから、「証拠」とか「裏付け」とか言やいいじゃないの。
何言ってんのコイツ!
自分の言っていることに自信が無いから、ちょっとワケ分からん言葉で相手を上から見ようっていう、“小さいヤツ”が使う言葉だと思いますよ。・・使ってたらゴメン。
ちょっと前からいたが、「ウィン・ウィン」て言葉、プレゼンや新システムなどの売り込みの際、使うヤツ。
どいつもこいつも調子良くて信用できないと思いませんか。
双方“万々歳”なんて“うまい話”あるわけねぇだろっ!!
こういうヤツには気をつけろ。ウソをついているから目が泳いでいるぞ、100%!
「ウィン・ウィン」なんて言葉使ってるヤツがさらに小生意気になってくると、「コアコンピタンス」なんて言い始めるd( ̄  ̄)
ここまでくると、自分は選ばれた立場にいるのだ、と自分で自分に言い聞かせるために使っているとしか思えない。
会議で使う言葉を全部日本語にしろっ!って言うと“化けの皮”がすぐに剥がれると思いますよ。
つづいて
「スキーム」だとか、「スキル」って言葉。もう使われなくなっちゃったねぇ。
これ、国の役人から使い始めた言葉だったんじゃなかろうか。なんか“カッコイイ”と思っちゃったんだろうね、お気の毒。
最初は文書中にこれが入っているとなんか“良さげ”に見えていたのでしょう、でも、やっと言った相手が「なんだよこいつ」って顔をするようになってきたので、自分が“バカっぽい”てことを演出していたのに気づいてしまったのでした。10年かかった。
せっかくだから、さらに国の役人が好きな言い回しをふたつ。
「緊張感をもって」・・必死にやっている“フリ”をするだけ。
“フリ”じゃないって怒るんだったら、「緊張してやります」って最初から言えっ!
「スピード感をもって」・・急いでいるフリをするだけ。
“フリ”じゃありませんって憤るんだったら「スピードを上げます」って最初っから言え!!
最後にもうひとつ、思いついたので書いちゃいます。
若い人がよく使っている「リスペクトする」っての。・・尊敬するほどのものではなく、ちょっといい感じじゃんあの人くらいにしか聞こえないので、尊敬してんなら「尊敬しています」と言った方がいい。
以上です。
列挙いたしましたが、私自身、気をつけようと思います。
みんな気をつけてねぇ~ヽ(=´▽`=)ノ
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