映画「PLAY 25年分のラストシーン」を見た。
映画『PLAY 25年分のラストシーン( PLAY )/2018年・フランス 監督:アントニー・マルシアーノ 出演:マックス・ブーブリル、アリス・イザーズ』を既に見ておりましたので、感想を。
13歳のときに両親から贈られたビデオカメラを手に持ったのを皮切りに、主人公のマックスは家族や友人たちとの日々を撮り始めます。
それがライフワークともなり、25年ものあいだに録り溜めた映像をつないで振り返るという手法での映画・・ということになっていました。
1990年代のヒットソング、フランス・サッカー・ワールドカップ時の懐かしい出来事もその中に入っており、まさに当時少年期から青年期を過した人には、とてもリアルな記憶が蘇ってくるものだと思います。
主人公が素直になれずに、手放してしまった大切なもの・・それがなんだったのか、ラッシュのように流れていくビデオ画像の中にいくつも残されていて、ラストの現実シーンに戻っていく時に感動があふれてくる、そんな映画の仕組みになっていて、チラシなどにもそう書かれていました。
私も共感できる部分がいくつかありましたが、でも、この時代に青春を過した若者とは、やはり私の生きてきた時代が異なることもあり、ビデオで振り返る度を超した“バカ騒ぎ”みたいなものにはちょっと付き合いきれないところもありました。
私よりも20歳くらい若い人にはいい映画じゃないでしょうか。
きっと私が見て感じた感動よりも倍以上のものを得られる映画だと思います。
今回は、見に行った私が、年代的に少し若い方に踏み込み過ぎた感じでした。
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