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2021/02/09

ほんとうにオリンピック・パラリンピックを開催するのか。

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自民党の二階幹事長は、現在大会ボランティアの辞退申し出の動きが出ていたり、森組織委員会会長の謝罪・撤回会見後の世間の反発にも、そんなことどこ吹く風・・とばかりに、「そんなことですぐ辞める(※党はあわててこの会見後に「そんなこと」を「そのようなこと」に訂正したいと記者に通知している)と瞬間には言っても、協力して立派に大会を仕上げましょうとなるだろう」と、発言している。

そして「どうしてもボランティアをお辞めになりたいということだったら、また新たに募集、追加する」、森氏の発言については、「周囲の期待に応えて(※期待しているのは誰だ?!取り巻きか)、しっかりやっていただきたい」と、辞任の必要もないと考えていることがわかった。

なぜか、誰もあえて触れようとしない《実際にオリンピック・パラリンピックを開催することはこのコロナウイルス感染拡大の中(※現在、会場となる首都圏では緊急事態宣言が出ているのだ)可能なのか》という一番の大問題。

写真の新聞記事にあるようにバイデン大統領も「開催可否は科学に基づく判断を」と発言している。当たり前のことだと思います。

マスコミ、メディアもうまくスルーしているし、テレビ・ラジオに出演しているオリンピックに関係する元選手や、アナウンサーもそうだが、その話題の時だけ、表情がまったく無くなる・・。人形のような顔をすることになる。

無観客だろうが、なんだろうが、百何十という国から選手が何千人来るのだろう、そのコーチやスタッフなども含めると何万人が来日するのだろう。

人っ子一人感染者がいない、などということは不可能だし、ウイルスの変異種に感染している人も多数入国するだろうというのは、どんな人でも想像できることだ。

医療が逼迫しているというのは、毎日のニュースで誰もが見聞きしているが、選手が感染して、選手村で感染拡大したら医療機関はそのときだけ逼迫しなくなるのかね?!
選手も普通の首都圏在住の市民も医療機関に面倒をみてもらえなくなり、医療崩壊以上に首都圏崩壊につながらないのか、と思うのは私のような者でも考える。

「コロナに関係なく、何がなんでもオリンピック・パラリンピックを開催する」なんて、正気の沙汰とは思えない発言をしている森組織委員会会長をなぜか今必死に擁護発言で援護している“愛国者を自称する”著名人がけっこういることに、今回気付きました。
女性蔑視発言も、それによって国益を損ねたということも、森氏の今までの功績、存在感から考えれば不問にすることが大切だと論じていて、ひどい人はツイッターで批判してきた人を片っ端から悪口雑言でやっつけている、見下げ果てた人だとあらためて認識しました。

ラジオか何かで聞いたのですが、「沈黙することは賛同すること」という言葉が印象に残りました。
このSNSが全盛の世の中で、今の事態に対して(国民の健康や生命に大きく関わること)沈黙する人が多すぎると思います。
沈黙することによって、今の社会が出来上がったのです。
思っていること、考えていることを少しでも表現することは、社会に生きる一員として大切なことだと思います。

 

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