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2021/02/03

「立ちそばガール!/イトウエルマ」を読んだ。

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『立ちそばガール!/イトウエルマ著・絵(講談社)』という本を読みました。
著者本人のマンガチックな絵もついて、立ちそば屋に寄ったときの様子もわかりやすくなっていました。

著者は女性。立ちそばとは通常あまり縁が無いこととは思いますが、でもこの本の中でも書かれていますが、今やけっこう女性の利用者も増えているようなんです。

立ちそばといっても、椅子があるお店もあり、手にいろいろ持っている女子、髪の毛を結わえたりする必要がある女子にはカウンターのみで何も置く場所がないお店は困ってしまうようでした。

また、昼の混雑時は、それこそサラリーマンなど、忙しそうな男達がサッと入って、ズズッとすすり、パッと出て行く、ものの5分・・みたいな状況で、著者は混雑時を避け、午後1時半以降に店に潜入していきます。

たくさんのお店が紹介されていますが、それぞれのお店は蕎麦そのものにこだわったり、つゆ(出汁)にこだわたっり、かきあげなどの種物にこだわったりと、様々で、著者の観察力はたいしたもので、蕎麦粉の割合や出汁に使われている“節”の種類やその配合なども洞察していきます。なんならお店の人に直接聞いたりして、突っ込みも鋭いですd(^_^o)
また、その突っ込みにもお店の人が正直に答えたりするのにも驚きました。

読んでいて、やはりと思ったのは、立ちそばという場所であるにもかかわらず、女性は注文にずぅ~っと迷い、時間がかかり、注文したあとでも品書きをまだみて、まだ迷っているということでした。
立ちそばにかかわらず、ウチの奥さんもその傾向があります。それについて突っ込みなどは絶対に入れてはいけません、女性は「女心がわからん」と怒りだします(^^;)

それから、食べるのにも時間がかかります。この本でも、客の男どもは、ものの三分で食べ終わり、外に出て行きます。
でも、天ぷらが熱かったりなんだりで、女子は時間がかかるのです。

さらに、食べ終わったあとも、“ゆっくり、まったり”する時間が欲しいのが女子です。
“食ったらすぐ出る”みたいな感覚は無いのです。

なので、この本に出てくるお店で、女性客が何人か入っているようなお店には、奥の方に椅子付きで、ちょっとゆっくりできるようなスペースがあるお店もあります。
今後はこういう需要に応える店もまだ出てくるのかもしれません。

私も、東京勤務時代によく立ちそばに寄りましたが、駅内の立ちそばでも、「ややや、これは・・うまい!」というようなお店がいくつもありました。
元気になって外に出られるようになったら、立ちそば屋さん探求なんてのもしてみたいと思いました。

 

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