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2021/03/08

「兎が笑ってる/伊集院静」を読んだ。

20210308_ijyuin_shizuka001

『兎が笑ってる/伊集院静著(文春文庫)』を読みました。
1994年8月~1995年8月に週刊文春「二日酔い主義」に連載されたものの単行本化を経て、文庫本になったものです。
またもやブックオフにて購入。二十数年前の伊集院さんの本です。

兎に角、飲んでいる。酔っている。どこで飲んだか忘れている。
ひどいときには、公園のベンチで翌朝目覚めている。
そして二日酔いになっている。
また、旅に出る目的はほとんどが競輪・競馬などのギャンブルをするため。
また、麻雀はすでに日常生活の一部になっている。
その合間に、文を書く・・(^^;)。

なのに、伊集院さんの周囲の友や、鮨屋の大将、バーのママ、ギャンブル仲間達に対する観察眼というか、人生の観察文のような書きぶりは“滋味”に富んでいる。
そういう人々の中に生きている自分への達観ぶりも凄くて、でも時にはいろいろ慌てたりするところもお茶目だ。

このブログにも書きましたが、私、今年の1月に三週間ほど入院しました。
退院後一月半経ちましたが、現在も体力・体調が戻らず、静養しております。

入院時、家を出る間際に何か本を持って行こうと、本棚から掴んだのが伊集院さんの本、数冊でした。
なぜ選んだのだろうと、あとで思いましたが、たぶん伊集院さんの人生に対する接し方、生き死に対する対峙の仕方が自然体で、病床で読んだとしても胸騒ぎを起こしたり、妙な気持ちにならないんじゃないかということだったのだと・・。

この本の頃の伊集院さんは、かなりな“無頼”ですが、でも現在の伊集院さんの本を読んで感じることは同様に書かれていました。
私にはほど遠いと思われる感覚と生き方にあふれていますが、でもなぜか勇気づけられるのです。
そんな本でした。

 

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