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2021/07/10

【南先生の玉手箱_0033_生まれて51年 7回シリーズ[7の3] 】

20210710_minami_data_001

私の中学時代の担任で美術の先生の現役時代の資料やメモなどの文書を掘り起こして活字化する作業。
平成10年の「家庭教育学級・資料 -家庭における進路指導のありかた-(私自身をふりかえって)」という冊子から、「生まれて51年」という文を長編なので、7回に分けてのご紹介。
今回は、7回中の第3回目です。


以下、先生の文章です。

中学ではチビのくせに野球部に入りたくて、すぐ入部。
2~3年生が大きく見えて個人的にはかわいがってもらった思い出がある。チビだったことが理由ではないと思うが、体もそんなに強くなかったせいか、じきにやめてしまった。

残念だったが、学校まで8㎞以上、いろんな面でしかたがなかったと今では思っている。
担任の先生がお前体が弱いんだから運動やんないかって美術部に入りながら陸上競技の活動にもかけもちで参加していた。

早くもないのに高とびだけ、補欠選手になったのを覚えている。
家の庭を掘りまくって、高とびの練習をした思い出がある。
自分の好きなことには意欲を持って、興味があれば頑張るものだと思っている。

友だちと好きなことに精いっぱいとりくんだ年頃だった。
この時代もひとつの青春時代で、異性には興味のある年頃だったと思う。
特にどうってことはないと思うが、クラスにも又年下、年上にも何故か好きな娘がいたりして、気が多かったのかも知れないが、結婚したらどうなるのか考えたり、人生のひとコマ、みんな同じような思い出があるのではないだろうか。

中学生で女の先生のクツ箱の中ににソーっとラブレターのようなものを入れていた生徒がいたのも思い出します。
何とも精神的に不安定な年頃だったと思う。又その頃は友だち、親友など今でも親しくしている仲間が人生の宝物であった。

私たちの頃は金の玉子と言われ、級長も東京の会社に就職して社内の学校に行き、親しくしていた仲間のほとんどが東京方面に就職をしたこともあって何回も東京、秋葉原方面に見送りに行ったのを覚えている。

私は自分の進路面で、これと言った強い希望もなく、みんなが行くからと言う気分で一番近い学校に行った。

◎当時は入試に落ちたら就職も多く、みんながバラバラに分かれていく状況で淋しかった。
全員にちかい子どもが進学をする状況は考えられなかった時代で、私のクラスは6割ちかく就職だったような気がする。
地域性もあったとは思うが、進路とはいつの時代でも人それぞれちがってあたりまえで進学することばかりが進路ではないと思います。

進路の壁を乗り越える力は自分自身だと言うことを長い人生においてみんな何度も体験してきことと思う。

子どもたちのために我々教師や大人側はできるだけたくさんの進路にかかわるメニューを持っていなければいけないと思います。
その子の特性、その子らしさがどんな方向にむいているのか、良き相談役でありたいものです。

よく自分のことが分らないと言いますが、基本は自分です。
自分のことについて本気になれば必ず方向が見えてきます。
他人との比較ではなく、自分をみつめるところをスタートラインとして、自分の進路に全力投球させたいものです。
人生一度しかないけれども、自分に素直に考えていけば、いくらでもやり直しもできると思います。


以上が先生の文でした。

先生の中学時代。
私自身が先生に教わったのが中学生だっのですが、ここに書かれている時代とはやはり少し異なった部分があります。
中学を卒業して就職、という友達はたぶんいなかったと思います。
でも、結局先生のようにずっと大人になってからも友達として存在している同級生はほとんどいないですね。生徒同士の結び付きは先生の時代の方が、かえって強かったんでしょうね。

逆に、先生が女の子に憧れたりしている部分については、私の時代の方がやや進んでいたかもしれません。
彼がいて、彼女がいて、っていう同級生はけっこう多かったと思います。かくいう私も。

先生の文章を読んでいて、私も自分の中学時代のことを思い出しました。

 

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