どこに行ったのか?いやもともと無いんだ。
新型コロナウイルスのワクチン接種、アメリカでは若者がなかなか接種しないだとか、接種に急ブレーキが掛かったり、インドネシアでは感染が急拡大して医療崩壊のおそれがあるなど、世界での感染状況は日々変化しています。
日本では、自治体や、企業がワクチン接種に向けて急ピッチで準備をしたものの、なんとワクチン接種担当大臣が「ワクチンが足りない」という・・記者会見をしました。
どういうことだろう?!と少しばかり考えてみました。
また、ラジオ等の報道も聞いてみました。
今までの報道や、政府からの発表だと、ファイザーのワクチンは、1億回接種分の調達が出来ているとのことでした。
そして、高齢者3600万人と、医療関係者等500万人の合計4100人分の接種は二回の接種をするとして、8200万回分を接種してもまだ《1800万回分余っている》はずです。
さらにモデルナのワクチンが4000万回接種分を調達したと言っていた。
ファイザーと併せると、合計1億4000万回分調達が出来ていたはずです。
で、現在すでに4747万回の接種が終了したとの発表もありました。
残っているはずのワクチンを“引き算”してみると66%の量がどこかにあることになります。
政府は自治体が滞留させていると言っているが、専用の冷凍庫が無いと保存できないものなのに(-20℃でも2週間しかもたない)、ストックなんかするはずもなく、市民からの要望が強いからきちんと準備して、きちんとワクチンの配送を申請しているはずです。
だって、ズルするよりもきちんとした方が整然と物事が進むことはわかっているのです。
職域接種が報告されていないものがあるのでは、と、政府がまた言い出したが、あんた何千万回分も報告なしにほったらかしにするわけないでしょ、それにそんなにたくさん接種したなんて報道もないのです。
ここで誰がどう考えてみても1億4千万回分の3分の1しか接種が行われていないのです。
・・本当は、発表どおり調達されていないんじゃないの。
半分以下しか調達出来ていないのを“隠蔽”しているのではないのか、と疑わざるをえないです。
ワクチンの会社との契約がどうなっているのか、開示請求を野党がしても契約書内に秘密保持についてうたわれているので開示できないという (・_・;ことにしているらしいですよ。
正確なワクチンの接種回数も公表されておらず、ますますあやしい。
でもって、“オリンピックに突入”するのです。
ワクチンがあるから安全・安心だなんて言っていたのはどこのどいつでしょうか。
「危険で不安」なまま、私たち国民は為す術もありません。
ワクチンも打たせてもらえない。
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