【「インターネット上での広報へのアドバイスに?!」のお話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №13】
過去に会った人、あった出来事についての回顧文シリーズ。
いろいろ前後しますが、今回は、東京勤務を終えて地元に戻ってきて最初の職場でのお話です。
東京で作った facebook page は、“幻”となり、公にはなりませんでしたが、地元最初の職場で、上司から「あなたに facebook page っていうもの、私はそれ、知らないんだけど、やらせるといいよと、ある人から話を聞いたので、なんだかわからないけど、それやってみて。」ということになり、今度は最初っから公に出来ることになり、私ひとりに任されたのでやってみることになりました。もちろん、そのほかにも仕事はその何百倍もありながらの話です。
地元に帰り、職場は市全体ではなく、区という特定の地域が相手なので、広報的なネタは細部に渡り様々なものがあり、やり甲斐がありました。
取材もどんどんして、どんな些細なことでも心に留め、あらゆることをネタに出来るという気持ちで作りました。
おかげさまで、アクセス数は上がり、一日で6,000アクセス以上いくような時もあり、更新も1日~2日おきです。
だって、書きたいことはいくらでもあるのですから。
でも、地元に戻って最初の職場では、二年間に二人の直属上司を経験しましたが、二人ともにまったく同じインターネット上の広報についてのアドバイスをもらいました。
ほとんど同じ文言だったので、驚いてよく覚えているのです。
それを要約すると↓
あなたが作るものは、写真も自分で必ず撮り、情報を熱心に取り、調べて、いろいろな人の話も聞いてきているし、初めて聞くことや、目にした人には面白い情報も入っている。
だけど、あまり“利口”なやり方じゃない。
インターネットで広報するときの“コツ”は、まず「楽(らく)」すること。
その記事に対するよく出来たホームページを見つけて、リンクを張る。
リンクのところには、そのページにあった良く撮られた写真を貼り付けておく。
そうすると、いかにもよく出来たページに見えるようになる。しかもまるで自分が作ったように見える。
[私の意見]→ それでは、元々のホームページに載っている内容だけになってしまい、そもそもアクセスする人には既存の情報を見ることになってしまい、新しいことや、見て来た人の感想などもわからない。
また、いくらリンク集みたいなものにしても、facebook はタイムライン形式なので、どんどん流れて行って見えなくなってしまう。
さらに上司のアドバイスの続き↓
見ている人の評価を意識するんじゃないんだ。自分の上にいる人達を意識すること。
そのページを見て評価する上司を意識するんだよ。
だから、“見てくれ”がうまく出来ていれば、内容云々ではない。一見してよく出来たものに見えればいいんだ、よく覚えておいた方がいいよ。これが仕事というものだよ。
あなたのやっていることは自分の評価を上げるためには非常に効率の悪いことをしている。
誰もがあなたを見てそう思っていると思うよ。「もっと要領よくやれ」って。
ということでした。
せっかくのアドバイスでしたが、私は東京にいたときに、上記のようなことは既に感じていました。
「仕事」というものをどう考えるか、ということが問題です。
これからのこのブログでも書こうと思っていますが、東京から帰る時に、もう仕事に対する「絶望」を感じていたので、「自分の持ち味を大切にして静かに生きる」という決心をしていました。
素直にアドバイスに従うことは、「自分」を捨てることになると思いましたので、「自分」を残すことにしました。
なので、東京から帰ってきた最初の職場では自分の出来ることを最大限、真摯に取り組みました。
それは遡れば、今でも見ることが出来ます。
私がその職場を去ってからは、1~2日おきの更新は、年に数回になっていました。
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