「古代出雲を歩く」を読みました。
『古代出雲を歩く/平野芳英著(岩波新書)』を読みました。
これもまたブックオフで安価購入。
ふだん、あまりこういう古代のことや、歴史にまつわるようなことが書かれている本は読んでいないのですが、「出雲」が私を引きつけました(*^^*)
12年ほど前に、仕事の関係で、出雲市斐川町にある富士通の工場を訪ねたことがあります。
そのときに、せっかく出雲に来たのだからと、出雲大社ほか、さまざまなところを見に行って、古代の雰囲気というか、息吹のようなものを感じる出雲がとても好きになりました。
それがこの本でも紹介されている「日御碕神社」です。
当時は名前も知らず行ってみたのですが、同一の境内に上宮と下宮が配置される出雲地方には珍しい社殿配置の神社でした。
崖の上から見た光景はまるで別の世界のようにも見えたのでした。
お参りしてきたのですが、全身に感じるただならぬ雰囲気が忘れられず、二ヶ月後にまた家族と出かけることになってしまいました。
まさにパワースポットだと感じたのです。
で、とにかくこの本を読んでいると、今まで知らなかった出雲の様々な謂われのある神社や遺跡が紹介されていて、世の中少し静まってきたら、また行ってみたいと思っているところです。
“あごだし”の出雲蕎麦も食べたいし(*^_^*)
また行く前にはよく読み返してみようと思います。
« 9人の作家による、お酒のある風景の小説・エッセイ「もう一杯、飲む?」を読んだ。 | トップページ | 【「夏祭り出店主催者の挨拶」でのお話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №18】 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 「寿司屋のかみさんお客様控帳/佐川芳枝」を読みました。(2024.11.30)
- 俳句を詠んでみる_0279【 不作の我が家に 柿届くよろこび 】(2024.11.21)
- 俳句を詠んでみる_0266【 無花果(いちじく)の ジャム溶けて 朝が始まる 】(2024.10.30)
- 俳句を詠んでみる_0260【 スーパーで 腸(わた)抜きの 初秋刀魚 買う 】(2024.10.23)
- 俳句を詠んでみる_0258【 秋の朝 おにぎり 三種 旅に出る 】(2024.10.21)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 古本の頁を繰っていて見つけるもの(2022.01.23)
- 中学生時代から今に至るまで、「レコード盤を貸してくれ」「CDを貸してくれ」「本を貸してくれ」と言われる話。(2021.12.21)
- 「日本人も知らなかったニッポン/桐谷エリザベス」を読みました。(2021.10.03)
- 「小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム -名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏-」を読みました。(2021.09.28)
- 坪内祐三の「最後の人声天語」を読んだ。(2021.09.25)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0296【 小春の館 ムササビの埴輪飛ぶ 】(2024.12.08)
- 俳句を詠んでみる_0281【 十一月 案内届く うれしさ 】(2024.11.23)
- 俳句を詠んでみる_0273【 肌寒に 次の干支の 守り探す 】(2024.11.08)
- 「日本人と日本文化/対談:司馬遼太郎_ドナルド・キーン」を読みました。(2024.10.17)
- 「物情騒然。人生は五十一から/小林信彦」を読みました。(2024.09.13)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 「思えばたくさん呑んできた/椎名誠」を読みました。(2024.12.09)
- 俳句を詠んでみる_0297【 小春日 古寺跡に 長女と佇む 】(2024.12.09)
- 俳句を詠んでみる_0289【 金風(きんぷう)の佐倉 ピンクのポスト立つ 】(2024.12.01)
- 俳句を詠んでみる_0287【 黄落の 麻賀多神社(まかたさま) 光溢れる 】(2024.11.29)
- かつての仕事仲間と神社に健康を祈りに行きました。(2024.11.09)
「不思議&恐怖体験」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0231【 空(そら)澄む 龍舞立ち ツアーバス追う 】(2024.09.22)
- 俳句を詠んでみる_0222【 冥界の入口 あの木下闇(こしたやみ) 】(2024.09.13)
- 俳句を詠んでみる_0212【 街灯の下 今夜も立つ 幽霊 】(2024.09.03)
- 俳句を詠んでみる_0113【 夏の山 今世の天狗に逢う 】(2024.05.27)
- 俳句を詠んでみる_0099【 校庭の ふらここ揺れる 夜々あやし 】(2024.05.13)
「建物・風景」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0297【 小春日 古寺跡に 長女と佇む 】(2024.12.09)
- 俳句を詠んでみる_0294【 秋 参道に トリスバーの寄進杭 】(2024.12.06)
- 俳句を詠んでみる_0293【 義母を連れ 銀杏黄葉(いちょうもみじ)の御神木 】(2024.12.05)
- 俳句を詠んでみる_0289【 金風(きんぷう)の佐倉 ピンクのポスト立つ 】(2024.12.01)
- 俳句を詠んでみる_0287【 黄落の 麻賀多神社(まかたさま) 光溢れる 】(2024.11.29)
« 9人の作家による、お酒のある風景の小説・エッセイ「もう一杯、飲む?」を読んだ。 | トップページ | 【「夏祭り出店主催者の挨拶」でのお話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №18】 »
コメント