自民党総裁選に立候補表明した人の会見を見たが。
岸田文雄氏(自民党・前政調会長)が党総裁選に立候補し、表明会見をしたとのことで、真っ先に表明した人なので、その会見を見てみました。
コロナ感染拡大に対する対応をどうするか、に興味がありました。
今の首相の方針と異なることが何か語られるのかと思ったからです。だって、感染は全国に拡大する一方ですから。
・政府の方針を丁寧に説明する。
・国民の納得感を大事にする。
・公平な経済対策を行う。
・楽観的な見通しはしない。
・ワクチン、治療薬への取り組みを加速する。
・ウィズコロナ時代における社会経済活動の専門家会議を設ける。
などが岸田氏から語られたものでした。
何か光明を見いだせるようなこと、ドラスティックな提案はありませんでした。
自民党の総裁が仮に代っても、首相が代っても、あまり期待できないなあ、と少しがっかりしました。
けっこう報道で写真がよく載っていた岸田氏のノートについて、何を言っていたのかも確認してみましたが、あの小さいノートに国民からの声で気になったところを書き綴ってきたそうですが、「年間3冊、10年間で30冊もある。」と胸を張っていました。
えっ、一年でたったの3冊?!と驚きました。“一週間で”じゃないの!!
あんな、世の中の、政治の中枢にいれば耳に入ることってものすごい量じゃないのかな、と思います。
それで、年間3冊ねぇ。
私が、新聞を切り抜いたり、気になったことをメモしたりしているものはデジタルのテキストデータを含めて一週間でもノート1冊分にはなると思います。
それに、3冊でもそこに書かれたものを分析して何か結果、結論などを導き出しているのであればいいと思うのですが、そういうことも言っていなかった。
他にも何人か総裁選に手を挙げているのか、迷っているのか、という感じの人達がいますが・・期待は薄いです。悪いけど、総理大臣になりたいだけってふうにお顔が見えてしまうのです。
ちょっと思ったことをメモ的に書いてみただけですが、これだってノート1~2ページ分くらいはあるんですけどね。
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