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2021/09/08

【王朝関係からの相談がけっこう多かった?!話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №36】

20210902_telephone_001

過去に会った人、あった出来事についての回顧文シリーズ。
このシリーズ、いろいろ書いてきて、思い出してきて、やはり20年以上前に「相談業務」をやっていた頃の話題は欠かせないと思いました(^^;)

で、今回も相談業務時代の話をまたひとつ。

相談の電話が掛かってくると、それをどの担当の先生にお願いするか振り分けるのも私の仕事のひとつでしたが、どれにも該当しそうにないものをどう“さばく”かがけっこう大変でした。
でも、“さばき”ようのないものもある・・。

相談者A(男性・50代半ば):「ここのところ、家賃の支払を滞らせているのだが、大家が払え払えとうるさい。とても失礼だし、払えるくらいの価格に値下げするように伝えてほしい。」

私:少し詳しく聞いたあとで、「〇〇町でメイン通り沿い、一軒家の借家にお住まいで、家賃が〇万円、庭付き、・・めっちゃ安いじゃないですか!」

相談者A:「いや、タダにしてもらってもいいくらいだ。」「私は天皇家の末裔の末裔である。そういった身分の者に家賃を請求するのは失礼である。」

私:「えっ、どういった“繋がり”なんですか?」

相談者A:「天皇家の系譜である何よりの証拠に最近気づいた。前から思っていたんだけど、私は“もち肌”である。それが何よりの証拠である!」

私:・・・一応、大家さんの連絡先を聞いて、こんな電話がありましたと伝えました。大家さんは「ああ、はいはい、最近そんなこと言い出したみたいですね。大丈夫です。善処いたします。ご迷惑おかけしました。」・・ということになりました。

相談者B(女性・50代前半か):「あんたンところに〇〇部長っているでしょ。私はその人とお付き合いしてるの。」

私:「(心の中 → なんだよ、またヤバい電話かよ。)〇〇部長はお顔は存知上げていますが、お付き合い?してる・・んですか?」

相談者B:「最近、私に冷たいし、遊びに来ないの。どうにかして。」

私:ていねいに、少しずつ聞き出していくと、どうやら水商売関係の女性らしく、部長が最近“河岸”を変えてお客として行かなくなったらしいことが、だんだんわかってきた(^_^;)
「こちらに相談いただいてもお役に立てそうにありません。何か別の方法でご本人に連絡してみてはいかがでしょう。」

相談者B:「あなた、私に命令する気? 失礼です。私はスペインの女王だったこともあるんですよ。“世が世だったら”あなたなんかの首を撥ねることも出来るんですよ! 控えなさいっ!!」

私:「ごめんなさいっ。では、ご本人にはそれとなくこんなお話をいただきましたと伝えておきましょう。」

・・で、仕方なく〇〇部長にお電話して・・

私:「あのう、申しわけございません。これこれこのような相談の電話が相談係にございまして、“スペインの女王”と自称される方に心当たりは・・。」

〇〇部長:「ああ(^_^)、わかったわかった、女王ね、ごめんね、大丈夫だよ。心配いらない。もう電話はいかないようにするから。たいへんだね、あなたも。がんばって!」

・・あっけなく終了。

長くなったのでこの辺にしますが、ご近所トラブルの相談で、琉球王朝の直系のプリンセスからのお電話をいただいたこともあります…σ(^_^;)
当時、相談界は王朝ブーム(^^;)だったのか・・。

 

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