ジェリー・ミンチントンの「心の持ち方」を読みました。
『心の持ち方 《完全版》/ジェリー・ミンチントン著 弓場隆訳(ディスカヴァー携書)』を読みました。
帯を見てみると、15年間に渡るベストセラーで、今回はプレミアムブックカバーと称して“堅い”印象のものではなく、ちょっと可愛くて、帯を外せば何の本だかわからないような仕様になっています。
若い女性が電車内などで読むのにもいいんじゃないかと思いました。
内容はというと、よくあるようなものなのですが、でも私には読みやすくて、共感できるもので、読後には“心強く”なったように感じるものでした。
日々私たちが生きて行く中で、どういう心持ちを基本的に持っていたらいいのか。
親や上司、その他の人から「こうあらねばならない」というようなことを言われたりした時にどう対応したらよいのか。
悪口を言ってくる人、人の悪口ばかり言っている人への接し方。
自慢ではなくて、「自尊心」を持って、それを芯に生きていくことの大事さ。
自分を卑下しないためにはこうしろ。
夢は持っていいのだ。それに向けてどう毎日生きていけばいいのか。
つらいことばかりの社会、世の中をどう見渡して、どう渡っていけばいいのか。
・・などなど・・。
簡潔にして明快に書かれていました。
ほんとうに読んだあとには少し自信が出て来たように感じました。
そして、ここで読んだことは、私が家族と接するときにも役立ち、これから家族の皆が様々なことに遭遇していくことであろうと思いますが、そのときの困難を切り抜けるヒントも書かれていたと思いました。
早速、妻や長女にも見せて、「よかったら少し目を通してもらえるといいと思う」と伝えました。
私も今後、時々自分を励ますために引っ張り出してパラパラとページをめくっていこうと思います。
« 【無用な深夜残業を強いる人達の話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №61】 | トップページ | 【誰のためというわけでもなく、自然体で動ける人の話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №62】 »
「心と体」カテゴリの記事
- 「老いを愛づる -生命誌からのメッセージ-/中村桂子」という本を読みました。(2022.07.21)
- 「伝言/永六輔」を読みました。(2022.07.15)
- 太田和彦さんの新刊「75歳、油揚がある」を読みました。(2022.07.12)
- 二十年の時を経て、町内のひとたちの心模様は変わっていた(2022.07.05)
- 久しぶりの東京宝塚劇場での観劇を終えて(2022.06.06)
「書籍・雑誌その2」カテゴリの記事
- 「オーディオの作法/麻倉怜士」を読みました。(2022.08.06)
- 石田衣良さんの「坂の下の湖」を読みました。(2022.08.05)
- 中島義道氏の「偏食的生き方のすすめ」という本を読んだ。(2022.08.03)
- 「日本トンチンカン悪者列伝」っていう本 (・_・;を読んだ。(2022.08.02)
- 寺島靖国さんの「My Room My Audio -十人十色オーディオ部屋探訪-」を読みました。(2022.08.01)
« 【無用な深夜残業を強いる人達の話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №61】 | トップページ | 【誰のためというわけでもなく、自然体で動ける人の話/過去に会った人、過去にあった出来事について振り返る №62】 »
コメント