ジェリー・ミンチントンの「心の持ち方」を読みました。
『心の持ち方 《完全版》/ジェリー・ミンチントン著 弓場隆訳(ディスカヴァー携書)』を読みました。
帯を見てみると、15年間に渡るベストセラーで、今回はプレミアムブックカバーと称して“堅い”印象のものではなく、ちょっと可愛くて、帯を外せば何の本だかわからないような仕様になっています。
若い女性が電車内などで読むのにもいいんじゃないかと思いました。
内容はというと、よくあるようなものなのですが、でも私には読みやすくて、共感できるもので、読後には“心強く”なったように感じるものでした。
日々私たちが生きて行く中で、どういう心持ちを基本的に持っていたらいいのか。
親や上司、その他の人から「こうあらねばならない」というようなことを言われたりした時にどう対応したらよいのか。
悪口を言ってくる人、人の悪口ばかり言っている人への接し方。
自慢ではなくて、「自尊心」を持って、それを芯に生きていくことの大事さ。
自分を卑下しないためにはこうしろ。
夢は持っていいのだ。それに向けてどう毎日生きていけばいいのか。
つらいことばかりの社会、世の中をどう見渡して、どう渡っていけばいいのか。
・・などなど・・。
簡潔にして明快に書かれていました。
ほんとうに読んだあとには少し自信が出て来たように感じました。
そして、ここで読んだことは、私が家族と接するときにも役立ち、これから家族の皆が様々なことに遭遇していくことであろうと思いますが、そのときの困難を切り抜けるヒントも書かれていたと思いました。
早速、妻や長女にも見せて、「よかったら少し目を通してもらえるといいと思う」と伝えました。
私も今後、時々自分を励ますために引っ張り出してパラパラとページをめくっていこうと思います。
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