わざわざテープに録って聞くジャズ番組
毎週土曜日と日曜日の私の楽しみのひとつになっているラジオのジャズ番組。
土曜日の夜11時からの一時間ですが、番組を聞きながら録音し、日曜日にもう一度テープを聞き返して、曲名とプレイヤー、録音年を整理してラベルに書き込みます。うちのジャズ猫マロンと一緒に。
録音する番組はラジオ日本の「オトナの Jazz Time 」です。
この番組でリクエストされて掛かる楽曲のほとんどは1940年代から1950年代です。
私の知らない曲、アーティスト、プレイヤーが多く、新たに知ることばかりですが、それがとても楽しくてうれしい(*^_^*)
もともとDJをされていた島崎保彦さんが亡くなられ、今はアシスタントをその時つとめていたジャズ・シンガーの紗里さんがあとを引き継いでいます。
紗里さんは、サックスプレイヤーの大御所、中村誠一さんの娘さんです。
なんで今さらカセットテープなの?と思われるのも当然かと思いますが、前にも書いたけど、カセットで聞く音はなんだかとても“くつろぐ”のです。
そうねえ、焼酎の“前割り”ってあるじゃないですか。
焼酎を水で割って、何日か寝かせておいて、それを“ぬる燗”にして飲む。
応えられない“まったり感”&“まったり燗”(^_^;)
まさにそんな感じで、古い録音(アナログ・レコード盤でほとんどの曲が掛かる)を聞くことは、デジタル全盛、配信ダウンロードやサブスクでスマホ経由で聞くものとは対極にありますが、これが“贅沢”というものです。
ラベルに一曲、一曲、手で、ペンで、楽曲を聞きながら、プレイヤーに思いを馳せながら書くという作業が、とても心地よい時間を与えてくれるのです。
「無駄なことやってるなぁ」と思われる方もいるかと思いますが、私にとっては至福の時間ですd(^_^o)
今も番組を聞きながら録音しております。
明日は前割りを飲む感覚で再度録音した曲を振り返りつつ聞き直します。
明日の楽しみを待ち遠しく思いながら、土曜の夜に眠りにつきます(#^.^#)
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