「文書通信交通滞在費」あわてて問題化する人と政党
表題の「文書通信交通滞在費」、“維新”の新人議員が NHK の番組中で「任期一日で100万円出るのは、世間の常識では考えられない」と、問題提起したことが発端となって、・・・みんなあわてて問題化していますね。
今までずっと問題だったんじゃないの?!
って、国民皆んな即座に思いました。
議員の地元が遠方でも、ネットが普及して昔みたいに手紙、文書、長距離電話などにお金が掛かることはどんどん少なくなっているんじゃないですか。
ただ議員として居るだけで、毎月100万円もらえて、非課税。しかも使途の報告もしなくてよい。・・ただの「おこづかい」じゃないの。
使い途の報告は、「事務が繁雑になる」などと、ぬかし・・おっしゃっている議員がずいぶんといるようですが、コロナ禍での給付金手続きはものすごく煩雑な書類と手続きを用意して“いいからやれ”と言っていたじゃありませんか。
あんたもやりなさいよ。人にやらせる面倒くさい手続き、自分もやってみたらいかが?
サラリーマンなどは出張したりしたら必ず自分でやっているんですよ。
やらないでしょうね、というか、やれないでしょう。何に使っているの100万円!明細なんて出せないでしょう。
「日割りにすることで検討する」って、言っている政党や議員の人達、100万円は要るんだね。内訳も出さずに・・。
“維新”の人達は、えらい勢いで100万円は寄付するようにする、なんて言っている矢先にいろいろ調べる人もいて、寄付の相手先が“自分”である領収書の画像が出回っています。
改革、改革と“耳あたり”のいいことを言っている人や団体を見つけたら、まずそいつらを疑った方がいいと思いました。
今回の“言い出しっぺ”も“維新”でしたが、底が浅すぎる。
「身を切る改革」・・まずは100万円を党全議員で返納したらどうですか。
ついでにもうひとつ“身を切って”、政党助成金も返納してください。あなた達が大嫌いな政党は返納していますよ。そのくらい身を切ってください。
ネットが世界中に普及しているこの時代にあって文通費が必要だと言うのであれば、使い途を国民に明確にして、正式に請求するのが一番だと思います。
以上です。
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