太田和彦さんの「銀座の酒場を歩く」を読んだ。
『銀座の酒場を歩く/太田和彦著(ちくま文庫)』を読みました。
読んでいて気づいたが、過去にこの本読んでいるな…σ(^_^;)と。
太田さんの本を見つけるとついつい買って帰るのですが、思わずそのうちの何冊かが既読だったりする・・。
そして、読み始めても途中まで気が付かない(^_^;)のでした。
でも、まあいいや、面白かったからd(^_^o)
この本は、銀座のタウン誌「銀座百点」の2006~2008年の連載「銀座の酒場を歩く」が一冊の本となったものです。
なので、文中にも [※注] がありますが、すでに移転している店、閉店した店も掲載されています。
でも、太田さんがあとがきで書かれているように、「かつて銀座にはこんな店があった」と思ってもらえれば・・ということで、それらの店の文章もそのまま掲載されているのです。
あらためて読んでみて、銀座のバーの数には驚かされます。
しかも、太田さんが紹介する文によると、それぞれがそれぞれに独特の個性あるお店で、さすが太田さんだ、これだけのお店を、しかも銀座だけでこんなにたくさん知っていて、なおかつ馴染になっているとは。
太田さんは、かつて銀座資生堂にデザイナーとして就職し、仕事をしていたので、銀座は、最初は先輩に連れられて行ったのでしょうが、まるで“庭”みたいに自由自在に歩き回っている様子がうかがわれました。
私が東京勤務の時にこの本を読んでいれば、「ロックフィッシュ」のハイボールなど飲んでみたかった・・。
「テンダー」や「ルパン」などは名前はよく知っているのですが、一度も行ったことがありません。
ワイン専門のお店や、おでん屋さん、蕎麦屋さん、日本酒専門のバーなども紹介されていましたが、いずれも読んでいるだけで行きたくなるような素敵なお店ばかりでした。
このコロナ禍がおさまったら、回ってみたいです。
そのときは、・・私の“飲みトモ”のアナタっ!!・・ご本人は自覚があると思いますが・・ぜひ一緒に行きましょう(^-^)/☆
それでは今晩は、この辺で。
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