ビートルズ「Let It Be」のスーパー・デラックス・エディション、最後五回目の試聴は、 Disc 5『Let It Be EP』です。
①Across The Universe(Unreleased Glyn Johns 1970 mix)
グリン・ジョンズによる未発表の1970年ミックスです。
冒頭に少し会話が入っています。
あの、“鳥のはばたき”が入っているものの方のテイクかと思います。
かなりナチュラルな仕上がりです。
アコースティックギターには、シュワシュワというエフェクトが掛かっていて、それもあの“はばたき”バージョン同様です。
もともとテープの回転を落として録音しているようなので、それを正常回転させて再生しているので、ちょっとジョンの声は高めに聞こえます。
思ったほどインパクトある新鮮さは無かった感じです。
②I Me Mine(Unreleased Glyn Johns 1970)
これも、グリン・ジョンズによる未発表の1970年ミックスです。
フィル・スペクターのバージョンに馴れてしまっているので、ちょっとサウンドが寂しい感じに聞こえてしまいます。
でも、サビのところはけっこう盛り上がる!
リンゴのドラムも、どのように叩いているのかよく聞こえる。
で、オリジナルのプロデューサーであったフィル・スペクターのバージョンでは、テープを繰り返して追加し、曲の体をなんとか保ったわけですが、こちらは本来の録音された長さで曲は終了するので、とても短く、あっけない (・_・;のでした。
③Don't Let Me Down(New Mix Of Original Single Version)
これは、オリジナル・シングル・ヴァージョンのニュー・ミックスです。
こちらでも、演奏前の会話が収録されています。
オリジナルではちょっと歪みがちだったギターやベースの音は制御され、聞きやすくなっていますが、ではそれがこの曲に合うのかというと、そうでもないかも・・。
リンゴのドラムも特にシンバルの音が制御されているように思います。クラッシュ・シンバルの破壊力が控え目になっている。ただ、どういうふうにリンゴが叩いているのかはっきりとわかるようになったので、逆にリンゴのドラムの上手さが引き立っています。
④Let It Be(New Mix Of Original Single Version)
これも、オリジナル・シングル・ヴァージョンのニュー・ミックスです。
聞いた感じはそれほどオリジナル・シングルとは変わっていないように感じる。
女性コーラスがけっこう際立って聞こえるな、という感じはしました。
また、間奏のジョージのギターがやはり際立ってよく聞こえます。エコー控え目。
全体にポールのボーカルもクリアで艶やかに聞こえます。
ラストの盛り上がりのリンゴのドラムは迫力が増しました。
最後のオルガンのハウっているような余韻は意識して消されたように思います。
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