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2022/01/10

「四字熟語ひとくち話」を読みました。

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『四字熟語ひとくち話/岩波書店辞典編集部編(岩波新書)』という本を、これまたブックオフで発見し、格安にて入手、読んでみました。

これは、岩波四字熟語辞典の編集者が選んで、熟語辞典を読む愉しみがいっそう増すような話を書いてみた・・というものです。
2007年に第一刷発行されています。

初めて聞くような四字熟語もたくさんありましたし、よく知っているものもあったのですが、よく知っているものでも、もとは逆の意味だったりして変遷を辿って現在に至る・・みたいなものもあり、勉強になりましたd( ̄  ̄)

中で、ちょっと気になった四字熟語について、ふたつほど書いてみたいと思います。

《隔靴掻痒・かっかそうよう》

この四字熟語を最初に聞いたのは、私が二十代の頃、ラジオのニッポン放送、髙嶋秀武さんがよく使っていたので、「どんな意味だろう、なんか“手がとどかない”みたいなことかな」などと思っていたのですが、当たらずといえども遠からじでした。

早い話がギプスや包帯でぐるぐる巻きにされた脚が痒い(^_^;)・・でも掻けない、こんな状態ですよね。
他人のやり方が気に入らない、自分ならと思っているが当人にはわからない。
自分が代わるわけにもいかないし、勝手にしろというわけにもいかない(^^;)

自分では使わない言葉です。だって、言ってもわかってくれる若い人はたぶん少なそうだから(*^_^*)

《玩物喪志・がんぶつそうし》

これは、この本を読むまで知りませんでした。
例えば、本というものは、本そのものよりも、書かれている内容に価値があるのであって、物理的な存在の本に魅力を感じてしまい(要するに初版本、私家版、著者のサイン入りなどの稀覯本などについて)、本当に大事な志を喪失してしまうことがある、ということなのだそうです。

本に限らず、物に執着すると肝心の志を失うということです。

私も音楽を聞くときに、楽曲そのものを味わうということを忘れ、その盤の貴重さや、たいした内容が収録されているわけでもないのに、ジャケットが珍しい、などということに気を取られ、本質を見失ってしまったこと、しまうことがよくあります。
わかっているんですけど・・ね。

「人を玩べば徳を失い、物を玩べば志を失う」という書経のことばからの四字熟語だそうです。

 

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