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2022/02/18

【復刻版】Modern Jazz喫茶『 頑 固 堂 』⇒《 A.T.'s Delight / 1960 》Art Taylor

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十数年前に作っていたホームページ“Modern Jazz喫茶『 頑 固 堂 』”のブログ版復刻です。
取り上げているのは、アート・テイラーのアルバム、「A.T.'s デライト」です。
再度聞き直して、追記も行いました。

A.T.'s Delight / 1960
Art Taylor

Art Taylor/ds
Dave Burns/tp
Stanley Turrentine/ts
Wynton Kelly/p
Paul Chambers/b
`Potato' Valdez/conga

①Syeeda's Song Flute
②Epistrophy
③Move
④High Seas
⑤Cookoo & Fungi
⑥Blue Interlude

いきなりコルトレーンの曲で、ぐぐっと盛り上がっていきます。ハイハットとピアノで始まり管がからんできていっきにジャズの世界に連れ込まれます。このアルバムを象徴するような名曲です。
私は、このアルバムというと、まずはこの曲のイントロが思い浮かびます。
すっごく“カッコイイ”(*^^*)
デイブ・バーンズのトランペットも次から次へと、“いいフレーズ”を吹きます。
そこへ下から持ち上げるようなスタンリー・タレンタインのテナーが曲を引き締め、さらにウィントン・ケリーのピアノがバンド全体を引っ張っていく感じですd(^_^o)
そして、テーマに戻ってくると、全員の息がぴったりと合っているという・・素晴らしい一曲目なのでした。

二曲目は“モンク”の曲です。独特のぎくしゃく感のあるイントロのあとタレンタインのテナーのソロで雰囲気十分な世界にいざなってくれます。
この独特な雰囲気をずっと維持していってくれるのは、ポール・チェンバースのベースのおかげだと思います。
左右スピカーの中心から聞こえてくるチェンバースのベースがこの曲を“骨太”な印象にしているのだと思います。“ポテト”バルデスのコンガがこれまた“いい味”出しているのでした。

三曲目は、最初はコンガとトランペットのせめぎ合いからテナーとコンガの勝負に移ります。めまぐるしいバトルに気を取られているとピアノが殴り込みをかけます。気づけばドラムも正面からやってきて真っ向勝負の様相。コンガも負けていません、楽しい一曲です。


四曲目は趣を変えて、ぐっとオトナの雰囲気に突入します。全員の落ち着いた渋いプレイに酔うのが正しい聴き方でしょう。
なんか、ジャズ喫茶で一杯のコーヒーと水で何時間も“粘っている”ような気がしてくる曲です。雰囲気十分!

五曲目はテーラーのオリジナル曲で、パーカッシブな一曲です。タレンタインのソロが曲を引っ張っていきます。
リズムに体をまかせると横に揺れる感じです。テーラーのでしゃばらないドラムソロも本人の人柄が感じられます。

最後はちょっと軽快なイントロからやはりタレンタインの“オトナ”のソロに突入、バーンズもじっくりとソロを聞かせてくれます。アダルトな雰囲気で締めくくってくれました。

 

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