中1の時の担任の先生が書いた「短歌入門 -実作ポイント助言-」を読んでみた。
『短歌入門 -実作ポイント助言-/秋葉四郎著(飯塚書店)』を読みました。
これは、私が中1の時、担任で国語の先生だった秋葉四郎先生が書かれたものです。
何度かこのブログ内で書きましたが、この正月に古書店で手に入れた「房総のうたびと」という千葉の短歌作家の紹介・研究本のようなものを見ていたら、その中に私の中学時代の先生の名があったのです。
そして、先生の住所を教えてもらい、先生が高名な歌人であることを知り、その作品にもふれ、うれしくなったと手紙を送ったのです。
そうしたら、先生(現在85歳)からお返事と、先生の歌集、そして今回ご紹介する「短歌入門」が届いたのです。うれしかった!!
この本は、先生が75歳の時に発刊されていますが、読んで見ると、実に若々しい文章で、ますますうれしくなりました(*^^*)
そして短歌を詠むことの喜びにあふれ、いつも歌を詠むことが頭にある・・とおっしゃっています。
先生の歌は、奇をてらったようなものは無く、実に自然体だし、逆にそのことによって感動が増しているように感じました。
私が今まで短歌にふれることがなかったので、珍しいかどうかはわかりませんが、様々な方の歌に対して、先生の添削例がたくさん載っていました。
これが、どれも適切で、「なるほどなぁ」とうなずくばかり…σ(^_^;)
中1の時に、先生から短歌を教わりたかったなぁ・・と思いました。
きっと中学生の短歌、おもしろいものがいっぱいになったに違いありませんd(^_^o)
今のところ、まだこの本や、先生の歌集の短歌を味わってばかりですが、先生からのお手紙に「ぜひ、短歌をやってください」と書かれていたので、今後チャレンジするかもしれません!
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