[ワイド&ローで格好良かったホンダのクルマといえば]
最近、クルマのことを何度か書きましたが、現行のクルマの話ばかりだったので、ひとつ「旧車」の話題を。
1980年代後半くらいに出た、ホンダのプレリュード(三代目)と、ついこのあいだ対向車として二度出くわしました。同じクルマでした。山坂道を滑るように降りてくるその姿は“神々しい”くらいd( ̄  ̄)
・・カッコイイ!!
当時はデート・カーなんて言われていたようですが、そんなこと関係無く、私は乗ってみたかった、そして乗ってみたいクルマです。
2.0Si は直列4気筒の DOHC エンジンが載り、舵角応動の機械式4輪操舵システム(4WS)も珍しく(CMもそれを強調した後輪が動く様子を使っていた)、しかもそれに伴って4輪ダブルウィシュボーンのサスペンションも採用され、とても魅力的なクルマでした。
エンジン・レイアウト後傾の工夫によって吸排気系の抵抗を減らし、そのおかげか、フロント・ボンネットが低く、クラウチング・スタイルみたいに構えたようなデザインは“秀逸”(だと私は当時思った)でした。
トランスミッションは、5速のマニュアルの他、4速のオートマチック車は、ノーマルとスポーツの変速パターンを選べる、当時としては珍しいものだったのではないかと思います。さらに、加減速時両方でロックアップされ、軽快な走りと燃費向上にも寄与していたようです。
そして、ブレーキ・システムはプレリュードの“ウリ”だった4輪アンチロック・ブレーキでした。滑る路面でも最後までステアリングの効きを確保しています。こういうのが、“ウリ”になるって、当時のユーザーはクルマ好きで、クルマに詳しい人が多かったんだろうな、と思います。
もう一度実物に出会いたい。そして、間近に見てみたいと思っている、ホンダのプレリュード三代目について書いてみました。
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