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2022/04/09

[まるで“楯”のよう、“威圧力”を増すクルマのフロント・グリルについて]

20220408_alphard_001

私は、大のクルマ好きです・・と言いたいが、現行のクルマで好きなクルマというと、なかなか思い当たらないような、そんな状況です。わくわくするようなクルマって少なくなりました。

むしろ、ちょっとブームになっている“旧車”の方が今は興味を持って再度見てみることが多いです。

それでも、すこしは現在のクルマについても“アンテナ”は張っています。
今回は、モデルチェンジのたびに肥大化し、“大げさ”になるフロント・グリルを持つクルマについて書いてみようと思います。

表題のように、“楯”化するフロント・グリルを持つクルマと言えば、トヨタの「アルファード」が思い浮かべられます。

見栄っ張りで、えばりん坊で、子供っぽい。
私は、これがこのクルマに乗る人の代表的なイメージじゃないかと思っています。・・乗ってる人、ゴメン。

つくっているトヨタも口には出さぬが、マーケティングに優れたトヨタのこと、・・そのくらいは考えてつくっていると思います。
ようするに金をある程度持っている日本人の姿をトヨタはこんなふうに捉えているのだと思います。

このクルマのポイントは、もちろんフロント・グリル。
無用にデカく、あたりを威嚇しながら走ることができるのですd( ̄  ̄)モデルチェンジの度にデカくなり、威圧的になってきました。

もう、ラジエーターへの通気口のガード的な役割という本来の目的からは大きく逸脱しています。その目的であれば、あんなに大きくなくてもいいし、より効率的な形があると思います。
「デザインというのは機能のパッケージングだ」と、かつての自動車評論家、三本和彦さんがおっしゃっていたのを思い出します。
その点でいうと、機能よりも完全にデザイン優先な状況だと思います。

この“大げさ”なデザインのフロント・グリルは、大人げない行動を思いのままにできる“錦の御旗”的な役割を果たし、これが付いていないと、あら不思議、ただの“バン”みたいな見てくれになるというトヨタのデザイン・マジックです。

フルモデルチェンジも近いらしいけど、ニューモデルのグリルは、もう“大人げない”を通り越した“田舎成金”的な押し出しの強さと豪華さを絢爛にふりまいており(※すでに予想図があちこちに出ている)、トヨタの思惑が間違いなく当り、大ヒットの予感がいたします。ファンが待ち望む“威嚇効果”抜群のルックスとなっています。

 

 

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弟分の新型ノア、ヴォクシーもこの路線で発表されました。
そのグリルの“えばりん坊”具合と“威圧”具合は抜群に“小金持ち”の見栄っ張り心を捉えています。間違いなく売れるでしょう。

このグリルが、“良いのか”“悪いのか”なんてことを書こうとしているわけではありません。売れるということは、これが日本人の心持ちを表わしているんだな、と感じていると書いているのです。

ホンダが「ステップ・ワゴン」をフル・モデルチェンジしましたが、トヨタとは異なるシンプルなフロント・マスクで基本モデルは登場しています。
ノア、ヴォクシーとステップ・ワゴン、人気、売れ行きを注意深く見てみたいと思います。
それが日本人の大方の人を表わしていると思うから。

私の予想では、ホンダがトヨタのノア、ヴォクシーの人気に押され、やむを得ずフロント・グリルを機能に関係無く、巨大化し、威圧的デザインに変更せざるを得ない状況に追い込まれるのではないかと案じています。

 

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