東海林さだおさんの「昼メシの丸かじり」を読んだ。
『昼メシの丸かじり/東海林さだお著(朝日新聞社)』という本を読みました。
2000年に週刊朝日に連載されたものをまとめたものですから、もう二十年以上前のものです。
なので、ブックオフにて220円で購入d(^_^o)
うどんや、カレー、青椒肉絲、焼きそばパン、串カツ、冷やし中華、鴨南蛮、チキンライス・・などなど(*^_^*)登場する食べ物は、相変わらずの私達がよく食べる一般的なものばかりです。
だから、書店でパラパラとページをめくっているうちに“お腹が空いて”きて、ついつい買っちゃうんですよ、うまくできている(^^;)
今までも東海林さんのこういう本は何度か読んで、このブログでもご紹介してまいりましたが、今までの傾向でいくと、途中までは面白いのだが、だんだん東海林さんの“こだわり方”が“マニアック過ぎ”て、しかも“しつこく”て、いやになってしまうことが度々ありました(^_^;)
でも、今回はほとんどそういうことがありませんでした。
けっこう古いものなので、まだまだ東海林さん、元気いっぱいで“突っ込み方”に勢いがあり、しかも読んでいるこちらの「そこをもっと掘り下げてくれ」という気持ちも“酌まれ”ていると感じるくらいの鋭さがありました。
かつて中華料理店には必ずあった「肉団子」が今はメニューに無い店が多いのではないか、と七店も巡ったりしています。
ああ、中華料理店の肉団子・・ミートボールに似ているけど、ちょっと違うんだよなあ、などと思いつつ読みました。
七店目で、やっと肉団子がある店を見つけ、注文すると驚かれたりして(^^;)めったに頼む人なんていないのだろうな、と思いました。
そうかと思うと、今度は串カツの串に刺さっている順番がどうなっているか(肉と玉ねぎの順番です)調べたりしています。まあ普通の人はやらないよね (・_・;
しかも、刺さっているのが玉ねぎではなく普通のネギのお店もあることに気付き、意外とネギの店も多いと驚きます。
ひとくち目はネギなのか、肉なのかにもこだわって、いろいろ東海林さんの“思いの丈”が綴られていました…(^_^;)
ちなみに、六軒の店を回って、玉ねぎが三軒、ネギが三軒だったそうですd( ̄  ̄)どうでもいいけどね。
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