椎名誠さんの「ただのナマズと思うなよ」を読みました。
『ただのナマズと思うなよ/椎名誠著(文春文庫)』を読みました。
週刊文春に2002年から2003年にかけて連載されたもので、2004年に単行本に、そして2007年に文庫化されたものです。
だいたい20年前のものだから、まだまだ世の中はけっこう“ムチャ”しても笑ってゆるしてくれたような時代だったかもしれません。
日本中、あっちに行っては“浮球”野球や、三角ベースの野球をやったり、それも地元の人たちもひっくるめてけっこう大会にしてしまったり。
道路標識と共にある「交通標語」の幟(のぼり)に物申したり、選挙時のあの街宣車のスピーカーでの“通り一遍”の“がなり”に文句を言ったり、結婚披露宴でのバカバカしい演出に呆れたり、いつものことですけど、やっぱり面白いd(^_^o)
ネパールやベトナム、カンボジアの旅での仰天エピソードも、椎名さんならでは、です。
日本でも、世界でも、椎名さんの感じ方はいつでも真っ正面から受けとめて、いやはやこれは!という結論になる・・これもいつものことですが、また面白いd( ̄  ̄)
酒田のワンタンメンの美味しさについて書かれている部分がありましたが、いまやラーメン屋さんではあまり見ない、立派な中華料理屋にもあまりない、町の中華屋さんで見かけるワンタンメンを丁寧につくるお店を紹介していますが、ほんとうに食いたくなった(*^^*)ワンタンの描写があまりにも素晴らしい'(*゚▽゚*)'
あの居酒屋探索で有名な太田和彦さんがそのワンタンメンの美味しいお店を訪ねる動画を見たことがあるのですが、いやもう店主が作り方まで見せてくれたのですが、天女の羽衣のように美しいワンタンでした。しかも“い~っぱい”入っているんですヽ(=´▽`=)ノ
食べ物、冒険、世間の変な物、などを語らせたら、やはり椎名さんは私にとって最重要人物です(*^_^*)
まだまだ椎名さんの本、ストックがありますので、また読んだら書きます(*゚▽゚)ノ
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