「一行怪談」を読みました。
『一行怪談/吉田悠軌著(PHP文芸文庫)』という本を読みました。
これもまたブックオフで見つけた“不思議本”で、安価で手に入りました。
著者、吉田悠軌氏は、怪談、オカルト研究家だそうです。
怪談の収集や、国内外の怪奇スポットの探訪をライフワークとしていて、雑誌、WEB、テレビ、イベント出演などにも精力的に活躍中とのこと、私も今後気をつけて見ていたいと思います。
この本は、タイトルにもあるように、ほぼ“一行”~“二・三行”で怪談らしきものが書かれていて、そんなに短いのに・・なんだか怖い (・_・;
戦死した曾祖父のノートいっぱいに記された6桁の数字は、毎夜かかってくる無言電話の番号と一致していた。・・・なんか、怖いでしょ。
こういうのが、それぞれ1ページに一話書かれているのです。
今すぐ家から出なさい、と電話の向こうから叫ぶ母の声を聞きながら、すぐ横でテレビに笑う母を見つめている。・・・これも、とっても怖い。テレビに笑う母は誰?!
冷蔵庫が開いたままだと注意すると、妻はうんざりした顔で扉を閉め、次の瞬間、庫内から激しいノックの音が響いた。・・・( ̄O ̄;)こんなんばっか!でした。
ちょうどよい恐怖のダメージ具合で読み終えました。
クセになりそう…σ(^_^;)
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