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2022/06/16

映画「大河への道」を見てきました。

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映画『大河への道/2022年 日本 監督:中西健二 原作:立川志の輔 企画:中井貴一 出演:立川志の輔、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、溝口琢矢、西村まさ彦、平田満、草刈正雄、橋爪功 』を見てきました。

立川志の輔の落語『伊能忠敬物語…』が原作になったんだそうですが、志の輔さんの落語を映画というエンターテインメントで表現しようと企画したのが、主演の中井貴一さんで、中西健二が監督を務めている歴史ドラマとなっておりました。

 

 

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たまたま志の輔さんが落語の公演の帰り道、佐原に寄って、伊能忠敬の記念館を訪れたことから落語を創作することになり、それを聞いた中井さんが企画し、実際に私も見て、とてもいい映画になったものだと思いました。

物語としては、千葉県香取市役所で、伊能忠敬を主人公にした“大河ドラマ”で観光促進をしようというプロジェクトが立ち上がる。
でも、脚本作りをお願いした先生が発見したのは、伊能忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていた事実。
これじゃ大河ドラマにならないよ、というところからストーリーは急展開!
伊能忠敬の遺志を継いだ弟子たちの物語が紐解かれていくのでした。“ちゅうけいさん(忠敬のこと)”は生きていることにして・・。

 

 

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舞台は、香取市役所の職員が大河ドラマを何とか実現させようとする現代と、実際に忠敬が地図を作っていた江戸時代と両方がスクリーン上で展開され、しかも出てくる役者はダブルキャストで、これもまた面白いつくりです。
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現代の市役所職員の中井さんや、松山さんが苦労する場面、そして艱難辛苦を乗り越え、時には客席を笑いの渦に巻き込むギャグなども含めながら進行する江戸時代の日本地図を完成させた人々のシーン、これらが交互に現われ、やがてラストの2022年の今見ても圧倒的で素晴らしい日本地図のシーンに(どういう場面かは映画を見てください)涙が落ちました。
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中井さんの側近を演じた松山さんの、今風だけど、“感動しい”の男の演技もよかったし、北川景子さんのキリッとした演技とたたずまいは大向こうを唸らせるような感じでした。

そのほか、出てくる人達は“ひと癖も、ふた癖もある”役者さんばかりで、見応えありましたよぉ~d(^_^o)

千葉県が全国に誇れる人と言えば、この「伊能忠敬」と「長嶋茂雄」です。
ふたりとも常人のレベルを超えるスケールのある人です。
香取市役所、そして佐原の皆さんは、この映画、“自慢”できますねぇ、ほんとにいい映画でした。

100点!!

 

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