EV時代が来て、発電は大丈夫なのか、と再度問います。
6月1日のこのブログに「EV、EV」(EV=電気自動車)」って言ってて、皆んなが電気自動車に乗り換えて、そのとき充電できるほど発電は間に合っているの?と、ふつうの人は思う、ということを書きました。
いつぞや、「発電量が逼迫しているから、皆さん節電を」というアナウンスがあったことを、そのときにも書きましたが、書いたそばから、先日、もう政府が「お願い」を始めました。
新聞、テレビ、ラジオなどでも「この夏、・・ついでに冬も節電してくれぇ~っ!」って政府がメディアを通じて国民にお願いしていました。
あんたそれで、やがて皆んなが“お上”に言いくるめられて、ガソリンエンジン車を電気自動車に乗り換えたらどうなるんでしょう、と思いました。
「すいません、電気足りないから自動車乗らないで!」って、言うんでしょうか。
流通関係が大変厳しいことになってしまうのは目に見えています。
先のこと考えてから「電気自動車はイイぞぉ~」って言った方がいいと思います、というのが本日の書きたかったことです。
私、仕事でEVに乗っていたことがありますが、真夏の走行はエアコンも当然使うわけで、その分“みるみる”電池が減っていくのです。
あちこちで、充電不足のクルマが立ち往生するかもしれないです。
EV時代を見据えて、発電量の予測はもちろん、それに見合う発電をどのように実現するのか、いいかげん国民に見えるように動いてもらいたいものです。
充電ステーションのようなものを地域にどのくらいの割合で設置するのか、とか、自宅に充電用施設を設ける場合の補助だとか、ソーラーを利用した充電設備について考慮するとか、アナウンスがほしいところです。
近未来の話ではなくて、もう“今”からどんどん動いていかないと、たいへんなことになってしまいそうです。お前なんかが何言ってんだ!と言われるのは百も承知、二百も合点です。
でも、だぁれも何も発言しないでいると、一日働いてきて、帰宅後クルマを充電し、さあ部屋のエアコン入れて、調理もIHで、なんて皆がやったとたん、「大停電」ってことにならないよう、祈るばかりです。
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