1970年代から1980年代製産の国産車やギターが貴重だという話
20日の新聞を読んでいたら、たまたま同日の新聞に別記事で出ていたんですけど、表題にあるように、70年~80年代の国産旧車が高値を呼んでいるという。
そして同じく、国産のギターも同じような年代のものが特に国外で高い評価を得て、これまた高値を呼んでいるのだそうです。
記事を読んで、それは「あり得る」というか、「当然」かもしれないと思いました。
当時の製品には、職人の魂が入っていたような気がするからです。
まずはクルマの方ですが、その頃は各社(各車)が個性あるルックスと、エンジン他特異な機能などを持ち合わせていました。
エンジンでは、カムシャフトが二本になったり、バルブが4バルブになったり、ターボが付き、それにまたインタークーラーが備えられたり、フルタイム四駆や、四輪操舵、サスペンションがアクティブになったり、“各社(各車)各様”で、クルマ好きにはたまらない時代だったと思います。
何よりもスタイルが独特で格好良かった。今のクルマの“ずんぐりムックリ”とした“過剰マッチョ”みたいな変なデザインは無かった・・、いい時代だった。
中には発売されていた当時の価格の4倍の値段を付けているものもあるそうです。
その、乗りたい気持ち、買いたい気持ちは私にもよくわかります。
あの当時の“ワクワク”するクルマ、思い出しただけでニコニコになります(#^.^#)
そしてあの頃のギターは、国産の・・特にエレキはレスポールやフェンダーのストラトキャスター、テレキャスターなどのコピーモデルがたくさん売られていて、あの当時はそんなに気づかなかったが、外国では、その当時の日本の使用木材の良さ、その精巧な接着技術、金属部品の精緻な造り、そして組み立ての良さなどから、これまた高値を呼んでいるのだそうです。
ああ、私が所有していたヤマハのレスポールや、アリア・プロⅡなど、人に譲らなければよかった・・…σ(^_^;)
当時のグレコやフェルナンデスなどの国産ギター、友達も皆使っていました。本物のフェンダーを持っていたのは、金持ちの“ボンボン”だけでした。
当時、本物の音を聞いたことがほとんどなかったので、国産のギターがどれほどいい音を出していたのか私達はわからなかったわけですが、実際はいい音が出ていたんでしょうね。
つくづくもったいないことをした(^^;)
ということで、クルマは写真や YouTube で楽しみ、ギターも時々ハードオフなどにぶら下がっているヤツを覗いたりして楽しむことで心の平安を得たいと思います。
きょうは、高値を呼ぶ国産旧車と、国産コピーギターのお話でした。
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