和田秀樹さんの「感情的な人に負けない本」を読みました。
『感情的な人に負けない本 -いつも機嫌よく-/和田秀樹著(新講社)』を読みました。
またまたブックオフで安価にて購入。
精神科医・和田秀樹氏による表題のタイトルの本、気になって読んでみました。
今まで書店などでよく見かけたのは、「感情的にならない本」だとか、「感情的にならない話し方」など、自らが感情的にならない方法が書かれたものだったのですが、今度は自分が相対する相手方が感情的な人だったらどうするか、という本でした。
なぜこういうテーマが気になったかというと、仕事から離れ、療養生活をしている現在、たまたま町内会の役員という立場が回ってきて、会員各戸を回る機会に“感情的な人”がいた・・そして、仕事をしていたときにはクレーマーなどの相手をする職場にいたこともあったのに、その感覚がよみがえって来ず、久しぶりに苦労してしまったことが原因です。
あらためてこの本を読んでみて、相手との距離感がつかめなかったことが原因だったな、と反省しました。
相手の言うことに、まともに反応し、距離をつめて正面から話をしてしまったことが良くなかった。
相手からの攻撃(口撃?)には、ボクシングでいう「スウェー」で、かわしていくことが大事だと再三書かれていました。
こちらが心を落ち着かせて、相手とまともに“打ち合わない”ようにしなければいけなかったのに、そんなことあの頃はわかっていたのに、すっかり忘れてしまっていたのでした。
この本では、感情的になる人が、いったいどんな人なのか、様々な考察をしていましたが、それも役立つと思いました。
そんなに緊迫した場面でなくとも、人とつき合う中で、相手を知ることは大切なことです。
その“コツ”のようなものを忘れずにおこう、と、あらためて思った次第です。
また勉強しちゃいました。
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