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2023/01/08

「お茶席の冒険/有吉玉青(たまお)」を読みました。

20230108_ariyoshi_tamao_001

『お茶席の冒険/有吉玉青著(光文社知恵の森文庫)』という本を読みました。
またまたブックオフで格安購入です。

著者は、有吉佐和子さんの娘さんなんですね。
そして小説家、随筆家でもあります。

この本は、お茶席についてということで、茶道に親しむ著者が茶会や教室に出かけて経験したさまざまなことを面白く書かれています。

幼い頃に一度お茶を習っていたのですが、12年のブランクを経て教室に通いだし、そこでの新鮮な経験、茶道の様々な決まり事、失敗経験などをけっこう正直に書かれていて、おおらかな方だなぁと楽しんで読むことが出来ました。

最近、浜美枝さんがやっているラジオ番組で英国の紅茶の作法などについての先生がお話しているのを聞いたのですが、驚くことに英国のアフタヌーンティーの儀式的な作法のようなものは、日本の茶道に影響を受けているのだそうです。

ということで、この本にも書かれていましたが、お茶席での作法というか、決まり事はけっこうたくさんあります。
しかも流派によって左右が逆だったり、手順やその他いろいろなやり方があるようです。
面倒そうだな、とも思いますが、でも以前教育テレビで「茶道」の時間などを興味を持って見ていたことがあるのですが、実に“いい時間”と“空間”を体験できる素晴らしいものだと思っていたのです。

さらに茶室や、使用される道具、掛け軸や花、お菓子など興味は尽きません。

2013年だったか、市川海老蔵さん主演で上映された「利休に尋ねよ」という映画も見ましたが、権力者なども魅了される「茶の湯」は、さまざまなことを含めて奥深いものだと思います。

この本は、失敗談や、著者の楽しかった経験、大変な思いをした経験も愉快に書かれていて、とても楽しめました。
お茶に興味のある方にはおすすめ本です。

 

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